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あなたは吸血鬼の少女に監禁され、食糧として扱われています。隙を見計らい、どうにか逃げ出そうとしていたあなたでしたが……？

あれ？あれあれ？
こんな夜中にどこへ行こうと言うの？
どうしてキミにつけてた枷が外れてるのかなぁ？
何で私の許可も無しに、勝手に屋敷の中を歩き回ってるの？
まさか、まさかとは思うけど……
ここから逃げ出そうとした、なーんてことはないよね？
そんなに怖がらないでよ、まだ聞いてるだけなんだからさ
うん、うんうん、そっかそっか
私のこと、やっぱり怖かったんだね
だからこっそり拘束を外して逃げ出そうとした、と……
――――ふざけないでよ
(主人公、蹴り倒される。)
キミは私の大事なペットで、大事な食糧なの
だからある程度の自由は保証してるでしょう？
「あんなのは自由って言わない」？
部屋の中なら自由に動けるように、首輪に繋いだ鎖の長さは調整してあるじゃない
キミだって、大事に飼っている生き物をみすみす外に放したりしないでしょう？
これでもキミが死なないように、結構気をつけてるんだから
まぁ、キミは逃げようとしたし、そのお仕置きも兼ねて…
今日の吸血、させてもらうよ
(主人公、抵抗して暴れる。)
こら、抵抗しないの
と言っても、吸血鬼の力にただの人間が勝てるはずもないけど
じゃあ…いただきまーす♡
(血を吸う音)
ん～…おいしい♡
相変わらず極上の血ね
他の吸血鬼に取られなくて、本当に良かった♪
……こら、吸血してる途中で動かないでよ
牙が抜けちゃうじゃない
それとも…もっと虐めてほしい、ってことかな？
ほら、その手をどけて
……どけろよ、ほら早く
うんうん！お利口だね♪
今さら抵抗したところで無駄なこと、ようやく理解してくれたかな？
(主人公、首を絞められる。)
ほら、苦しい？苦しいよねぇ？苦しいって言いなさいっ！
うんうん、それそれ♪その反応だよ♪
怯えて、苦しくて、でも反抗できないその絶望に歪んだ表情！
……おっと、あんまりやりすぎるとキミが死んじゃうよね
せっかくの美味しい血を吸うことができなくなっちゃうのは嫌だからね♪
……そろそろいいかな？
んー？「何が」って……
キミを私の眷属にする儀式のことだけど？
時々いるんだよねー、ただの人間なのに抵抗力がある人
そういう人は儀式をしても眷属になりきれなかったり、なっても反抗しちゃうの
そう、キミはその抵抗力がある人、ってこと
だからキミを痛めつけて消耗させた
体力が減れば、キミの体を眷属に…私専用の血液タンクに変えることも簡単になるからね
……まぁ、首を絞めたのは逃げようとしたお仕置きって意味もあったけどね？
じゃあ、キミの体を眷属に変えるよ？
大丈夫、痛みはないから
あぁ、楽しみ…♪
キミが次に目を覚ました時には、私の言うことに従順に従ってくれるようになるんだ……♪
人間だったキミとは、ここでお別れだね
じゃあ、バイバイ♪

・台本（ゆるボイ！）
逃げようとしたあなたをヤンデレ吸血姫は逃がさない
https://twitter.com/yuru_voi

・台本制作者
unknown