0
ヤンデレ四神に愛され過ぎて屋敷から出られない〜南門の朱雀編〜
written by 松平蒼太郎
  • 嫉妬
  • 添い寝
  • 監禁
  • 拘束
  • ファンタジー
  • 罵倒
  • ヤンデレ
  • 人外 / モンスター
  • 暴言
  • 主従関係
公開日2021年12月17日 21:12 更新日2021年12月17日 21:12
文字数
1027文字(約 3分26秒)
推奨音声形式
指定なし
推奨演者性別
女性演者向け
演者人数
1 人
演者役柄
朱雀
視聴者役柄
不老不死の人間
場所
屋敷
本編
よっ。そろそろ来る頃だと思ってたよ。

青龍んとこの東門の攻略は失敗したみたいだねぇ。

なんでここにって…ここ、南門だし。

で、南門を守るのはこの朱雀様。

門番たるあたしがいないわけないじゃん。

ってか、むしろなんでいないって思ったの?

そっちのが不思議なんだけど。

おやつの時間は門から離れてるだろって…あーね。

実は青龍のやつに頼まれてね。

「そろそろ主が南門から脱出しようとするだろうから、見張っておいてくれ」って。

おやつの時間はテキトーにずらした。

目論見が外れて残念だったね。

さ、こっからどうする?

諦めて引き返すってんなら、あたしも何もしないけど。

あっそ。じゃ、あっつあつの火炎ブレスでいっぺん黒焦げになっとこうか。



おーい、ご主人?生きてっかぁ?

あ、起きた。おはよーさん。

目覚めの気分はどう?

最悪?そりゃそうだろうね。

ま、自業自得だし、観念しな。

え?俺は何も悪いことはしてねぇって、どの口が言ってんの?

青龍から聞いたよ。

下界にいる人間の女の子たちとイチャイチャしたいんだって?

は?ざけんなよ、クソが。

そんなこと許すわけねーだろ、ボケ。

あ、ごめん。

一瞬、マジでムカついたから口悪くなっちゃった。

つーかさー、こんな美少女たちに囲まれて何が不満なわけ?

ご主人の目、腐ってんの?んなわけないよね?

監禁さえなければ、純粋に喜んでた?

へー、そうだっけ?

あたしらと天界に昇ってから、さっさと下界に降りようとしたのはどこの誰だっけ?

あっそう。もっかい焼かれとく?ん?

はぁ…この脱走癖さえなければ、完璧な主人なんだけど。

は?好きに決まってんじゃん。

好きで大切だから、手元に置いておこうとしてんじゃん。

それでも監禁はやりすぎ?

それはご主人が浮気性のある、どーしようもない人だから仕方なくだって。

脱走なんてすんなよ、ご主人。

ご主人が望むんなら気持ちいいこと、してやってもいいけど?

ははっ、顔真っ赤。

からかい甲斐があるなぁ、ご主人は。

女の子と遊びたいって大口叩いてる割には、うぶなんだからさ。

ご主人のそーいうとこ、好きだぞ。

ん?今日はもう寝る?

じゃ、隣失礼しまーす。

狭い?いいじゃん、そっち詰めてよ。

詰めればもうちょい楽になるから。

もう少し痩せてればって…ふーん。

それ、誰に言ってる?あたし?

焼き枕の刑をご所望なら、遠慮なく言ってくれてどーぞ。

ったく、ご主人はいっつも一言多いんだよなー…

とにかく、今日はあたしが添い寝してやるよ。

おやすみ、ご主人。

(小声)

青龍だけじゃなくて、あたしのことも愛してくれよ?
クレジット
・台本(ゆるボイ!)
ヤンデレ四神に愛され過ぎて屋敷から出られない〜南門の朱雀編〜
https://twitter.com/yuru_voi

・台本制作者
松平蒼太郎
ライター情報
マツダイラソウタロウ
 pixivにてフリー台本を投稿しています。
 台本の創作は自由にやらせてもらっております。よろしくお願いします。
有償販売利用の条件
当サイトの利用規約に準ずる
利用実績(最大10件)
松平蒼太郎 の投稿台本(最大10件)