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女友達の小さい妹たちと遊んでたら、流れで付き合うことになった
written by 松平蒼太郎
  • 告白
  • 喧嘩
  • ツンデレ
  • 女友達
  • 罵倒
  • JK
公開日2021年11月28日 22:04 更新日2021年11月28日 22:04
文字数
1297文字(約 4分20秒)
推奨音声形式
指定なし
推奨演者性別
女性演者向け
演者人数
1 人
演者役柄
女友達
視聴者役柄
友達
場所
公園
本編
遅い。あたしの可愛い妹たちをどんだけ待たせんの?

ほら、ウダウダ言わず、とっとと遊びに行った行った!



はい、お疲れ。ジュースいる?

うん。じゃ、あとで120円徴収するからよろしく。

冗談だよ。そんくらい奢るっての。

わざわざ休日に妹たちの相手してもらってるんだし。

子どもは元気だなって…

あたしらもまだ子どもだけどね。高校生だし。

えー、あたし?

あたしは午前中に十分、妹たちにかまってあげたから。

ちょっとは体力温存させてよ。

夜も相手しなきゃいけないんだからさー。

え、いいじゃん。どうせ暇でしょ?

友達も彼女もいない上に帰宅部でしょ?

だったらいいじゃん。

え、君はあたしにとっては便利屋だけど?悪い?

盛大なため息つかないでよ…

これでも頼りにしてるんだからさ。

妹たちがここまで年上に懐くって、そうそうないし。

むしろ好かれすぎな気もするけど。

君、弟か妹いたっけ?

いないけど、年下にはなぜか好かれやすいって…

へー、そうなんだ。つまり年下キラーってことね。

あ、呼んでるよ。ほら、行ったげて。

あたしはここで見守っといてあげるから。



…ねぇ、ちょっと。

あたしの可愛い妹に求婚しないでくれる?ロリコン。

いや、だって今、大きくなったら結婚してあげるって言ったじゃん。

子どもならよくあること?

甘いね、君は。

案外、女の子ってそーいうことはよく覚えてるもんだよ。

万が一本気にしたら、君は責任取れる?

でしょ?ってことで、安易に結婚の約束はしないように。わかった?

よろしい。じゃ、そろそろ終盤だし、あたしも参加するかー。

うっさい。

見てるだけは暇になってきたの。ちょっとは混ぜてよ。



お疲れさん。

この子達の相手、大変だったでしょ?

ふーん。一応楽しめたんだ。

なら良かった。誘った甲斐あった。

けど悪いね。疲れて寝たとこを運んでもらって。

んー、まあ君がいなかったらいなかったで、お母さんに迎えにきてもらうけど。

なっ…いきなり何言ってんの⁉︎

い、いや…急に人のこと、お母さんになれそうなんて言うから…

そりゃまあ、ほっとくわけにはいかないでしょ。

この子達、見ての通りまだ小さいんだし。

はぁ⁉︎君、やっぱロリコン⁉︎

間違っても妹たちには手ェ出させないから!

へー⁉︎じゃ、ロリコンじゃないって証明してよ!できる⁉︎

あっそ!一番の好みはお前だからなって……は?

い、いきなり何⁉︎急に人のこと口説き始めて⁉︎

冗談か…!コイツ…!

あー、その顔やめ!マジでうざいから!

ぐっ…わかった、静かにする…

この子達、起こすわけにもいかないしね…



ここでいいよ。ありがと、送ってくれて。

は?返事?なんの?

え……さっきの、マジなの?

冗談って言ってたじゃん…

照れ隠しでついって、あのねぇ…

(ほっぺをつねる)

このお口はずいぶん軽いようで!

そんな軽い告白、誰が受け取るかっつーの!

…って言いたいとこだけど。

いいよ、君となら。付き合っても。

だ・か・ら!付き合ってもいいっつってんの!

そ、それはまぁ、なんだかんだ毎回妹たちの面倒見てくれるし…

この子達のことを大切にしてくれる君なら、あたしのことも大切にしてくれるかなって…それだけ!

その勝ち誇った顔、腹立つんだけど…!

ん……よ、よろしく。これからもその、頼りにしてる…

うん…じゃ、また学校で。バイバイ…
クレジット
・台本(ゆるボイ!)
女友達の小さい妹たちと遊んでたら、流れで付き合うことになった
https://twitter.com/yuru_voi

・台本制作者
松平蒼太郎
ライター情報
マツダイラソウタロウ
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