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知り合いのお姉さんに泳ぎ方教えてもらった
written by 松平蒼太郎
  • お姉さん
  • プールデート
  • サバサバ系
  • 励まし
公開日2021年09月26日 04:50 更新日2021年09月26日 04:52
文字数
1143文字(約 3分49秒)
推奨音声形式
指定なし
推奨演者性別
女性演者向け
演者人数
1 人
演者役柄
お姉さん
視聴者役柄
少年
場所
市営プール
本編
よっ、少年。待たせたね。

水着ちゃんと持ってきた?……ならよし。

んじゃ、サクッとプールまでデートに行きますか。

ん?ソワソワしてるけど、どした?

あ、もしかしてお姉さんの私服に見惚れちゃったりした?

それとも、お姉さんの水着姿が楽しみだったり?

え、そうじゃなくてトイレ行きたい?

そ、そっか。ほら、あそこに公衆トイレあるから行ってき?あたし、ここで待ってるからさ。



よーし、到着。受付済ませてくるからちょい待ってて。

お待たせ。着替えたら適当なプールサイドに集合ね。

君のが多分早く着替え終わると思うけど。

ん、よろしい。フラフラしてうっかり迷子にならないようにね〜。



さーて、準備体操も済ませたし、早速泳ぐか!

ん?あぁ、もちろん。君のペースに合わせて手を引いてあげるから。

さ、カナヅチ克服に向けて練習あるのみ!頑張ろ!



どう?少しは慣れた?

あー、まだちょっと怖いか。

けど大丈夫。最初は溺れそうになって抱きついてきたけど、今はちょっと震えてる程度だし。

この調子でいけば自然と泳げるようになるよ。

え?そんな声大きかった?ごめんごめん。

ま、人目なんて気にせず自分のペースでやれればいいよ。

お姉さんもついてるからさ。



んー、そろそろ大丈夫そうだね。

競泳プールから離れてどっか遊びに行ってみる?ウォータースライダーとか。

おっ、いいね。そういう挑戦心は大事だよ。

いざというときはお姉さんが守ってあげる。じゃ、いこ。



おーい、大丈夫かー?

いきなり水面に叩きつけられるウォータースライダーはまだハードル高かったかー…

ん?いいのいいの!全然迷惑とかじゃないから!

今日は君の泳ぐ練習に付き合うって決めてるからね。

遊べないっていう不満は全くないよ。

んー…まぁなんて言うか、君が頑張ってる姿見るの好きなんだよね。

ほら、世の中にはさ、自分の短所に見向きすらしない人だっているじゃん?

その点、君は偉いよ。自分の弱いところとちゃんと向き合って克服しようとしてるんだから。

そうそう。お姉さんはそんな少年のひたむきな姿勢を見れて満足してるってこと。

あたしに気ぃ遣わなくていいからさ。君は自分なりに頑張ればいいの。

あたしも最後まで付き合うし。

ふふっ、どういたしまして。

さっ、君の気が済むまで泳ご。時間もまだまだたっぷりあることだしね。



お疲れさん。ほい、スポドリ。

いーよ、お姉さんの奢りで。頑張ったご褒美ってことで。

ん?わたしから見て?

最初に比べたらすごく上手くなったと思うよ。

めっちゃ進化したんじゃない?やるじゃん、少年。

お、なになに?お姉さんに言いたいこと?

へっ?ふふっ、ありがと。

水着褒められんのは素直に嬉しいよ。

オッケ。またなんかあったら誘ってくれていいからね。

時間作っていくらでも付き合うからさ。

うん、今日はこちらこそありがと。それじゃあまたね。
クレジット
・台本(ゆるボイ!)
知り合いのお姉さんに泳ぎ方教えてもらった
https://twitter.com/yuru_voi

・台本制作者
松平蒼太郎
ライター情報
マツダイラソウタロウ
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