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全力で焼きを入れてくる俺の彼女は炎の魔人
written by 松平蒼太郎
  • 同棲
  • カップル
  • 恋人同士
  • 罵倒
  • 人外 / モンスター
  • お仕置き
  • 嫉妬
  • ヤキモチ
  • 魔人
公開日2021年09月24日 22:14 更新日2021年09月24日 22:14
文字数
1245文字(約 4分9秒)
推奨音声形式
指定なし
推奨演者性別
女性演者向け
演者人数
1 人
演者役柄
彼女(魔人)
視聴者役柄
彼氏(人間)
場所
自宅
あらすじ
一途な彼女の熱い思いを受け取りたい人向け
本編
おかえり。今日は随分お楽しみだったみたいね。

何のことか皆目検討もつかないって、じゃあその首についてる噛み跡とでっかいキスマークはなに?

吸血鬼に襲われた?へー、詳しく話して。

ふーん?それで?迫られた時断らなかったの?

なんでそこで黙り込むわけ?

もしかしてそのアンタに迫った女、巨乳の金髪だったとか?

図星ね。つーか、金髪巨乳の女って実在したのね…

って、そんなことはどうでもいいの!

アンタが浮気しないのは知ってるけど、押されると弱いのも知ってる。

けど前から散々言ってるわよね?

誘惑されてもできるだけどうにかして断りなさいって。

断り切れなかったら、逃げなさいとも言ったはずよ。

それでもダメならあたしをその場で呼び出すかしなさい。

あたしはアンタの彼女であると同時に、魔人でもあるんだから。

付き合うって決めた時にちゃんと契約したでしょ?

いつでもあたしのことを呼び出せるように、ちゃんと手順も教えたわよね?忘れたわけじゃないでしょ?

ま、終わったことはいいわ。で、本題はこっから。

正直に言いなさい。アンタ、相手の見た目がモロ好みだったから押し切られたんでしょ?

そんなことはないって、そのセリフの前の大きな間(ま)は何?

はぁ〜…もういいわ。大体わかったから。

そうね、許してあげる………わけないでしょ、このバカ彼氏!

(押し倒す)

アンタって奴はホントに…!

あたしを苛立たせてそんなに楽しい⁉︎

最初に問い詰めた時は堂々と嘘つくし!

あたしという彼女がいるにもかかわらず、見た目が好みな女に襲われて鼻の下伸ばしてるし!

これはお仕置きと上書きが必要みたいね。

何する気だって決まってるじゃない。

今からその忌々しいキスマークと噛み跡を消すのよ。

そう、あたしは炎の魔人。キスマークを消すといったら…こうするしかないでしょ!

熱い?当たり前よね、焼いてるんだもの。

はい、これでキスマークの消去はおしまい。

じゃ、次は噛み跡の方ね。

あぁ、もう!暴れんな!やりづらいでしょーが!

アンタ、これ以上暴れたら全身黒焦げにするわよ!

できるだけ痛くないように頼む?

善処するわ…………はい、これでどう?優しく焼いてあげたわよ。

めっちゃ熱くて死ぬ?あっそ、よかったわね。

それだけあたしの愛が熱いってことよ。

まぁ怒りの炎も9割くらい入ってるけど。

じゃ、今から上書きを始めるわよ。

は?何言ってんの?

今のはキスマと噛み跡を消しただけ。本番はこれからよ。

そ。焼き印とも言うわね。

今からアンタの首筋にキスマ入れてあげる。

アンタが誰のものか、今一度ちゃんとわからせてあげないとねぇ?

いいじゃない、別に。ちょっとくらい火傷しても。

むしろ熱ければ熱いほど、あたしの愛がそれだけ深いってことよ。

もう二度と他の女に目がいかないくらい、あたしの愛を刻み込んであげる。

ふふふ、安心しなさい。

あたしはアンタ以外の男には興味ないし、この先アンタ以外とは誰とも契約を結ぶつもりはないわ。

えぇ、あたしは絶対に浮気はしない。改めて約束するわ。

アンタのことだけを一生愛してあげる。

アンタの命が燃え尽きるその時まで、ね?
クレジット
・台本(ゆるボイ!)
全力で焼きを入れてくる俺の彼女は炎の魔人
https://twitter.com/yuru_voi

・台本制作者
松平蒼太郎
ライター情報
マツダイラソウタロウ
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