校舎裏付近を歩いていると声がした。
声のする方に歩いていくと壁に向かって告白する女子生徒が一人
覗き見するつもりはなかったが面白かったので見ていると見つかってしまう。
その結果、面倒な事を半強制的に頼まれてしまう。

好きです！
付き合ってください！

うーん、直接的すぎるかな？
もっと彼が思わず「はい」って言ってしまうような感じがいいよね。

貴方のことが好き…
だから、私と付き合って、ね？
おねがい。

……なんかこれはこれで恥ずかしいな。
どういう風な告白だとオーケーしてく…れるか………な……。

え！？
き、君いつからそこにいたの！？
もしかして、さっきの見てたりしてた！？

みてた…んだね。

うー、恥ずかしいよー。
何やってたか？
…告白の練習(小声)

なに！
聞こえなかった？
あーもう、だ・か・ら、告白の練習！！
分かった？

ま、見られちゃったものはしょうがないか。
で・も、覗き見してたんだから君にも手伝ってもらうよ？
何をさせらるか不安？
君にやってもらうことは簡単だから安心していいよ。

私が練習台である君に告白する。
それに対して率直な感想を言ってくれればいいだけ。
簡単でしょ？

で、何回かそれをやって一番よかったのを実際に本番で使う。
あからさまに嫌な顔しない！
これは決定事項なんだから君に拒否権はないの。

じゃあ、これからよろしくね？

・台本（ゆるボイ！）
告白の練習を覗き見した結果
https://twitter.com/yuru_voi

・台本制作者
トラクベルク