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月の女将軍に負けて結婚させられた初めての夜
written by 松平蒼太郎
  • ファンタジー
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  • 夫婦
  • 結婚初夜
  • 月人
  • 武人
  • 将軍
公開日2022年01月02日 06:54 更新日2022年01月02日 06:54
文字数
927文字(約 3分6秒)
推奨音声形式
指定なし
推奨演者性別
女性演者向け
演者人数
1 人
演者役柄
女将軍
視聴者役柄
元将軍
場所
月の都のとある寝室
本編
ふぅ…こうして改めて二人きりになると緊張するな…

あぁ、わたしだって女だ。

緊張くらいするさ。

好きな異性と寝室で二人っきりというシチュエーション…

これで緊張しない方がおかしいだろう。

なんだ…その呆れたような顔は?

わたしは至極真っ当なことを言ったはずだが?

なに?無理やり月まで拉致した挙句、結婚させた張本人が何を言っているのか、だと?

お前こそ何を言っている。

これは月と地球との友好を証明するための結婚なんだぞ。

そう。政略結婚というやつだが、同時に恋愛結婚でもある。

(肩にしなだれかかる)

なぜなら、わたしもお前のことが好きだからだ。

戦いこそが我が人生だと思っていたが…

こうして誰かを好きになる人生も悪くない。

なに?まだそんなことを言ってるのか。

あの勝負はどう考えてもわたしの勝ちだろう。

最後のあの一騎打ち…

それぞれの国の代表として、互いに全力を振り絞った結果が今だ。

そしてあの時に言ったであろう。

「わたしが勝ったら、お前はわたしと結婚してもらう」と。

これは正々堂々と勝負に勝ったが故(ゆえ)のことなのだ。

今さら文句を言うな、馬鹿者が。

ん?……ふふっ、そうか。

お前はわたしのライバルでいたかったんだな。

その言葉、同じ武人として素直に嬉しい。

だが…同時に少し不満でもある。

(押し倒す)

こんなに近くにいるのに、わたしのことを女として見れないのか?

ふふっ…顔、真っ赤だぞ?

つまりはそういうことと捉えていいんだな?

もう我慢することはない。

わたしたちは今や正式な夫婦(めおと)なんだ。

そして今は結婚初夜。

ちなみにわたしはもう限界寸前だ。

お前もほら…ココがすっかり勃っているではないか。

身体は正直なものだ。

お前はわたしのことを女として見ている。

いい加減認めろ。往生際が悪いぞ。

ま、身体を重ねればお前も少しは従順になるだろう。

今のお前にわたしをはね返す力はないしな。

そう…月の都随一の薬師が作った若返りの薬で、10代の未成熟な身体に戻ってしまったからな。

ふふふっ…元のお前も凛々しくてカッコよかったが、今のお前はお前で、可愛くて良いではないか。

さ、まずは服を全部脱げ。

ふん…その騒々しい口は少しチャック、だ。

(キス)

ここから先は余計な言葉は不要。

お前はわたしの言う通りにさえしていればいい。

わたしがしっかりリードしてやるからな…
クレジット
・台本(ゆるボイ!)
月の女将軍に負けて結婚させられた初めての夜
https://twitter.com/yuru_voi

・台本制作者
松平蒼太郎
ライター情報
マツダイラソウタロウ
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