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彼女が吸血鬼だったので彼女好みの血になれるよう頑張る彼
written by joker
  • 告白
  • 同棲
  • 吸血鬼
  • 人外 / モンスター
公開日2021年07月21日 16:26 更新日2021年08月25日 11:05
文字数
1914文字(約 6分23秒)
推奨音声形式
指定なし
推奨演者性別
女性演者向け
演者人数
1 人
演者役柄
吸血鬼の彼女
視聴者役柄
彼氏
場所
指定なし
あらすじ
「実は吸血鬼なの!」と言われた彼。しかし、彼の血はおいしくなかった!そこで同棲してる2人は満足のいく血を吸えるよう2人なりにいろいろ努力をして...
好きな人に血を吸われるってどんな気持ちなんですかね?私にはわかりません...(多分皆わかんないと思うけど)
でも...正直吸血鬼ってなんとなく妖艶なイメージがあるんだよな~
本編
ねぇ、少しいいかな?大事な話があるの

実はね...私、吸血鬼なの!

え?そんなわけない?だよね。嘘だと思うよね、でも本当なの

今までは、夜勝手に外に出て人気のない所に連れ込み血を吸ってたの。でも、最近この辺で噂になっちゃったでしょ。

あのあれだよ。夜な夜な女性の何かに襲われる的な噂。聞いたことあるでしょ。あれ私のこと

噂になってきたから思い切ってカミングアウトしたの。それに噂になると、うかつに動けないからね。

それで...お願いがあるの。と言ってもなんとなく察しが付くでしょ。1日1回だけでいいから、血を吸わせてほしいの。

痛くしないから、ね。それをしないと私死んじゃうの。お願い!

いいの?やった、ありがとう!これでもう夜な夜なこっそり外に出なくて済む。

あなたは気づかなかったみたいだけど...まあいいや。それでは早速...

ほら腕出して。噛みつくから覚悟しといてね。ほんと痛くしないから、信じて

ほらほらこういうのは時間がたてばたつほど嫌になってくるものよ。

つべこべ言わない!さっきいいよ。って言ったじゃない

それではいただきます。

(腕に噛みつく)

う~ん。いや~ごめんね。本当に申し訳ないんだけど...なんだろうな~

その~あんまり...おいしくないんだよね...

う~んなんでだろう。ん?これまで吸ってた人の特徴?そうだなぁ

どっちかというと見た目が健康そうな人かな。やっぱ健康な人のほうがおいしいかな

そういえば、あんた最近少し太ったような...それに運動だってしてないでしょ。忙しいのはわかるけど...

最近は特に食べる量が増えたとかあるんじゃない?

やっぱり!じゃあ明日から少しづつ健康になっていきましょう

あなたは健康になる、私は満足のいく血を吸える。ウィンウィンの関係じゃない!

あなたのために私もいろいろ頑張るから、ね!頑張りましょう

ほら!起きなさい!え?まだ6時?うるさい!とっとと起きる!私好みの味になるにはまずは朝のジョギングよ!私も手伝うから一緒に行くわよ!

もう疲れたの?あんたねぇ...ほら、頑張って。頑張ったら、いつもより長く頭撫でてあげるから!ほら

ふう。なかなか頑張ったわね。朝食はどう?かなり健康に良さそうな献立でしょ。お昼もはい、これ作ったからお仕事頑張ってね。頭は帰ってきたら撫でてあげるから我慢なさい

(彼、帰宅)

あら、お帰りなさい。疲れたでしょう。癒してあげるわ、ほらいい子いい子~いつも偉いわね~チュッ。(頬にキス)

ほら、夕飯もかなり健康に気をつかったわよ。そういえばお昼はどうだった?美味しかった?ならよかったわ

そういえば、あれから少し考えてみたの。どうすればおいしくなるのか、そしたら思い出したの。私が襲った時、男女関係なく恐怖してたわ。当たり前だけど、でもあなたは恐怖しなかったでしょ。確か

てなわけで、なんか恐怖してくれない?どうしようか?いまさら私に恐怖することなんかないか...じゃあなんかヒヤヒヤするようなこと...

そういえば、あんた背中なぞられるの苦手じゃなかったっけ?図星ね。それでいこう。

まとめるとね、健康体で恐怖というかヒヤヒヤするというかまあそんな感じになればいい感じの血になるかも!?

てなわけでいいかしら?体を洗いたい?ああそっかそうだよね

(その後)少し間を開けて

よし、今日もいただくわよ。それでは背中を...きゃあっ。ちょっとそんなにビクッとしないでよ...私がビックリしちゃった。

まあいいや、それよりはい腕出して~いただきます。

う~ん、いやうん。なかなか美味しくなったかも!1日とはいえかなり健康な生活をしたからかも、明日からもよろしくね

(数日後)

いや~なかなか美味しくなったじゃない!私もかなり満足しているわ!でも...あなたの腕に跡が...だからね。噛むところを変えようと思うの

なんか提案ある?足は嫌だな~肩?なんか普通ね。

でも、いいセンスねそれじゃ、肩出して。

うっ。なんか緊張するわね...じゃ、じゃあいただきます。(少し恥じらう感じで)

うん。今日もおいしいけど...わ、私がもたないかも...

ね、ねぇキス...して。んっ。(キスする)

ふう。なんだか、肩だと緊張しちゃうな。腕の跡が消えたらまた、腕でいいよね。それまでは肩で...

フフッ。今更なんだけどさ、ずっと黙っててごめんね。もし話したら別れるんじゃないのかと思ってたの

そんなの杞憂だったけど、ねえもう結婚しない?吸血鬼でもいいかな?

だって、あなたなしでは生きられないわ。血も吸えないし...

いいの?嬉しい!プロポーズはもっとちゃんとしたい?ハハハ、ですよね。じゃあ準備をしておいてね

それでちゃんとプロポーズされるのを待ってるから!
クレジット
・台本(ゆるボイ!)
彼女が吸血鬼だったので彼女好みの血になれるよう頑張る彼
https://twitter.com/yuru_voi

・台本制作者
joker
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