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チームの寡黙な捕手(キャッチャー)は僕の気持ちを受け取りたいらしい
written by 松平蒼太郎
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  • 部活
  • 野球
  • 無口
公開日2022年01月16日 07:23 更新日2022年01月16日 07:23
文字数
888文字(約 2分58秒)
推奨音声形式
指定なし
推奨演者性別
女性演者向け
演者人数
1 人
演者役柄
野球部員
視聴者役柄
マネージャー
場所
学校
本編
あ、マネージャー君。どうも。

別に。今日もいつも通りだったよ。

あぁ、この間の試合運び?

あんなのいつもやってることだから。

感謝されるほどのことでもない。

…それよりマネージャー君。少し時間ある?

うん…マネージャー君、マウンド立って。

いや…マネージャー君、たしか中学で野球やってたんだよね?

だったらピッチング、できるかなって。

わたし、マネージャー君の球、受けてみたい。

ダメ?そっか…残念。

え?……あぁ、そうなんだ。

肩、壊したんだ。中学の時に。

それはゴメン。無神経だった。

…ん。マネージャー君はいつも優しいね。ありがとう。

そうなんだ、それでマネージャーに…

それは知らなかった。初耳。

でも…自分が野球できなくなっても、野球のことは好きでい続けられたんだ。

マネージャー君はすごい。尊敬する。

本当。だって今のチームを作り上げたのだってマネージャー君だし。

そう。今のレギュラーの半分くらいは、マネージャー君がスカウトしてきたようなもんだから。

人を見る目あるよ、マネージャー君。

選手のサポートするのも上手いし…天職じゃない?

褒め過ぎ?いや、ホントのこと言っただけ。

わたしも自分が捕手(キャッチャー)できるなんて思わなかったし。

…そう?やっぱりエースちゃんのあの豪速球捕れるの、わたしだけ?

そうだね…エースちゃん、普段あんなにホワホワしてるのにね。

ん?どうしたの?エースちゃんと何かあった?

…恋人と思われてる?何それ…聞いてないけど。

ふーん…そういうことか…なるほど。

マネージャー君も満更ではなさそうだね。ちょっと嬉しそう。

だったら…マネージャー君はわたしが先に確保する。

(キス)

好きだよ、マネージャー君。

いきなりでゴメン。

でも居ても立っても居られなくなった。

薄々気づいてたけど、マネージャー君はモテるから…

何もしないで誰かに奪われるくらいなら、ここで手垢付けといた方がいいかなって。

ダメだよ、逃がさない。

マネージャー君…普段、わたしが誰の球捕ってると思ってるの?

これでもあのエースちゃんの相方だから。

マネージャー君に手、振り解かれない自信はある。

わたしの想い、受け取ってくれるまで逃がさない。

マネージャー君もわたしに好きって気持ち、ぶつけてよ…
クレジット
・台本(ゆるボイ!)
チームの寡黙な捕手(キャッチャー)は僕の気持ちを受け取りたいらしい
https://twitter.com/yuru_voi

・台本制作者
松平蒼太郎
ライター情報
マツダイラソウタロウ
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