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- 純愛
- 同級生
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- お祭り
- 花火
公開日2025年09月07日 22:18
更新日2025年09月07日 22:18
文字数
2014文字(約 6分43秒)
推奨音声形式
指定なし
推奨演者性別
女性演者向け
演者人数
1 人
演者役柄
女子高校生
視聴者役柄
男子高校生
場所
お祭り会場
あらすじ
友達と約束をしていったお祭り。
しかし、友達とはぐれてしまったみたいだ。
そんな中、偶然出会ったクラスメイトの女の子。
彼女も、どうやら友達とはぐれてしまったみたいで……
しかし、友達とはぐれてしまったみたいだ。
そんな中、偶然出会ったクラスメイトの女の子。
彼女も、どうやら友達とはぐれてしまったみたいで……
本編
あれ……?
君って、同じクラスの……。
元気ですか?
はい、こちらも元気です。
ところで、どうしてここに?
君の住んでいるところ、この会場に近かったですっけ?
ですよね。
ということは、わざわざここまで来たのですか?
友達に誘われた、とかですか?
やっぱり。私も似たような感じです。
私も、友達に誘われたんです。このお祭り。
その友達?
あの……実は、はぐれてしまいまして。
そういう君は、友達と来たのに、どうして一人なんですか?
君も?
ふふっ、二人して何やっているんでしょうね。
……その、せっかくなら、二人で一緒に、お互いの友達探すついでに巡る、というのはどうですか?
一人で待ちぼうけするよりも、そっちの方が、退屈しないと、思うのですが……
どう、ですか?
いいんですか? ありがとうございます。
実は、一人で少し心細かったので……君と会えて、良かったです。
いえいえ! とんでもない!
むしろ、そっちの方は大丈夫ですか?
私なんかと、一緒で。
もう、お世辞が上手なんですね。
でも、嬉しいです。その言葉、ありがたく受け取っておきますね。
じゃあ、行きましょうか。
……あの、君は屋台で買い物をしましたか?
まだ?
それなら、せっかくなので、一緒に並びませんか?
いや、その、お腹が空いてるとか、そういうわけではなく。
せっかくのお祭りですから、屋台で何か買った方が、とそう思いまして。
友達と一緒の方が、良かった、ですよね?
ごめんなさい、聞き方が意地悪でした。
ううん、無理に私に合わせなくても大丈夫です。
友達と合流するまでの間、一緒にいてくれてるわけですし……。
えっ? あそこのわたあめですか?
そうですね、美味しそうです。
一緒に買わないか……?
……はいっ! 買いましょう。
ふふっ、嬉しいな……。
いえ、何でもないです。
それじゃ、一緒に行きましょうか。
私もわたあめ、一つください。
……えっ?
いや、違います! 私はこの人の彼女じゃ……。
そんな、いいんですか? サービスだなんて。
ありがとう、ございます。
なんか、カップルと勘違いされちゃいましたね。
おまけで一つくれたのはいいですけど、私だけ、タダなのは申し訳ないです。
少し待ってくださいね。お金渡しますから。
せっかくのサービスなんだしって、でも……。
というか、本当に良かったんですか?
私と、その……カップルということに、なっちゃいましたけれど。
そう、ですか。
それなら、いいんですけれど。
……ダメではないよね。別にいいって言ってるわけだし。
ううん、何でもないです。
その、次、こういうことがあったら、今度は私が払いますから。
それで、おあいこってことで……。
うん、約束。
それじゃ、次は、何を買いましょうか?
かき氷、いいですね!
何味にします? 私は――
あっという間に、一通り巡っちゃいましたね。
このままだと、花火、始まっちゃいますね。
お友達と、連絡、まだつかないんですよね?
私のほうも、です。電話もしてみたんですが。
人が多いし、あちこちで大きな音がしてるし、着信音にも気づかないのかもですね。
花火……私と一緒でも、いいですか?
ごめんなさい、変な質問してしまって。
その……そこまで仲良くない人と一緒に、花火を見ても……とか、考えちゃって。
……もう、仲良し?
そっか、君は、優しいよね。どんな時も、誰にでも。
言わなきゃ、いけないことがあるの。
あのね……君が、友達とはぐれたのは、私のせいなの。
私の友達が、君を見つけて、君の友達にこっそり連絡を取って、君から離れるようにって連絡したんだ。
私と、二人っきりにするために。
私ね、君が人に優しくしているのを見て、私にもふとしたことで、親切にしてくれて。
そのときの笑顔が、忘れられなくて。
君のことで、頭がいっぱいになってた。
それを、友達に話したら、私のために協力してくれるって言ってくれて。
そして、今日、こうしてくれたの。
ごめんね。だますようなことして。
そして、伝えるのが遅くなってごめんなさい。
伝えてしまったら、二人きりでいられる時間が、無くなっちゃう気がして。
もっと、二人きりでいたいって、そんなわがままがあって。
君の優しさを利用するようなことをして、本当にごめんなさい。
やっぱり、私。君には釣り合わないよ。
君の優しさを、利用するようなずるい人だもん。
だから……みんなにこれから連絡するね。
多分、近くにいるとは思うから、そうしないでみんなと会えるはずだよ。
友達と一緒に、花火、楽しんで。
なんで私の腕、つかんで?
言いたいことは……もう、伝えました。
君とは釣り合わない。君をだましてごめんなさいって。
違う?
釣り合うとか、釣り合わないとかじゃなく、本当の気持ちを聞かせてほしい?
