仕事から帰ってきた彼
家には彼女が待っています！
今日は特製オムライス…
その中には…

ドア開ける)
おかえり〜！

今日も仕事遅かったね！お疲れ様〜！

夜ご飯出来てるから食べよ〜！

今日はね！私特製のオムライスだよ！美味しそうでしょ！

ほら！冷めないうちに早く食べちゃお！

いただきます〜

美味しい？？

良かった〜！作ったかいがあったよ！

(小さい声で)
睡眠薬いりだけどね…

いや！なんもないよ！

ごちそうさまでした！

あれ？どうしたの？

お腹いっぱいで眠くなってきた？

そっか！じゃあ後片付けしとくから寝ていいよ！

おやすみ…

あっ！起きた？驚いた顔してるね！

なんで手と足が拘束されてるのって？？

ふふっ！なんでだろうね！

それにしても君は私の料理に睡眠薬が入ってるのにも気づかずに美味しいそうに食べてたね！

気づかれなくて良かった〜！

まぁこの話は置いといて君なんか私に隠してる事ない？

最近いつも遅いけどホントに仕事？

そっか…仕事かぁ…

(いきなり顔を叩く)
痛かった？

(叩く)
ほら正直に言いなよ！

(叩く)
ねぇ…ねぇきいてるのって！

泣きそうな顔しても無駄だからね！

ふーんこれでも答えないか…

なら私が正解教えてあげるよ…

ほら！君のスマホ…この女だれ？？

会社の後輩？へ〜そうなんだぁ〜

それにしては随分と仲がいいんだね！

えっ…ちょっとまって…

明日デート行きましょうってどういうこと？

まさかだけど私がいるのに後輩と付き合ってるわけじゃないよね…

ね！そうだよね！ねぇ答えてよ…

答えないってことは付き合ってるんだ…

私がいるのになんで付き合ったの？

私が重いから束縛が激しいから！！

そっかそうなんだ…

ずっと君に近づく女から守ってきたのに

なんでこの気持ちが分からないかな…

君が他の女と連絡したり、接触するのを許したりして少しは束縛をゆるめたりもしたのに…

私がバカだったよ！

もういいよ…君がそういう事をするなら容赦しないから

だから…君を私だけの物にするね！

何するのって…首を絞めるんだよ！

首を絞めて君が私の物っていう跡をつけるんだよ！

大丈夫だよ…痛くはしないから！

目をつぶって上向いてよ！

私だってこんなことしたくないけど…君が悪いことしたんだから仕方ないよね…

じゃあ絞めるよ…

(絞める音)
ちょっと暴れないでよね！

(少し間をあける)
ふぅ〜少し強く絞めすぎたかな？

お〜い！生きてる？死んだわけじゃないよね…

えっ…心臓が止まってる…

私殺しちゃた…どうして…

こんなはずじゃなかったのに…

ただ私の物になって欲しかっただけなのに…

でもなんでだろう…

(狂ったように)━━━━━━━━━━━━━━━
君が死んで悲しいはずなのに興奮が止まらない！

私って…もしかしてこういう性癖なのかな！

そうだ！君はもう動かないから拘束はずすね！

(外す音)
よし！これでおっけー！

抱きしめてもいいよね…ぎゅ〜！

まだ死んで数分しかたってないからぬくもりがあるね！

力が入ってなくて私に身を任せてる！

可愛い！可愛いよ！

ほんとに君は死んでも可愛い！

これで君は本当の意味で私の物になっちゃたね！

もう誰にも君を触れさせない、これから私とずっと一緒！

そして君はもう何もしなくてもいい！

私の中で生きるんだよ！

あの後輩に返信しとくね！仕事辞めるのと別れるって！

これでいい？？あっ！もう死んでるから話せないか！

送信とっ！これで良し！後は後輩の連絡先削除！

よし！削除完了！

君の体をどうやって腐敗しないように保存しようかな！

まぁいっか明日考えよう！
━━━━━━━━━━━━━━━ここまで

夜遅いし今日はもう寝よっか！

おやすみなさい！

これからもずっと一緒にいようね！

私だけの君

・台本（ゆるボイ！）
ヤンデレDV彼女に殺され愛される
https://twitter.com/yuru_voi

・台本制作者
友空