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公開日2022年01月02日 17:03
更新日2022年01月02日 17:03
文字数
1885文字(約 6分17秒)
推奨音声形式
バイノーラル
推奨演者性別
女性演者向け
演者人数
1 人
演者役柄
クノイチ
視聴者役柄
君主
場所
某所
本編
もし…そこのお侍さん。
はい。少しばかりお顔が好みだったものでしたから、お声をかけさせていただきました。
えぇ。わたくし、そこの遊郭で商売をしております、しがない芸妓です。
もしお時間よろしければ、遊んでいかれませんこと?
ふふっ…真面目ですのね。
ますますわたくしの好みですわ。
ですけどぉ…お侍さんに拒否権はありません。
うふふっ…手荒な真似してごめんなさいね?
ですが、これもすべてお館様のため…
お館様のこと、すぐ楽にして差し上げますからね♪
お目覚めになられましたか?お館様。
うふふっ♪驚かれましたか?
お館様が重用していらっしゃる、あの女の忍びにそっくりでしょう?
いいえ。変装の類いではございません。
これがれっきとしたわたくしの顔です。
あははっ♪やっと思い出しになられましたか?
はい。わたくし、あの女忍びの双子の妹でございます。
姉上とお館様の教育方針で対立して、最終的にお館様の元を泣く泣く去ることになった、あの双子の妹の方です。
今は遊郭で芸妓をやっているのかって…
うふふっ♪
わたくしに捕まってる状況下でそんなことが言えるなんて、お館様ったらずいぶん能天気なんですのね♪
まぁ詳しいことは耳かきでもしながら、お話ししましょうか。
膝に頭乗せますね〜。
さ、これで準備完了です。
それではお耳、失礼させていただきます。
(耳かき)
へぇ…ずいぶんお綺麗な耳ですのね。
これは…なるほど、姉上に掃除してもらったんですね。
分かりますよ〜。
だって汚れの取り方がまるっきり姉上ですし、それに…
姉上のイヤらしい匂いも染み付いていますしね。
可哀想なお館様…
姉上の匂いをとるのはもちろん、その呪縛からも解放してあげなくては…
はい、いかがなされました?
どこかお痒いところでも?
わたくしの目的、ですか…
言うまでもないことなのですが、鈍いお館様には伝わっていなかったようですね。
それでは、はっきり申し上げます。
お館様…この国の君主であることなどやめて、わたくしの元に来てください。
あら?聞こえませんでしたか?
耳掃除を完遂していないのがいけなかったのですね。
では、はっきり聞こえるように、仕上げにかかりますね。
(耳ふー)
それでは改めて申し上げます。
この国を捨てて、わたくしと共に来てください。
はい。もちろん本気です。
お館様はこれまで姉上に厳しく躾けられてきました。
この国の君主として強くなければいけないとの教えを叩き込まれて、今に至ります。
…それは果たして、本当に正しいことでしょうか?
はい、今のうちにゴローン♪
それでは反対のお耳、失礼しますね。
(耳かき)
話の続き、いたしましょうか。
お館様は昔から泣き虫でおられました。
ですが姉上は、そんな弱いお館様を教育と称して痛めつけてきました。
どんなにお館様が泣いても、その厳しい態度を崩そうとはしませんでした。
姉上はお館様を、自分の思い通りに動く人形に仕立て上げたかっただけなんですよ。
そんなの許せませんよね?
お館様に辛い思いをさせたに飽き足らず、自分の思う通りに動くように「洗脳」するなんて。
そして姉上は影からお館様を操ってこの国を牛耳ろうとしているのです。
あぁ、なんて可哀想なお館様…
すぐにそのおぞましい呪いを解いてあげますからね…
ふふっ、頭がぼーっとしてきました?
これはわたくしがお館様を救うために、長年の修行で会得した忍術…
耳掃除を通じて、練り上げた術式をお館様の体内にねじ込みました。
これでお館様はわたくし以外のものを愛せなくなります。
ねぇ、お館様…
君主としての責務など忘れて、わたくしと共に過ごしましょう?
わたくし、今は諸国を渡り歩いて自由に忍びとしての活動をしているんです。
はい。頼まれれば情報収集や破壊工作、暗殺など何でも行います。
もちろん、頼まれた方にはそれ相応の報酬は払っていただきますけど。
私に付いて来れば、お館様に一切苦労などさせません。
お館様のための住居はすでに用意してございます。
お館様はただそこで好きなように過ごせばよろしいのです。
生活に必要なものはすべてこちらで用意いたします。
お館様のお世話も当然、わたくしが行います。
仕事で出かける時は、わたくしの分身を置いていきますので、ご心配なく。
ご要望があれば何でもお申し付けくださいませ。
さて、最後の仕上げといきましょうか…
(耳ふー)
さぁ、お館様。
わたくしが誰だか分かりますか?
