- 告白
- 学校/学園
- 青春
- 幼なじみ
公開日2025年11月16日 21:11
更新日2025年11月16日 21:11
文字数
1489文字(約 4分58秒)
推奨音声形式
指定なし
推奨演者性別
女性演者向け
演者人数
1 人
演者役柄
幼馴染
視聴者役柄
幼馴染
場所
家 (電話)
あらすじ
僕は、この町を引っ越すことになった。
そのことを、中学までずっと一緒だった幼馴染に言えないままでいる。
黙ったまま去るのは……だけど、中々言い出す勇気もなくて。
そんなある日、幼馴染から連絡が来て……。
そのことを、中学までずっと一緒だった幼馴染に言えないままでいる。
黙ったまま去るのは……だけど、中々言い出す勇気もなくて。
そんなある日、幼馴染から連絡が来て……。
本編
(電話がかかってくる)
ちょっと、アンタ!
いったいどういうことよ!
急に何って、それはこっちのセリフよ!
あんたの友達から聞いたわ。
アンタ、引っ越しするんだって……。
しかも、そう遠くない日に。
どうして、アタシに何も言ってくれなかったの?
何? 中学校を卒業して、高校生になって。学校が変わったら、アタシとの関係はもう終わりってこと?
同じ部活で、大会に向けて努力した日々だったり、合唱コンクールで金賞を取るためにパートリーダーとして頑張った日々だったり。アンタと過ごした思い出はたっくさんある。
苦楽を共にした同士に、あまりにもひどいんじゃない?
少なくとも、アタシは……ちゃんと言ってほしかった……。
ねえ、なんで!
何で、言ってくれなかったの……?
ずっと一緒にいたじゃんか。
小さいころから、この町で。お隣同士で。仲良くしてきたじゃんか。
確かに、高校生になってから、お互いに会う機会は減っていたけれど……。
それでも、幼馴染だってことに変わらないでしょ?
どうして、勝手にいなくなろうとしてたの……。
何か、言ってよ。
どうして、黙ってるの?
アタシ、何かしちゃった?
アンタに嫌われるようなこと、した?
それなら、ちゃんと言ってよ。
ちゃんと、アタシに謝罪させてよ。傷つけてしまったこと。ごめんなさいって、謝らせてよ。
イヤだよ。
嫌われたまま、このままお別れなんて、やだよ……。
そっか。言えなかったんだ。
そんなにひどいこと、アタシ、しちゃって……。
違う?
勇気を出せなくて、引っ越すことを、言えなかった……。
――っ、もう!
この、意気地なし!
アンタって、いつもそう。
アタシがいないと、何もできなくて。
いつも教室の端っこで、おどおどしてて。
だから、アタシがいつも、傍にいた。
小さいころから、ずっと。
……ごめん。アタシも、人のこと言えないや。
アタシ、あんたがそばにいてくれたから、頑張れたんだ。
アタシ、諦めっぽいから、すぐ投げ出しそうになって。
でも、頑張れってアンタが言ってくれたから、頑張れた。部活も、合唱コンも。
アンタが、アタシとは違う高校を受けるって聞いた時、アンタが、アタシから離れて遠くに行くような、そんな気持ちがして。
その時に気づいたんだ。アタシ、アンタがそばにいたから、頑張れたんだってこと。
ねえ、アンタはさ。
新しい場所でも、頑張れそう?
友達、ちゃんと作れそう?
勉強も、うまくいきそう?
……そっか。
もう、あのころのアンタじゃないんだ。
変わってないのは、アタシだけ。
アタシはね。
まだ、アンタにそばにいてほしいって、思ってる。
辛いときに、アンタがそばにいてくれたら、頑張れそうな気がして。
だから。
ごめんね、勝手なことを、言うね。
ずっと、一緒にいて。
……うん、ごめん。わがまま言って。
忘れてもらって、大丈夫だから。
もう一つ、伝えなきゃ、いけないことがある?
止めてよ。これ以上の悪いニュースなんて。
えっ……。
私のことが、好きだった?
いつ、から?
ははっ、ずっと前からって。
ねえ、それさ、今言うつもりじゃなかったでしょ?
大方、アタシ離れして、自信をつけてからって、そんなつもりだったんじゃないの?
その慌てよう、当たりってわけだ。
そっか。そういうことだったんだね。
なら。大丈夫。
アタシも、アンタも。
その気持ちがお互いにあればさ、不安なことだって吹き飛ばせるし、諦めることなくやり遂げられるって、そう思う。
返事?
