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【オカルト×女性優位】実在しない女友達にトイレの個室で迫られて…
written by 松平蒼太郎
  • ホラー
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  • オカルト
  • 同窓会
  • ボーイッシュ
  • 友達
公開日2026年04月09日 19:22 更新日2026年04月09日 19:22
文字数
1807文字(約 6分2秒)
推奨音声形式
指定なし
推奨演者性別
女性演者向け
演者人数
1 人
演者役柄
女友達(?)
視聴者役柄
青年
場所
同窓会場
あらすじ
高校の同窓会で、貴方は一人の女友達と喋っていた。イケメンオーラを隠しきれない彼女のことを相変わらずだと思いながらも、どこか彼女への違和感を拭えなくて…?
本編
~同窓会場にて~

や、久しぶり。こうして顔を合わせるのは、高校以来だね?

あ、覚えててくれた?わたしのこと…

そうそう、井内。井内始(いないはじめ)。君のクラスメイト。

ふふ、そうだね。高一から高三まで、ずっと同じクラスだったね。

高三で同じクラスになったときは、「あ、また同じクラスになったかー」みたいな感じだったし。

うん…三年連続で同じクラスって、意外とないよね。

君も安心したのか、「これでまたノートを写させてもらえるー」なんて吞気に言ってたし。

ふふ、まぁね。これでも元学年主席だから。

真面目で成績優秀な、超優等生…いやぁ、我ながら大したものだと思うよ。

はいはい…わたしの自慢話はこれくらいにして。君は今、何してるの?

へー…大手企業の係長かぁ。なかなかやるね。

あはは…そうなんだ?出世意欲はそんなになかったけど、優秀だと勘違いされて…

でもいいんじゃない?そのまま勘違いされて。

人をマネジメントする能力をこっそり身に着けていけば、自ずと優秀になれるはずだよ。

うん。君はやればできる人だからね。

高校時代、一番身近だったわたしの言うことだから間違いない。

一番身近だったよ、君とは。どの女子よりも一番長く喋ってたでしょ?

……そうだったよ。わたしが言うんだから、間違いない…もしかして疑ってる?

ふふ、だよね。よかった。

あんまり疑われたら、ちょっとわからせてあげないといけなくなるところだった。

あ、トイレ?うん、行ってらっしゃい。わたしはここで待ってるから。

(トイレで真実に気付いた彼の背後から姿を現す)

ね…どーしたの?さっきから、そんなにガタガタ震えちゃって…もしかして風邪?

ふふっ…トイレから出てくるの遅いから、迎えに来ちゃった。

いいの、気にしなくて…バレなきゃ犯罪じゃない。

男子トイレに女子が入っていようが、そんなのは些細な問題…少なくとも、今の君にとっては、ね?

(わざとらしくため息をつく)

あーあ…ダメじゃん、余計なことに気が付いちゃ…

せっかくクラスのみんなの記憶に滑り込めたのに…

どうして君だけ、気が付いちゃったの?ねぇ…

…あ、それ、高三の頃に撮ったクラスの集合写真だね?

うん、たしかに。その中にわたしの姿は映ってないね。

でも、それは風邪でたまたま休んでただけって線も考えられるけど?

…そっかぁ。わざわざトイレに駆け込んで、別のクラスの友人にこっそり確認取ったんだ?

そして出した結論が、「井内始は最初から存在しない」ということだね?

ふふふっ…勘のいい君は、大好きだよ?///

ちょっとそこの個室に行こうか…嫌とは言わせないよ?

(謎の力で個室に閉じ込める)

強引に閉じ込めて、ごめんね?

君が気づかなくていいことに気づくから…

…ううん。それは出来ない相談かな。

だって君はわたしのモノだもん…他の誰にも渡さないよ?

ふふっ…この同窓会場に、わたし以外に気になる女の子がいるんだ?それは妬けちゃうなぁ…

(顎クイして囁く)

ね…どうしてわたしがこの世界に現れたか、わかる?

…君が望んだからだよ。男友達のような女子が欲しいっていう、君の願望。

例の七不思議、実行したんだよね?

旧校舎三階の男子トイレの鏡に願いを込めてお辞儀すると、その願いが叶うって。

あれから君の世界が歪んだ…つまり、わたしが現れた。

わたしは現実に存在する…決して幻の存在なんかじゃない。

君の友達以上になれば、君の記憶も上書きできるかな?

この同窓会で君だけが、わたしを本来存在しないものとして扱ってる…それは許されざることだ。

ダメ…このままじっとしてて?///

今度は恋人として、わたしを認知させてあげる。

君、彼女もいないみたいだし、別にいいよね?

あははっ…その冗談は面白くないなぁ。

仮に彼女がいたとしても、関係ないよ…

どっちにしろ、ヤることは変わらない。

だって…他ならぬわたし自身が、君の彼女になりたいと望んでいるんだから。

君も、いいでしょ?/// こんなに綺麗な彼女ができて、幸せでしょ?///

わたしがいない世界なんて、なかったことにしてやるんだ…君の全てを上書きすることによってね。

ほら、呼んで?わたしの名前…

二人きりの時は井内さんじゃなくて、始って呼んでたでしょ?

昔からそうだったから…君は照れ屋で、なかなかそう呼んでくれなかったんだけど。

…大人になったら今なら、いけるでしょ?

思春期なんてとっくの昔に過ぎ去ったんだから…

…は・じ・め。わたしの名前、呼んで…?

呼べ、呼べ、呼べ、呼べ呼べ呼べ呼べ呼べ呼べ呼べ呼べ呼べ呼べ呼べ呼べ呼べ呼べ…(呪詛)

くっ、ふふふ…あはっ、あははははっ…!

…大好き。もう二度と、ハナサナイ…♡
クレジット
・台本(ゆるボイ!)
【オカルト×女性優位】実在しない女友達にトイレの個室で迫られて…
https://x.com/yuru_voi

・台本制作者
松平蒼太郎
ライター情報
マツダイラソウタロウ
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