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超短編朗読「幸せな昼下がり」
written by 須藤水波
  • 癒し
公開日2021年07月22日 18:59 更新日2021年08月25日 20:41
文字数
362文字(約 1分13秒)
推奨音声形式
指定なし
推奨演者性別
指定なし
演者人数
1 人
演者役柄
指定なし
視聴者役柄
指定なし
場所
指定なし
あらすじ
三人家族+犬一匹のある昼下がりのお話。

ゆったりした気分になりたいときとかにおすすめです。短いのですぐ終わります。
優しく読むといいかもしれません。
本編
くぅ、くぅ、くぅ。かわいい寝息を立てている犬がいます。

その横でも、すぅ、すぅ、すぅ。こちらは子ども。女の子のようです。

その微笑ましい光景を見つめているのが、女の子のお父さんとお母さん。

幸せなある日の昼下りのことです。

「これは永久保存版にしないとね」

お母さんはそういいながら、携帯で写真をとります。

「アルバムにもちゃんと残そうな」

お父さんはデジタルカメラを手にして、上から、横から、下からと角度を変えて写真をとっています。

一心不乱に写真をとる二人は、犬が目覚めたことに気づいていません。

そして、犬はおもむろに顔をあげると――。

「あっ、顔をなめた……!」
「犬と子ども、最強の癒やしだっ……!」

寝ている女の子の顔を2回3回なめて、また眠る体勢になりました。

その光景を見ていると、二人まで眠くなってしまい、全員でお昼寝をすることにしたのでした。
クレジット
・台本(ゆるボイ!)
超短編朗読「幸せな昼下がり」
https://twitter.com/yuru_voi

・台本制作者
須藤水波
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