ふふっ、バーカ。
既に、言ったようなもんなのに。
もう言ってやんない。
今日まで引っ越すことを言わなかったアンタが悪い。
また、改めて。
勇気を出して、アンタから言ってよ。
そのときは、ちゃんと、アタシからも伝えるから。
行く前には連絡してよね。
お別れは、ちゃんとしたいから。約束。
ちょっと、アンタ!
いったいどういうことよ!
急に何って、それはこっちのセリフよ!
あんたの友達から聞いたわ。
アンタ、引っ越しするんだって……。
しかも、そう遠くない日に。
どうして、アタシに何も言ってくれなかったの?
何? 中学校を卒業して、高校生になって。学校が変わったら、アタシとの関係はもう終わりってこと?
同じ部活で、大会に向けて努力した日々だったり、合唱コンクールで金賞を取るためにパートリーダーとして頑張った日々だったり。アンタと過ごした思い出はたっくさんある。
苦楽を共にした同士に、あまりにもひどいんじゃない?
少なくとも、アタシは……ちゃんと言ってほしかった……。
ねえ、なんで!
何で、言ってくれなかったの……?
ずっと一緒にいたじゃんか。
小さいころから、この町で。お隣同士で。仲良くしてきたじゃんか。
確かに、高校生になってから、お互いに会う機会は減っていたけれど……。
それでも、幼馴染だってことに変わらないでしょ?
どうして、勝手にいなくなろうとしてたの……。
何か、言ってよ。
どうして、黙ってるの?
アタシ、何かしちゃった?
アンタに嫌われるようなこと、した?
それなら、ちゃんと言ってよ。
ちゃんと、アタシに謝罪させてよ。傷つけてしまったこと。ごめんなさいって、謝らせてよ。
イヤだよ。
嫌われたまま、このままお別れなんて、やだよ……。
そっか。言えなかったんだ。
そんなにひどいこと、アタシ、しちゃって……。
違う?
勇気を出せなくて、引っ越すことを、言えなかった……。
――っ、もう!
この、意気地なし!
アンタって、いつもそう。
アタシがいないと、何もできなくて。
いつも教室の端っこで、おどおどしてて。
だから、アタシがいつも、傍にいた。
小さいころから、ずっと。
……ごめん。アタシも、人のこと言えないや。
アタシ、あんたがそばにいてくれたから、頑張れたんだ。
アタシ、諦めっぽいから、すぐ投げ出しそうになって。
でも、頑張れってアンタが言ってくれたから、頑張れた。部活も、合唱コンも。
アンタが、アタシとは違う高校を受けるって聞いた時、アンタが、アタシから離れて遠くに行くような、そんな気持ちがして。
その時に気づいたんだ。アタシ、アンタがそばにいたから、頑張れたんだってこと。
ねえ、アンタはさ。
新しい場所でも、頑張れそう?
友達、ちゃんと作れそう?
勉強も、うまくいきそう?
……そっか。
もう、あのころのアンタじゃないんだ。
変わってないのは、アタシだけ。
アタシはね。
まだ、アンタにそばにいてほしいって、思ってる。
辛いときに、アンタがそばにいてくれたら、頑張れそうな気がして。
だから。
ごめんね、勝手なことを、言うね。
ずっと、一緒にいて。
……うん、ごめん。わがまま言って。
忘れてもらって、大丈夫だから。
もう一つ、伝えなきゃ、いけないことがある?
止めてよ。これ以上の悪いニュースなんて。
えっ……。
私のことが、好きだった?
いつ、から?
ははっ、ずっと前からって。
ねえ、それさ、今言うつもりじゃなかったでしょ?
大方、アタシ離れして、自信をつけてからって、そんなつもりだったんじゃないの?
その慌てよう、当たりってわけだ。
そっか。そういうことだったんだね。
なら。大丈夫。
アタシも、アンタも。
その気持ちがお互いにあればさ、不安なことだって吹き飛ばせるし、諦めることなくやり遂げられるって、そう思う。
返事?
ふふっ、バーカ。
既に、言ったようなもんなのに。
もう言ってやんない。
今日まで引っ越すことを言わなかったアンタが悪い。
また、改めて。
勇気を出して、アンタから言ってよ。
そのときは、ちゃんと、アタシからも伝えるから。
行く前には連絡してよね。
お別れは、ちゃんとしたいから。約束。
クレジット
ライター情報
pixivでフリー台本を書いています。
甘々な話も、ちょっとエモいお話も、どっちも好きで書いています。
元々小説畑の人間なので、どこか物語染みてるところがあるかも……。
甘々な話も、ちょっとエモいお話も、どっちも好きで書いています。
元々小説畑の人間なので、どこか物語染みてるところがあるかも……。
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