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【ヤンデレ/サイコパス】バジリスクの少女が紡ぎ出す始まりの物語
written by 松平蒼太郎
  • からかい
  • ファンタジー
  • 少女
  • バジリスク
  • 寝起き
  • ヤンデレ
  • サイコパス
  • 麻痺毒
公開日2025年10月12日 06:48 更新日2025年10月12日 06:48
文字数
996文字(約 3分20秒)
推奨音声形式
指定なし
推奨演者性別
女性演者向け
演者人数
1 人
演者役柄
バジリスクの少女
視聴者役柄
人間の男
場所
某所
あらすじ
目を覚ますとそこには美少女の顔が。しかし、状況は芳しくなく、体内には毒を流し込まれたせいか、上手く動けない。その姿を目にした者すべてを死に至らしめるというバジリスクに見つめられ、貴方の背筋に冷たいものが走って…?

※バジリスク…伝説の毒蛇。蛇の王とも呼ばれる。彼女の近くに寄っただけで命を失う者は数知れず。そんな恐ろしい彼女だが、容姿端麗で、人に対する悪意はない。ただし、人殺しの罪悪感もない。あるのは、人間がか弱い生き物であるという認識と、自分と対等に接してくれる者への依存だけ。
本編
おはようございま~す、お兄さん♪ にひひ…


ふふ…無事に目を覚ましたようで何より。もう身体は大丈夫そう?


…覚えてない?お兄さんは悪い女に噛まれて、気絶したんだよ…悪~いヘビの女に、ね?


けど凄いね…わたしの毒が体内に循環しても、生き残るなんて。


普通は数秒、長くて数分で死に至るはずなのに。まさに適応の天才、といった感じ?


あ、無理に動かない方がいいよ…毒に適応したとはいえ、身体への負担が大きかったのは事実だから。


…俺を解放しろ?やだ、なんで解放しないといけないの?せっかくわたしに適応してくれたのに。


たとえ本意じゃなくても、そうなっちゃったんだから、仕方ないじゃん。


いくらお兄さんでも運命…ううん、宿命に逆らうことはできないよ?


でも実際、驚いちゃった…わたしの毒で死なない人間なんて、お兄さんが初めてだから。


お兄さんはきっと、誰よりもわたしの彼氏にふさわしい人だったんだ…


そんなお兄さんを、わたしは受け入れる。どんなことがあっても、ね?


あっ…また無理やり身体動かそうとして。そういうことしちゃ、メッ!だよ。ン…///


(首筋に噛みつき、麻痺毒を注入)


プハ…/// へへ、麻痺毒を入れたから、もう動けないよ。残念だったね♪


あ……ふふ、やっぱりすごい♪ 麻痺毒を入れても、まだ舌を動かせるなんて♪


なんかテンション上がっちゃうなぁ…これなら、わたしと対等な関係を結べそうな気がする♪ ンッ…///


(ベロキス)


プハ…/// どう、かな?/// バジリスクちゃんの長~い舌、堪能してくれた?///


えへへ…何言ってるの?彼女が彼氏にキスするのは当然でしょ?


ついでに…毒液入りの唾液、美味しかった?


…美味しかったよね?そうだよね?ね?ね?


ふふ、よかった♡ ちなみに今の毒は、記憶を飛ばすための代物なんだけど、大丈夫そ?


…流石に苦しい?立て続けに毒を流すのはまずかったかな?しっかり吐血しちゃってるし…


でも、信じてるから…お兄さんが真っさらな状態から、わたしを好きになってくれるって。


何も知らないお兄さんに優しくすれば、今の反抗的な態度は無くなるでしょ?それなら、二人とも幸せかなって。


ふざけてないんだけどなぁ…これでも真面目、大真面目だよ?


円滑な恋人関係を築くなら、いちいち悪態をつかない彼氏を用意した方が手っ取り早い…お兄さんが逆の立場でも、そう思うでしょ?


あ、もう言葉を返す余裕もなさそう…いいよ、もう一度眠って。


次に目覚めた時が、本当の人生の始まり…わたしの恋人として生まれ変わるその時を、楽しみにしてて♡
クレジット
・台本(ゆるボイ!)
【ヤンデレ/サイコパス】バジリスクの少女が紡ぎ出す始まりの物語
https://x.com/yuru_voi

・台本制作者
松平蒼太郎
ライター情報
マツダイラソウタロウ
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