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付き合いたての彼女に、女性ものの洋服店に連れてこられて……
written by チョンマー
  • ラブラブ
  • 甘々
  • からかい
  • デート
  • 彼女
公開日2025年11月02日 23:51 更新日2025年11月02日 23:51
文字数
1324文字(約 4分25秒)
推奨音声形式
指定なし
推奨演者性別
女性演者向け
演者人数
1 人
演者役柄
彼女
視聴者役柄
彼氏
場所
洋服店
あらすじ
最近、付き合い始めた彼女と、今日はデートの日。
今日は、彼女の希望で、女性ものの洋服店にやってきた。
本編
んー、どれがいいかなー。
これは、ちょっとこれからの時期には着れないし……。
これは……良さげだけど、もう少し安ければなー、文句なしなのに。

ねえ、君も一緒に探してくれない?


いやいや、女性ものの洋服店に入ったぐらいで、そんな挙動不審にならなくても。
私がいるんだからいいじゃん。
どっからどう見ても、彼氏彼女でしょ。変に思われないって。付き合い始めたばっかりとか、周りには分からないよ。
それに、君がいないと感想も聞けないじゃん。


はい?
まさか、本当に荷物持ちさせられるだけだって思ってたの?
ちょっと、ひどくない? 私を何だと思っているわけですかー。
確かに、私の買い物付き合ってとは言ったけど、荷物持ちだけのために呼ぶわけないじゃん。

君を呼んだのは、君に選んでもらうためだよ。


何って、私の洋服。
ねえ、どれがいいと思う?
私としては、これとか落ち着いた色合いで、君とちょっとしたお出かけするには良さげだし、こっちは、この胸元の辺りがかなりおしゃれで、君とのデートするときに着ていくのに向いてると思うの。


そうそう。
今回買う服は、基本君とのお出かけ用だよ。あれ、言ってなかったっけ?
待ってね、ちょっと思い出してみる。

あー、確かに、言ってなかったや。ごめんね。
でも、今伝わったから、大丈夫でしょ。

で、君はどれがいいと思う?
どんどん君の意見を言ってもらっていいからね。
基本、君に合わせるから。


自分が気に入ったものを買えばいい?
もう、分かってないなー。

今回は、君が気に入った服を選びたいの。
私の、できたばかりの彼氏さんの、好みの服を聞きたいの。
だから、教えて?
私に、どんな服、来てほしい?


ふふっ、顔真っ赤。
恥ずかしがり屋さんなんだから、君は。


んっ?
別にいいよ。君が選ぶ服なら、なんでも。
まあ、さすがにセンス爆発な服を選ばれると困るかな。

君が好きだっていうなら、露出高いのとかでも、私はOKだよ?


うわ、耳まで真っ赤。
ごめんごめん、これ以上、からかうのはやめる。

でも、本当にそう思ってるからね?

君が、私を選んでくれた。
好きだって言ってくれた。

だから、私はそれに応えたいし、もっと、君の好きな私になりたい。
私だって、君のこと、好きなんだから。


ふふっ、もう。
何でこんなところで好き好き言い合ってるんだろ、私たち。
ほら、決めてよ。君は、私に、どんな服を着てほしい?


うん、一緒に見て回ろっか。



これ?
なるほどね……君は、こういう服が好きなんだ。
ふーん。


いや。
君の好みが、少しリサーチできた気がする。
値段も……これなら問題ないかな。
よし、さっそく着てみるね。待ってて。


どう?
ほらほら、君の好きな彼女さんの、君の選んだ服だぞー。
なんか感想ないんですかー。


そっか。
見惚れちゃうぐらい、だったんだ。

それなら、選んで正解、だね。
それじゃ、この服着たまま、デートしよっかなー。


ダメなの?
何、ドキドキしすぎるとか?


ありゃ、冗談で言ったのに、マジだったんだ。
ふふっ。でも残念。私も気に入ったので、この服を着ることに決めましたー。

それに、これから何度も着ていくんだから、慣れてもらわないと困るよ。

もう、また照れてる。可愛いなー、私の新しい彼氏さんは。

それじゃ、お会計するから少し待っててね。
デートはこれからだからね。ふふっ。
クレジット
・台本(ゆるボイ!)
付き合いたての彼女に、女性ものの洋服店に連れてこられて……
https://x.com/yuru_voi

・台本制作者
チョンマー
ライター情報
pixivでフリー台本を書いています。
甘々な話も、ちょっとエモいお話も、どっちも好きで書いています。
元々小説畑の人間なので、どこか物語染みてるところがあるかも……。
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