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プロデューサーを辞めようとしたら、実は吸血鬼だった担当アイドルに眷属にされた
written by 松平蒼太郎
  • 告白
  • 少女
  • ヤンデレ
  • 人外 / モンスター
  • アイドル
  • 吸血鬼
  • 束縛
公開日2022年01月15日 22:44 更新日2022年01月15日 22:44
文字数
735文字(約 2分27秒)
推奨音声形式
バイノーラル
推奨演者性別
女性演者向け
演者人数
1 人
演者役柄
アイドル
視聴者役柄
プロデューサー
場所
某所
本編
あ、プロデューサー。

ごめんね、わざわざ来てもらって。

うん…ちょっとね。

プロデューサーに伝えたいことがあって…

今までありがとね。

あたしがアイドルとしてやってこれたのは、プロデューサーのおかげだから。

ここまで上り詰めてこられたのも、プロデューサーのおかげ。

いっぱい、いーっぱい支えてもらった。

ホント、感謝してもしきれないよ…

ふふっ、最後だからね。これくらい言わせてよ。

それで、えっと…だから、その〜…

プ、プロデューサー!

あたしね…プロデューサーのこと、好き!

うん…本気だよ。本気でプロデューサーが好き。

プロデューサーが辞める前にこれだけは言いたかった。

え?……ううん、そんなことないよ!

あたしだけの力じゃ、絶対できなかった!

あたしがアイドルとしてどんなに上手くいかなくても、プロデューサーだけは見捨てなかったから…!

もう…プロデューサーは謙虚なんだから…

そーいうところも素敵だけどね。ふふっ♪

あ、そろそろ時間か…

うん…向こうでも元気でね。いってらっしゃい。

…そうだ。最後のお願い、聞いてくれる?

うん…プロデューサーの血、もらうね。

(噛み付いて吸血)

ンッ…ハァッ…

プロデューサー、好き…美味しい…

ふふふっ…あははっ!

プロデューサーの血、飲んじゃった!あはははっ!

これでもうわたしたち、別れられないね♪

えー?何のつもりだって…決まってるよ。

プロデューサーをあたしの眷属にするためじゃん。

そ、眷属。あたし、吸血鬼だから。

ねぇ…この姿見ても信じられない?

ふふふっ…怯えた顔のプロデューサー、可愛い♪

あ、そうだ。言い忘れてた。

あたしも向こうに行くからよろしくね。

あははっ!仕事?

大丈夫だよ。アイドルは辞めないから。

ただ、プロデューサーの行き先と、あたしの移転先の事務所の場所が近いだけ。

プロデューサー…あたしから逃げられると思わないでね?
クレジット
・台本(ゆるボイ!)
プロデューサーを辞めようとしたら、実は吸血鬼だった担当アイドルに眷属にされた
https://twitter.com/yuru_voi

・台本制作者
松平蒼太郎
ライター情報
マツダイラソウタロウ
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