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公開日2021年07月30日 20:59
更新日2021年07月30日 20:59
文字数
1042文字(約 3分29秒)
推奨音声形式
指定なし
推奨演者性別
女性演者向け
演者人数
1 人
演者役柄
妻
視聴者役柄
夫
場所
自宅
あらすじ
飛縁魔…夜な夜な現れては男にとり憑き殺す女の妖怪である。顔形は美しいが、これに魅入られたら財産を失い、血も吸い尽くされ、果ては命を奪われてしまうという。
(引用元:図説 眠れないほど怖くなる! 日本の妖怪図鑑 志村有弘[監修])
尚、本作の飛縁魔は、人間社会に溶け込んでる(設定の)ため、昼でも普通に活動できる模様。
(引用元:図説 眠れないほど怖くなる! 日本の妖怪図鑑 志村有弘[監修])
尚、本作の飛縁魔は、人間社会に溶け込んでる(設定の)ため、昼でも普通に活動できる模様。
本編
あら、おかえりなさい。
今日もお仕事お疲れ様です。
お風呂とご飯、どちらを先になさいますか?
持ち帰りの仕事?わかりました。では私はお風呂を沸かしつつ、ご飯も作っておきますね。
あなた。その…もしよろしければ今日は私と一緒に寝ていただけませんか?
あ、いえ…最近はあなたが仕事で忙しくて、すぐ先に寝てしまわれるので、たまにはと思いまして…
わぁ…ありがとうございます!私もすぐ寝る支度を整えますね!
それではお隣失礼します。
え?お腹すいてないのかって、えと、実はその…えへへ。
はい、恥ずかしながら……
けどよろしいのですか?あなたなら大丈夫だとは分かってるんですけど、万が一のことがあったら…
もう…そんなに私を甘やかしたらつけあがっちゃいますよ?
そこまで言われるのなら…お体、失礼しますね。
(吸血)
美味しい…えぇ、満足いく食事ができました。
いつもありがとうございます。本当に助かってます。
けど私に血を吸われてよく死なないですね。
はい。私に血を吸われた人間の男は必ず死にますから。
えぇ、そのはずなんですけどね…
あなたがどうして生きてられるのか、それが不思議でなりません。
普通の人間、ですよね?もしかして実は妖怪とか…?
で、ですよね…あなたからは全く妖力を感じられませんし…特異体質とかでしょうか…
そうですね。考えても仕方ありませんよね。
眠くなってきました?私が血を吸ったから、体力を消耗したんですね。おやすみなさい…
お疲れ様です。コーヒー、ここに置いておきますね。
…?どうかされましたか?私の顔に何か付いてます?
え⁉︎ちょ、急に何を…⁉︎
も、もう!褒めても何も出ませんからね⁉︎
(咳払い)
えへ、えへへ……にやけ面を抑えられてなくて可愛いって、誰のせいだと思ってるんですか!誰の!
もう!あなたという人は…!
(抱きしめられる)
なんで急に抱きしめるんですか…?
お前が可愛すぎるのがいけない?卑怯な言い方…
う、うぅ……はい、なんだか間近であなたの匂いを嗅いでいると、なんだか辛抱効かなくなってきました…
い、いえ!お仕事まだ残ってますし、今血を吸うわけには…!
本当に…?私が手加減下手なの、知ってますよね…?
あとで返せと言っても返しませんよ?
ふふ……私、あなたの妻になれて幸せです。
えぇ。だって男に取り憑き、その生き血を吸うしか能がない私を拾ってくださり、愛してくれたのはあなただけですから。
人間を不幸にするしかない私の生き方を変えてくれたのは、他ならぬあなたです。
はい……そう言ってもらえる私は世界で一番幸せ者です。嬉しい…
それじゃあまだ昼間ですけど…遠慮なくいただきますね。
あなた…大好きです♪
今日もお仕事お疲れ様です。
お風呂とご飯、どちらを先になさいますか?
持ち帰りの仕事?わかりました。では私はお風呂を沸かしつつ、ご飯も作っておきますね。
あなた。その…もしよろしければ今日は私と一緒に寝ていただけませんか?
あ、いえ…最近はあなたが仕事で忙しくて、すぐ先に寝てしまわれるので、たまにはと思いまして…
わぁ…ありがとうございます!私もすぐ寝る支度を整えますね!
それではお隣失礼します。
え?お腹すいてないのかって、えと、実はその…えへへ。
はい、恥ずかしながら……
けどよろしいのですか?あなたなら大丈夫だとは分かってるんですけど、万が一のことがあったら…
もう…そんなに私を甘やかしたらつけあがっちゃいますよ?
そこまで言われるのなら…お体、失礼しますね。
(吸血)
美味しい…えぇ、満足いく食事ができました。
いつもありがとうございます。本当に助かってます。
けど私に血を吸われてよく死なないですね。
はい。私に血を吸われた人間の男は必ず死にますから。
えぇ、そのはずなんですけどね…
あなたがどうして生きてられるのか、それが不思議でなりません。
普通の人間、ですよね?もしかして実は妖怪とか…?
で、ですよね…あなたからは全く妖力を感じられませんし…特異体質とかでしょうか…
そうですね。考えても仕方ありませんよね。
眠くなってきました?私が血を吸ったから、体力を消耗したんですね。おやすみなさい…
お疲れ様です。コーヒー、ここに置いておきますね。
…?どうかされましたか?私の顔に何か付いてます?
え⁉︎ちょ、急に何を…⁉︎
も、もう!褒めても何も出ませんからね⁉︎
(咳払い)
えへ、えへへ……にやけ面を抑えられてなくて可愛いって、誰のせいだと思ってるんですか!誰の!
もう!あなたという人は…!
(抱きしめられる)
なんで急に抱きしめるんですか…?
お前が可愛すぎるのがいけない?卑怯な言い方…
う、うぅ……はい、なんだか間近であなたの匂いを嗅いでいると、なんだか辛抱効かなくなってきました…
い、いえ!お仕事まだ残ってますし、今血を吸うわけには…!
本当に…?私が手加減下手なの、知ってますよね…?
あとで返せと言っても返しませんよ?
ふふ……私、あなたの妻になれて幸せです。
えぇ。だって男に取り憑き、その生き血を吸うしか能がない私を拾ってくださり、愛してくれたのはあなただけですから。
人間を不幸にするしかない私の生き方を変えてくれたのは、他ならぬあなたです。
はい……そう言ってもらえる私は世界で一番幸せ者です。嬉しい…
それじゃあまだ昼間ですけど…遠慮なくいただきますね。
あなた…大好きです♪
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台本の創作は自由にやらせてもらっております。よろしくお願いします。
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