前作「ダウナー系後輩の彼女宣言」(https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=14789132)のイフストーリー。

体育祭の後、他の女子に言い寄られた主人公(視聴者)を拘束し、自分のモノだと再認識させるべくお仕置きする後輩彼女のお話。

尚前作とは異なり、教室に乗り込んでの彼女宣言はしていない。

よっす、先輩。目ぇ覚めた？

ん？ここ？いつもの旧校舎の空き教室だけど。

あー、実はちょっと場所変えた。

いつも昼食べてるとこだと、外から見える可能性あるからね。

そ。こうして先輩縛ってんの見られたら流石にヤバいから。

へぇ…なんで拘束されてるか本気でわかんない？

自分の胸に手当てて考えてみ？

あ、手縛ってるからさわれないか。ごめんごめん。

ふーん…なんだ、わかってんじゃん。

そ。今日の体育祭の男女混合リレーの後、先輩、例の女に校舎裏に連れてかれてたでしょ？

ふふっ、そうそう。んで、無理やり唇奪われてたよね？

引き剥がそうと思えば、引き剥がせたはずなのにね。

抗えなかったんでしょ？女の魅力ってやつに。

見てたよ、バッチリね。

あーあ、キツかったわぁ。

彼氏の他の女とのラブシーン見んの、マジキツかった〜。

まぁそんなわけで、体育祭で疲れてる先輩に膝枕してあげるっつって呼び出して、ここで寝かしつけて…

んで、マジで寝たのを見計らって、起きないように手首と手足しっかり縛ったっつーこと。ここまではOK？

あはは。別に謝罪がほしくてこーいうことしてるわけじゃないし。

例の女には、あたしの彼氏くんに手ぇ出さないように、きっちりお話しといたから。

で、先輩のことはどうしようかって思ったんだけど…

ホントは先輩にお仕置きするどうか、ちょっと悩んだ。

けど、あたしのことがタイプって言っときながら、一時とはいえ、女の誘惑に負けたのはいただけないなと思って。

そ、お仕置き。今から先輩にしっかりわからせてあげる。

先輩が誰のものかっつーことをね。

もう二度とあんなことはしない？

だーかーらー…口での謝罪が聞きたいんじゃないの、あたしは。

うっさい。ちょっと黙ってて。

(ディープキス)

んっ…照れんなよ、先輩。こんなん序ノ口じゃん。

とりあえずこれで唇の方は上書きできたかな。

先輩…首、ちょい失礼するよ。

(首噛み)

あむっ……へへっ、どう？なんか吸血鬼っぽくて良くない？

もうちょい強く噛んだほうがいいかな？

んじゃ、反対側の首筋も失礼しますっと…

(首噛み)

ふふ、今度はしっかり歯形残るように噛んだから。

これで先輩はあたしのもんだね。まぁ最初からそうなんだけど。

ん？どした、先輩？なんか言いたそうだけど？

ぶっ…あはは！先輩って意外とドMだったんだ！ウケる！

あはは……いいよ。そういうことなら他のとこも責めてあげる。どこがいい？

へー、耳。なるほど、男の人って大体耳弱そうだもんね。

先輩の耳、いただきまーす。

(甘噛み、耳舐め等)

んっ…はぁ……やってる側も結構気持ちいいね、これ。先輩はどう？

ふふ、もっとやってほしいって顔してるね。

んじゃ、反対の耳も失礼しまーす。

(甘噛み、耳舐め等)

はふぅ…いやー、悪くないね。こういうのも。

なんつーか…直接肌を責めるのが、自分のモノにしてるって感じで。

先輩、涙目でめっちゃ息絶え絶えじゃん。可愛すぎかよ。

今日のところはこれくらいで勘弁してあげようかな。お疲れさん。

あ、またやってもらいたいからって、あたしを嫉妬させるような行為はNGだからね？

うん、普通に土下座して頼んでくれたらやってあげるよ。

先輩、どうやらクセになったっぽいしね。

とりあえず、拘束は解いてあげる。

はい、解けた。じゃ、帰ろっか。

酷い目にあったって、何言ってんだか。

あんなに気持ち良さそうにしてたくせに。

(囁き声で)

先輩…次、可愛い彼女を裏切ったら、あんなもんじゃ済まさないからね？ふふふっ…♪

・台本（ゆるボイ！）
ダウナー系後輩のお仕置き(イフストーリー)
https://twitter.com/yuru_voi

・台本制作者
松平蒼太郎