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奇行と忠告と風紀
written by ファンタズマ
  • 学校/学園
  • 学生
公開日2021年07月01日 10:00 更新日2021年07月01日 03:56
文字数
835文字(約 2分47秒)
推奨音声形式
指定なし
推奨演者性別
女性演者向け
演者人数
1 人
演者役柄
風紀委員長
視聴者役柄
指定なし
場所
学校
本編
おい貴様!何もしている!
はぁ…またか…またしても貴様なのか…流石に顔も名前も覚えたわ、何故またしても風紀委員の仕事を増やす…私には貴様がわからん。なんだ、もしや私に気があるのか?そうであれば合点が行くが…しかしそうであれば生憎、私は貴様のような奇行に走る輩は真っ平ごめんだ!私は品行方正な男子の方が好きだからな。
あぁ、いや、別に私に限った話ではない、貴様のような奇行を働く者を好き好む女子は居ないぞ。
確かに目立つが、それは目障りという意味でだぞ、現にこうしてなんども風紀委員の世話になってるわけだしな。
頑なに奇行の理由を話さないが、そろそろ話してくれてもいいのではないか?いやなに、貴様の肩を持とうという訳では無い。貴様に対する労力の分を他にまわした方が有意義だから一刻も早く解決したいというのが本音だ。そのためなら大抵の事はやってやるさ。
…やはり口を割らんか。まぁいい、今までもそうだったからな。幸い目障りなだけでけが人や器物破損などは無いからな、今回もお咎めなしだ。強いて言うなら周りの視線がより一層の冷たくなるくらいか?なに、それももう慣れたもんだろうさ。
一つだけ忠告だ。貴様は既に警告が積りに積もっている。実害がないだけで実際停学処分になっていてもおかしくは無い。もしこれからも奇行を続けるのであれば器物破損と誰かへの怪我には気をつけることだな。積もり積もった警告と併せて1発退学、なんてことが無いとも言えんのでな。
貴様のことは正直面倒くさいし正直居ない方がマシなのだが、しかし私らと同じく学生であるからな。つまらないことで未来を閉ざすのはもったいないぞ。
あぁそうだ、もし本当に誰かの目を引きたいのであれば今までのような奇行は本当にやめた方がいいぞ。女子の間では貴様への評価はどん底だ、ということだけ教えといてやる。
なに、教えてやめてくれるならその方が楽だからな、大した事じゃない
さ、これといった咎めもないんだ、さっさと帰れ。今日はこれ以上面倒事を増やしてくれるなよ?ではな
クレジット
・台本(ゆるボイ!)
奇行と忠告と風紀
https://twitter.com/yuru_voi

・台本制作者
ファンタズマ
ライター情報
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