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不思議系彼女は、天然小悪魔。
written by チョンマー
  • 学校/学園
  • 甘々
  • 学生
  • 同級生
  • 天然
  • 不思議ちゃん
公開日2025年08月24日 22:50 更新日2025年08月24日 22:50
文字数
1137文字(約 3分48秒)
推奨音声形式
指定なし
推奨演者性別
女性演者向け
演者人数
1 人
演者役柄
女子高校生
視聴者役柄
男子高校生
場所
校門
あらすじ
表情が変わらず、感情が希薄な女の子が、僕のクラスにいる。
時折、不思議な発言をしていることもある。俗に言う不思議ちゃん、というやつなのだろう。

そんな彼女のことが、僕は少し気になっている……。
本編
(足音)
んっ? あれっ、きみか。
夏期講習お疲れさまー。
いつから隣にいたの?


ちょっと前から?
ごめんね、気づかなくて。


気にしてない? よかった。ちょっと夢中になってて。
きみが声を掛けてくれるまで全く気付かなかった。


今日も暑いね。ネッククーラーつけてるけれど、少し外に出ただけで、汗が止まらない。
きみも、熱中症には気を付けてね。
もう学校に用がないなら、早く家に帰った方がいいんじゃない。


こんな暑い中、わたしは何してるのって?
わたしはね、空を見てたの。


綺麗な青空だねって?
ううん、青空は確かに綺麗だけど、そうじゃないの。
わたしはね、星を見てたの。

星はね、明るすぎて見えないだけで、昼間でもちゃんと空にあるんだって。
だから、星にお願い事をしたら昼でも、願い事を聞いてくれるかなって。

わたしはしし座生まれで、しし座は夏のこの時期、昼頃に真上にのぼって来るんだって。
だから、空を見てたの。


お願い事は何かって?
うーん……べつにきみに話してもいっか。

何でもね、今日の朝の占いで、しし座が一番で、『あなたを気になっている人が声をかけてくれるかも』だって。
わたし、今は好きな人は居ないけど、わたしのことを好きな人はもしかしたら居るのかもなーって思って。
せっかくだから、星にお願い事をして、占いが叶いますようにってお祈りしてたんだ。


……あれっ、顔が赤いよ?


気にしないでって?
変なの。

まっ、いいか。そろそろお願い事をするの飽きたし。
このままずっとここにいると、熱中症になりそうだし。
せっかくだから、一緒にどこか涼める場所に出かけない?


いいの? ありがとう。
なんだか、とっても嬉しそうだね。
でも、そっか。こんな暑いところにずっとだなんて、誰だっていやだよね。

わたし、ドーナツが食べたいな。ドーナツ、今日のラッキーアイテムだったから。
ドーナツ、嫌いだったりする?


平気? 良かった。
それじゃ、駅近くにお店あるの知ってる?


そう、その場所。有名なチェーン店のやつが少し前にできたんだ。
あそこにさ、二人で行こうか。


また顔を赤くした。
暑くてのぼせそうなの?
それとも、もしかして、体調が悪い?
ちょっとおでこ、かして。


うーん、熱があるわけじゃない、かな。
外が熱すぎて、きちんと分からないけれど。
どうする? 無理しなくてもいいよ。


大丈夫? そっか。
それなら、倒れちゃう前に移動しよっか。
涼しいところでさ、せっかくだし、もうちょっと話をしたいな。


いいのって、別に構わないよ。
だって、一人で食べるより、二人で食べるほうが楽しいでしょ?


そうだ、あっちについたら、君の星座を教えてよ。
どんな運勢だったかとか、ラッキーアイテムとか教えてあげるから。
一緒にラッキーアイテム探してあげる。

ふふっ、ちょっと楽しくなってきた。
それじゃ、はやく行こう。
クレジット
・台本(ゆるボイ!)
不思議系彼女は、天然小悪魔。
https://x.com/yuru_voi

・台本制作者
チョンマー
ライター情報
pixivでフリー台本を書いています。
甘々な話も、ちょっとエモいお話も、どっちも好きで書いています。
元々小説畑の人間なので、どこか物語染みてるところがあるかも……。
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