それは、その……。
うん、そうだよね。
このままだと、友達の好意まで、無駄にしてしまうし。
それに、君の優しさも。
あのね……私。
君のことが、好きです。
君の優しいところが、好きです。
君の笑顔が、好きです。
だから……私も、頑張るから。
何を頑張ればいいか分からないけれど、頑張るから。
君の笑顔を、もっと、私に見せてほしいです。
ひとりじめ、させてください。
(花火の音)
君って、同じクラスの……。
元気ですか?
はい、こちらも元気です。
ところで、どうしてここに?
君の住んでいるところ、この会場に近かったですっけ?
ですよね。
ということは、わざわざここまで来たのですか?
友達に誘われた、とかですか?
やっぱり。私も似たような感じです。
私も、友達に誘われたんです。このお祭り。
その友達?
あの……実は、はぐれてしまいまして。
そういう君は、友達と来たのに、どうして一人なんですか?
君も?
ふふっ、二人して何やっているんでしょうね。
……その、せっかくなら、二人で一緒に、お互いの友達探すついでに巡る、というのはどうですか?
一人で待ちぼうけするよりも、そっちの方が、退屈しないと、思うのですが……
どう、ですか?
いいんですか? ありがとうございます。
実は、一人で少し心細かったので……君と会えて、良かったです。
いえいえ! とんでもない!
むしろ、そっちの方は大丈夫ですか?
私なんかと、一緒で。
もう、お世辞が上手なんですね。
でも、嬉しいです。その言葉、ありがたく受け取っておきますね。
じゃあ、行きましょうか。
……あの、君は屋台で買い物をしましたか?
まだ?
それなら、せっかくなので、一緒に並びませんか?
いや、その、お腹が空いてるとか、そういうわけではなく。
せっかくのお祭りですから、屋台で何か買った方が、とそう思いまして。
友達と一緒の方が、良かった、ですよね?
ごめんなさい、聞き方が意地悪でした。
ううん、無理に私に合わせなくても大丈夫です。
友達と合流するまでの間、一緒にいてくれてるわけですし……。
えっ? あそこのわたあめですか?
そうですね、美味しそうです。
一緒に買わないか……?
……はいっ! 買いましょう。
ふふっ、嬉しいな……。
いえ、何でもないです。
それじゃ、一緒に行きましょうか。
私もわたあめ、一つください。
……えっ?
いや、違います! 私はこの人の彼女じゃ……。
そんな、いいんですか? サービスだなんて。
ありがとう、ございます。
なんか、カップルと勘違いされちゃいましたね。
おまけで一つくれたのはいいですけど、私だけ、タダなのは申し訳ないです。
少し待ってくださいね。お金渡しますから。
せっかくのサービスなんだしって、でも……。
というか、本当に良かったんですか?
私と、その……カップルということに、なっちゃいましたけれど。
そう、ですか。
それなら、いいんですけれど。
……ダメではないよね。別にいいって言ってるわけだし。
ううん、何でもないです。
その、次、こういうことがあったら、今度は私が払いますから。
それで、おあいこってことで……。
うん、約束。
それじゃ、次は、何を買いましょうか?
かき氷、いいですね!
何味にします? 私は――
あっという間に、一通り巡っちゃいましたね。
このままだと、花火、始まっちゃいますね。
お友達と、連絡、まだつかないんですよね?
私のほうも、です。電話もしてみたんですが。
人が多いし、あちこちで大きな音がしてるし、着信音にも気づかないのかもですね。
花火……私と一緒でも、いいですか?
ごめんなさい、変な質問してしまって。
その……そこまで仲良くない人と一緒に、花火を見ても……とか、考えちゃって。
……もう、仲良し?
そっか、君は、優しいよね。どんな時も、誰にでも。
言わなきゃ、いけないことがあるの。
あのね……君が、友達とはぐれたのは、私のせいなの。
私の友達が、君を見つけて、君の友達にこっそり連絡を取って、君から離れるようにって連絡したんだ。
私と、二人っきりにするために。
私ね、君が人に優しくしているのを見て、私にもふとしたことで、親切にしてくれて。
そのときの笑顔が、忘れられなくて。
君のことで、頭がいっぱいになってた。
それを、友達に話したら、私のために協力してくれるって言ってくれて。
そして、今日、こうしてくれたの。
ごめんね。だますようなことして。
そして、伝えるのが遅くなってごめんなさい。
伝えてしまったら、二人きりでいられる時間が、無くなっちゃう気がして。
もっと、二人きりでいたいって、そんなわがままがあって。
君の優しさを利用するようなことをして、本当にごめんなさい。
やっぱり、私。君には釣り合わないよ。
君の優しさを、利用するようなずるい人だもん。
だから……みんなにこれから連絡するね。
多分、近くにいるとは思うから、そうしないでみんなと会えるはずだよ。
友達と一緒に、花火、楽しんで。
なんで私の腕、つかんで?
言いたいことは……もう、伝えました。
君とは釣り合わない。君をだましてごめんなさいって。
違う?
釣り合うとか、釣り合わないとかじゃなく、本当の気持ちを聞かせてほしい?
それは、その……。
うん、そうだよね。
このままだと、友達の好意まで、無駄にしてしまうし。
それに、君の優しさも。
あのね……私。
君のことが、好きです。
君の優しいところが、好きです。
君の笑顔が、好きです。
だから……私も、頑張るから。
何を頑張ればいいか分からないけれど、頑張るから。
君の笑顔を、もっと、私に見せてほしいです。
ひとりじめ、させてください。
(花火の音)
クレジット
ライター情報
pixivでフリー台本を書いています。
甘々な話も、ちょっとエモいお話も、どっちも好きで書いています。
元々小説畑の人間なので、どこか物語染みてるところがあるかも……。
甘々な話も、ちょっとエモいお話も、どっちも好きで書いています。
元々小説畑の人間なので、どこか物語染みてるところがあるかも……。
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