あっちゃー…お兄さん、大丈夫？

平気って…結構出血してるけど…

ふーん…お兄さんがいいって言うならいいけど…

それより僕を選んでくれてありがとね。

もっと早く僕を召喚してくれれば、そんな深手を負わずに済んだのに。

相手の力を見誤った？

へー、お兄さんでもそんなことあるんだね。

とりあえずほら、傷薬。

何も無いよりはマシでしょ？

うん、どーいたしまして。

あ、もう行く？

オッケ。相手は西門の白虎だっけ？

りょーかい。僕なら白虎の機動力にも負けないよ。

ふふ、期待しててよ。

伸縮自在な、如意棒の力をね。



むー…中々破れないね。さすが四神。

どうする？僕らもヤッちゃう？

えー？それは無し？即答かぁ…残念。

じゃあさ、お兄さん。僕のココ、触って？

ひゃうっ！……あ、ゴメン。変な声出ちゃった。

あー、ダメダメ！もっと触って！お願い！

そう！その棒の末端！……ひゃあっ！

お、お兄さんって意外とテクニシャンだね…

ふふっ、あはは…！

なんかテンション上がってきた！

もう一回トライしよう、お兄さん！

え？……あはは！お兄さんってばエッチ〜！

エッチな方もいいけどさ、今言ったのは西門攻略のこと！

ふふふ…お兄さんもいい感じに僕らに毒されてきたね。

なんでもないよー♪エッチなお兄さん♪

ふふ、ゴメンゴメン。からかい過ぎたね。

でもお兄さんには触られちゃったし…

責任、取ってもらわないと♪

えー？最初からそれが目的だったのかって、そんなことないよー？

僕はただお兄さんのモノになりたいだけだよ。

うん。誰よりもお兄さんに愛されたいって思ってる。

あ、告白する時はちゃんと人の姿に戻って言わないとね。

(変化)

好きだよ、お兄さん。

元々、海底の柱に過ぎなかった僕に命を吹き込んでくれたお兄さんのことが。

うん、純粋に道具として見てもらって構わないよ。

どういう形であれ、僕のことを好きでいてくれれば、それでいいから。

その代わり、僕以外は絶対見ないで欲しいんだ。

お兄さんにとって一番有用な道具になるから、ね？

ふふ、決まりだね。

それじゃ、今から白虎を叩きのめして、僕の有用性を証明するよ。

お兄さんは好きなように戦って。

僕が全面的にサポートするから。

僕とお兄さんが最高のパートナーってこと、みんなに見せつけてやろうね♪

・台本（ゆるボイ！）
ヤンデレな鉄棒に愛され過ぎて道具をただの道具として見られない〜奴隷・如意金箍棒〜
https://twitter.com/yuru_voi

・台本制作者
松平蒼太郎