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ヤンデレ四神に愛され過ぎて屋敷から出られない〜西門の白虎編〜
written by 松平蒼太郎
  • 嫉妬
  • ファンタジー
  • 拘束
  • 監禁
  • 妹系
  • 人外 / モンスター
  • ヤンデレ
  • 主従関係
  • 捕食
公開日2021年12月18日 06:44 更新日2021年12月18日 06:44
文字数
1002文字(約 3分21秒)
推奨音声形式
指定なし
推奨演者性別
女性演者向け
演者人数
1 人
演者役柄
白虎
視聴者役柄
不老不死の人間
場所
天界の屋敷
本編
おにーちゃん。こんな時間にどこ行くの?

散歩?へー、こっちは西門の出口だけど。

門の外に出るのは禁止って、知ってるよね?

あ、ふーん。そんなこと言っちゃうんだ。へー。

ふふふ…これだけ夜が深まったなら、あたしたち四神も寝静まってるからその隙に…って思ったでしょ?

あはは!目論見が外れて残念でしたー!

おにーちゃんが南門に向かったのは知ってるよ。

朱雀もこの時間は寝てるから、その隙に南門から出ようとしたのは分かる。

けど気がついたら西門にいた。何でだと思う?

ふふふっ、正解。

このお屋敷ね、門を守ってる四神が寝てたり不在だったりした時におにーちゃんが門を出ようとした場合は、おにーちゃんを門を守ってる四神のところに強制的に転移させる仕組みが施されてるんだ。

あたしたち四人で話し合ってそういう仕組みを作ろうって決めたんだ。すごいでしょ?

そんなの無茶苦茶すぎるって…

なんで?おにーちゃんを逃がさないためには当たり前の措置でしょ?

大体、このお屋敷から逃げようとするおにーちゃんが悪いんだよ。

大人しくここで暮らしてくれれば、あたしたちも何にも文句ないのにね。

俺が文句ある?

なに文句って?洗いざらいぶちまけてみなよ。一応聞いてあげる。

…ふーん。あたしたちというものがありながら、他の女のところに行こうとするんだ。へー。

堂々と浮気宣言する、どうしようもないおにーちゃんにはお仕置きが必要かな?ガブっといっとく?

はぁ…バカなおにーちゃん。

はい、ガブっ。ふーははへた♪(つーかまえた♪)

闇夜に紛れて逃げ出そうとしても無駄。

あたし、白虎だから夜目も鼻も効くんだよ。知らなかった?

それにそんな遅い動きじゃ、一生かかってもあたしを出し抜けないよ。

はい、暴れない。

おにーちゃんってば、もういい歳した大人なんだから、駄々っ子みたいに暴れるとみっともないよ?

誰のせいだと思ってんだって…おにーちゃんのせい。

おにーちゃんが何て言おうが、逃す気ないから。諦めて。

はぁ〜…それにしても、おにーちゃんのお肉の味、美味しかったなぁ…

おにーちゃん不死身だから、腕や足の1、2本くらい持ってっても問題ないよね?

不死身でも痛いものは痛い?

それはお仕置きだからしょーがないでしょ。

(舌なめずり)

ふふ…いつもは四人で平等におにーちゃんを分け合ってるけど、今はあたしだけのモノ…

おにーちゃんを独占できるなんて最高♪あははっ!

それじゃ、美味しそうなおにーちゃんに手を合わせて!いただきます!がーぶっ♪
クレジット
・台本(ゆるボイ!)
ヤンデレ四神に愛され過ぎて屋敷から出られない〜西門の白虎編〜
https://twitter.com/yuru_voi

・台本制作者
松平蒼太郎
ライター情報
マツダイラソウタロウ
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