ん?……あら、思ったより自我をしっかり保っていらっしゃいますね。
ですが、それも時間の問題。
お館様はいずれわたくしの術から抜け出せなくなる。
はい。先ほども申し上げた通り、術がお体に浸透しましたら、わたくしのことしか見られなくなります。
ふふっ…早くわたくしだけのお館様になってくださいね…
はい。少しばかりお顔が好みだったものでしたから、お声をかけさせていただきました。
えぇ。わたくし、そこの遊郭で商売をしております、しがない芸妓です。
もしお時間よろしければ、遊んでいかれませんこと?
ふふっ…真面目ですのね。
ますますわたくしの好みですわ。
ですけどぉ…お侍さんに拒否権はありません。
うふふっ…手荒な真似してごめんなさいね?
ですが、これもすべてお館様のため…
お館様のこと、すぐ楽にして差し上げますからね♪
お目覚めになられましたか?お館様。
うふふっ♪驚かれましたか?
お館様が重用していらっしゃる、あの女の忍びにそっくりでしょう?
いいえ。変装の類いではございません。
これがれっきとしたわたくしの顔です。
あははっ♪やっと思い出しになられましたか?
はい。わたくし、あの女忍びの双子の妹でございます。
姉上とお館様の教育方針で対立して、最終的にお館様の元を泣く泣く去ることになった、あの双子の妹の方です。
今は遊郭で芸妓をやっているのかって…
うふふっ♪
わたくしに捕まってる状況下でそんなことが言えるなんて、お館様ったらずいぶん能天気なんですのね♪
まぁ詳しいことは耳かきでもしながら、お話ししましょうか。
膝に頭乗せますね〜。
さ、これで準備完了です。
それではお耳、失礼させていただきます。
(耳かき)
へぇ…ずいぶんお綺麗な耳ですのね。
これは…なるほど、姉上に掃除してもらったんですね。
分かりますよ〜。
だって汚れの取り方がまるっきり姉上ですし、それに…
姉上のイヤらしい匂いも染み付いていますしね。
可哀想なお館様…
姉上の匂いをとるのはもちろん、その呪縛からも解放してあげなくては…
はい、いかがなされました?
どこかお痒いところでも?
わたくしの目的、ですか…
言うまでもないことなのですが、鈍いお館様には伝わっていなかったようですね。
それでは、はっきり申し上げます。
お館様…この国の君主であることなどやめて、わたくしの元に来てください。
あら?聞こえませんでしたか?
耳掃除を完遂していないのがいけなかったのですね。
では、はっきり聞こえるように、仕上げにかかりますね。
(耳ふー)
それでは改めて申し上げます。
この国を捨てて、わたくしと共に来てください。
はい。もちろん本気です。
お館様はこれまで姉上に厳しく躾けられてきました。
この国の君主として強くなければいけないとの教えを叩き込まれて、今に至ります。
…それは果たして、本当に正しいことでしょうか?
はい、今のうちにゴローン♪
それでは反対のお耳、失礼しますね。
(耳かき)
話の続き、いたしましょうか。
お館様は昔から泣き虫でおられました。
ですが姉上は、そんな弱いお館様を教育と称して痛めつけてきました。
どんなにお館様が泣いても、その厳しい態度を崩そうとはしませんでした。
姉上はお館様を、自分の思い通りに動く人形に仕立て上げたかっただけなんですよ。
そんなの許せませんよね?
お館様に辛い思いをさせたに飽き足らず、自分の思う通りに動くように「洗脳」するなんて。
そして姉上は影からお館様を操ってこの国を牛耳ろうとしているのです。
あぁ、なんて可哀想なお館様…
すぐにそのおぞましい呪いを解いてあげますからね…
ふふっ、頭がぼーっとしてきました?
これはわたくしがお館様を救うために、長年の修行で会得した忍術…
耳掃除を通じて、練り上げた術式をお館様の体内にねじ込みました。
これでお館様はわたくし以外のものを愛せなくなります。
ねぇ、お館様…
君主としての責務など忘れて、わたくしと共に過ごしましょう?
わたくし、今は諸国を渡り歩いて自由に忍びとしての活動をしているんです。
はい。頼まれれば情報収集や破壊工作、暗殺など何でも行います。
もちろん、頼まれた方にはそれ相応の報酬は払っていただきますけど。
私に付いて来れば、お館様に一切苦労などさせません。
お館様のための住居はすでに用意してございます。
お館様はただそこで好きなように過ごせばよろしいのです。
生活に必要なものはすべてこちらで用意いたします。
お館様のお世話も当然、わたくしが行います。
仕事で出かける時は、わたくしの分身を置いていきますので、ご心配なく。
ご要望があれば何でもお申し付けくださいませ。
さて、最後の仕上げといきましょうか…
(耳ふー)
さぁ、お館様。
わたくしが誰だか分かりますか?
ん?……あら、思ったより自我をしっかり保っていらっしゃいますね。
ですが、それも時間の問題。
お館様はいずれわたくしの術から抜け出せなくなる。
はい。先ほども申し上げた通り、術がお体に浸透しましたら、わたくしのことしか見られなくなります。
ふふっ…早くわたくしだけのお館様になってくださいね…
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