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公開日2025年09月04日 07:15
更新日2025年09月04日 07:15
文字数
1206文字(約 4分2秒)
推奨音声形式
指定なし
推奨演者性別
女性演者向け
演者人数
1 人
演者役柄
黒豹獣人の女の子
視聴者役柄
人間男子
場所
公園
あらすじ
獣人の中でも希少種である黒豹獣人と知り合いの貴方は、木登りが得意な彼女に、木に引っかかった風船を取ってもらうことにした。貴方の呼び出しに渋々応じた風の彼女だったが、間違いなくデレの態度は見せていた。しかし、鈍感な貴方はそんな彼女の態度に気がつくことなく、あっさり地雷を踏み抜いてしまって…?
【キャラ紹介】
①黒豹ちゃん
→男勝りの褐色系女子。木登りと泳ぎが得意。群れないボッチの女の子だが、唯一主人公くんには心を許している。群れないけど、クラスでは男女問わず人気がある。俺様系イケメン要素があるからね、仕方ないね。
②主人公くん
→お人好しの鈍感おぼっちゃま。ついでにデリカシーもない。困っている人がいたら、思わず声をかけてしまうようなタイプ。異性からの好意に鈍感なのは、単純にこれまでそういった機会に恵まれなかったため。人間女子からは普通に恋愛対象外とみなされている。仮にもお金持ちの子なのにね。
【キャラ紹介】
①黒豹ちゃん
→男勝りの褐色系女子。木登りと泳ぎが得意。群れないボッチの女の子だが、唯一主人公くんには心を許している。群れないけど、クラスでは男女問わず人気がある。俺様系イケメン要素があるからね、仕方ないね。
②主人公くん
→お人好しの鈍感おぼっちゃま。ついでにデリカシーもない。困っている人がいたら、思わず声をかけてしまうようなタイプ。異性からの好意に鈍感なのは、単純にこれまでそういった機会に恵まれなかったため。人間女子からは普通に恋愛対象外とみなされている。仮にもお金持ちの子なのにね。
本編
(軽々と木に登り、風船を取る)
ほっ、と……はい、少年。風船、取ってきてやったぞ。
へへ、まぁな。お姉ちゃん、これでも獣人だから。木登りは得意なんだ。
んー?なんだ?お姉ちゃんに何か聞きたいことでも?
あ〜…その、ごめんな?お姉ちゃん、もう結婚する相手決まってんだ。だから少年とは結婚できないんだ。ホント、ごめん。
そんなガッカリすんなって。大丈夫、将来はきっとアタシなんかよりすごい女の子が君を娶ってくれるさ。
あぁ。いつか絶対、良い出会いがある。お姉ちゃんが保証してやるよ。
さ、そろそろお家に帰りな?あまり遅くなると親御さんも心配するだろうしさ。
おぅ、またな。気をつけて帰れよ。
(手を振って立ち去る少年を見送る)
……こんなもんでいいか?このお人好し野郎。
何ニヤニヤしてんだよ…なんかムカつくな、その顔。一発、殴っていいか?
(ため息)
つーかさぁ…アタシ、風船取る為だけに呼び出されたの?あれくらい、アンタが自分で取りに行けよ。
あー、さいですか…この運動音痴め。こういう時はすーぐアタシを頼りやがる…
…嫌とは言ってねえよ。つか、その黒いお姉ちゃん呼びやめろ、気色悪い。
たしかにアタシは黒豹の獣人だけど、アンタはアタシと同いだろーが。
…あ、そ/// 言っとくが、褒めても何も出ねーぞ///
まぁ、そうだな…自分で言うのもアレだけど、黒豹の獣人は希少種だし、世界的に見てもかなりレアな獣人ではある。そんなアタシを見出したのが、アンタなわけだが…///
…見出してくれたろ。村から弾き出されたアタシの面倒見てくれて…人間界で暮らす手続きとか色々手伝ってくれてさ…
おかげで今はこうして学校にも通えてる。だから感謝してんだぜ?これでも…
へっ…そーかよ。アンタらしいな。あ、ちなみに、さっき言った結婚予定の相手なんだけど…だ、誰だと思う?///
……いや、分かれよ!この流れなら、普通誰かなんて一発だろ!むしろ、ソイツ以外誰がいんだよ!
「結婚式には呼んで」じゃねぇ!肝心なとこで鈍いな、アンタは!
いいか!?一度しか言わねーから、耳かっぽじってよーく聞けよ!
