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御狐様と流行りの月見
written by こん
  • おねショタ
  • ラブラブ
  • 甘々
  • ファンタジー
  • のじゃロリ
  • 人外 / モンスター
  • お姉さん
  • 少年
  • シチュエーション
公開日2021年10月06日 21:47 更新日2021年10月06日 21:47
文字数
1194文字(約 3分59秒)
推奨音声形式
指定なし
推奨演者性別
指定なし
演者人数
1 人
演者役柄
指定なし
視聴者役柄
指定なし
場所
指定なし
あらすじ
昔から何となく交流のある神様と、積極的なお月見です。

楽しんで頂けたら幸いです。
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台本ご使用に際して、「フリー台本」の明記をお願いします。
また、タイトル変更やアレンジは原型がなくなるほどの改変でなければご自由に。
例)男性向け→女性向け(BL/GLなど)・言葉の多少の変更・語尾の変更・表現方法(ヤンデレ化)などご自由に

ご質問などあればお気軽にTwitterのメッセージまでご連絡下さい。また使用報告を頂けましたら、喜んで拝見させて頂きます
本編
ん〜?
お〜よく来たな

最近は日が落ちるのがだいぶ早くなってきたからのぉ

暗い山道を抜けるのは少し怖かったのではないか?

そうかそうか
お主が来てくれて嬉しいぞ

おや、なんじゃそれは?
お月見のお供?

もしや団子か?
実はわしも用意しておってな……なに違うのか?

はんばーがー?

開けても良いか?

ほう、巷では、お月見には団子ではなく、このような洋食を食すのだな
うむ。お主が持ってきてくれたのだ、頂くとするかのう

はむ、あむあむ……モグモグ

こ、これは⁉
うまい!

なんじゃこれは!

なるほど、タマゴを満月に見立てておるのじゃな

うむ
これは気に入ったぞ

今度は自分で買ってくるとしよう

ん?なんじゃ、わしが街に行くのが不思議か?

神なんて暇なもんでなぁ
大体の神は人間の街で暮らしておるぞ

むしろわしみたいな、山奥でひっそりと暮らしている方が珍しいほうじゃ

あぁ、街に行ったときはこの尻尾と耳は変化で隠しておるぞ
服は、化かせるが、別に着物でも問題はなかろう……

ウソじゃないぞ
その証拠に、昼に街へ団子を買いに行ったのじゃからな

ちょっと待っていなさい

まったく、これでもわし神なんじゃけどなぁ(ボソ)
やっぱり威厳とかもうちょっとあった方が良いのかなぁ(ボソ)

ほれどうじゃ

レシートも貰っているからな

ふふふ、これでわしでも一人、いや一神で街に買い物に行けることが分かったろう

まぁ、そんな謝らなくて良い
これは、たわいもないじゃれ合いじゃからな

ほれ、お主も団子を食べるか?

うむ
良い食べっぷりじゃな

そうじゃ!
買い物の帰りにな、初々しい男女が細長い菓子を両端から食べておったんじゃ

折角じゃ、わしらもやろうぞ

何を照れているんじゃ?
恋仲にあるもの同士がやるのだろう

ならば問題はないな

(チュッ)

どうじゃ?
接吻をしてやったぞ

これでわしらは恋仲じゃな

それじゃあ早速、この団子を軽く噛んで……

ん、んーん
んーーー!

(団子の端を食べる)

ん、んふふふ(笑)
んー

はあ、楽しいの

もう一回……ダメか

ん?どうした?

恋仲関係?
もしかして、嫌じゃったか?

そうか、それなら良かったが…では何をそんなに俯いて……

わしがお主のことを好きなのか?

あぁ大好きじゃよ

お主が今よりずっと小さい頃、
それこそ、お主が生まれて間もないころにわしとお主は初めて会ってなぁ

とても可愛い子じゃな~とお主のことを気に入ったのじゃ

そうして、お主が成長していく姿を眺め、時に神の力で助けたりしていたらな
気づいたら、お主のことが頭から離れなくなってしまったんじゃ

恋愛の神に尋ねたらな、良縁じゃと言ったんじゃ
じゃから、今日お主に伝えようと決めたんじゃが、少し大胆すぎたかのう

嫌な思いをさせてしまったのならすまないな……

お主もわしのこと好きじゃったのか?
そうかそうか、それは嬉しいの

それじゃあ、改めてこれからよろしくな

そうじゃ、今度はお主の家に行こう
一度お主の両親に挨拶せんといかんしな

まだ早い?

そうなのか、
じゃがいつかは結婚のことも考えないとなぁ

これから楽しみじゃな
クレジット
・台本(ゆるボイ!)
御狐様と流行りの月見
https://twitter.com/yuru_voi

・台本制作者
こん
ライター情報
はじめまして。pixivに台本を上げておりましたが、こちらにも上げてみようと始めました。
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