アタシの結婚相手は、その…人助けのためなら、すぐアタシを呼び出すような、獣人使いの荒い奴だよ///
……は?おま、それ…マジで言ってる?
へ、へー…そっかそっかぁ。ここまで鈍感だと逆に清々しいな…おら、ちょっとこっち来い。
(彼を物陰に連れ込み、壁ドン)
…なにしてるかって、見りゃ分かんだろ。壁ドンだよ、壁ドン。
あぁ、そうだな。普通は逆だな。こういうのは、男が女にするもん…らしい。
けど、別にいいだろ?リアルの力関係は、アタシの方が上…それなら、アタシがやる方が自然ってもんだ。
そ、大正解。でもその正解に辿り着くのがちと遅かったな?さっきので察してりゃ、力づくコースはなかったのに…
嫌だ、考え直さねえ。鈍感野郎は力づくでアタシのモンにするって決めた。アタシを怒らせたアンタが悪りいんだぞ?
それとも…アタシみたいな、褐色の獣人は嫌いか?
ふふ、よく言った。じゃ、今からちょっくら味見すっから、大人しくしてろ…
ほっ、と……はい、少年。風船、取ってきてやったぞ。
へへ、まぁな。お姉ちゃん、これでも獣人だから。木登りは得意なんだ。
んー?なんだ?お姉ちゃんに何か聞きたいことでも?
あ〜…その、ごめんな?お姉ちゃん、もう結婚する相手決まってんだ。だから少年とは結婚できないんだ。ホント、ごめん。
そんなガッカリすんなって。大丈夫、将来はきっとアタシなんかよりすごい女の子が君を娶ってくれるさ。
あぁ。いつか絶対、良い出会いがある。お姉ちゃんが保証してやるよ。
さ、そろそろお家に帰りな?あまり遅くなると親御さんも心配するだろうしさ。
おぅ、またな。気をつけて帰れよ。
(手を振って立ち去る少年を見送る)
……こんなもんでいいか?このお人好し野郎。
何ニヤニヤしてんだよ…なんかムカつくな、その顔。一発、殴っていいか?
(ため息)
つーかさぁ…アタシ、風船取る為だけに呼び出されたの?あれくらい、アンタが自分で取りに行けよ。
あー、さいですか…この運動音痴め。こういう時はすーぐアタシを頼りやがる…
…嫌とは言ってねえよ。つか、その黒いお姉ちゃん呼びやめろ、気色悪い。
たしかにアタシは黒豹の獣人だけど、アンタはアタシと同いだろーが。
…あ、そ/// 言っとくが、褒めても何も出ねーぞ///
まぁ、そうだな…自分で言うのもアレだけど、黒豹の獣人は希少種だし、世界的に見てもかなりレアな獣人ではある。そんなアタシを見出したのが、アンタなわけだが…///
…見出してくれたろ。村から弾き出されたアタシの面倒見てくれて…人間界で暮らす手続きとか色々手伝ってくれてさ…
おかげで今はこうして学校にも通えてる。だから感謝してんだぜ?これでも…
へっ…そーかよ。アンタらしいな。あ、ちなみに、さっき言った結婚予定の相手なんだけど…だ、誰だと思う?///
……いや、分かれよ!この流れなら、普通誰かなんて一発だろ!むしろ、ソイツ以外誰がいんだよ!
「結婚式には呼んで」じゃねぇ!肝心なとこで鈍いな、アンタは!
いいか!?一度しか言わねーから、耳かっぽじってよーく聞けよ!
アタシの結婚相手は、その…人助けのためなら、すぐアタシを呼び出すような、獣人使いの荒い奴だよ///
……は?おま、それ…マジで言ってる?
へ、へー…そっかそっかぁ。ここまで鈍感だと逆に清々しいな…おら、ちょっとこっち来い。
(彼を物陰に連れ込み、壁ドン)
…なにしてるかって、見りゃ分かんだろ。壁ドンだよ、壁ドン。
あぁ、そうだな。普通は逆だな。こういうのは、男が女にするもん…らしい。
けど、別にいいだろ?リアルの力関係は、アタシの方が上…それなら、アタシがやる方が自然ってもんだ。
そ、大正解。でもその正解に辿り着くのがちと遅かったな?さっきので察してりゃ、力づくコースはなかったのに…
嫌だ、考え直さねえ。鈍感野郎は力づくでアタシのモンにするって決めた。アタシを怒らせたアンタが悪りいんだぞ?
それとも…アタシみたいな、褐色の獣人は嫌いか?
ふふ、よく言った。じゃ、今からちょっくら味見すっから、大人しくしてろ…
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