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勇者様 酔った宿屋の看板娘ちゃんに襲われてクラスチェンジ(全年齢版)
written by れん
  • ファンタジー
公開日2021年06月05日 18:00 更新日2021年06月05日 18:00
文字数
1139文字(約 3分48秒)
推奨音声形式
指定なし
推奨演者性別
女性演者向け
演者人数
1 人
演者役柄
看板娘
視聴者役柄
勇者
場所
指定なし
あらすじ
見事魔王を討ち果たした勇者である貴方
故郷の村に帰る途中で立ち寄った宿屋
何度も利用しており、看板娘の子とも悪くない仲で
そして……その夜
本編
いらっしゃいませ
あっ、勇者様
またいらしてくれたのですね
はい、ありがとうございます
お噂はこの村まで流れてきてますよ
ついに魔王を討ち果たしたと
……なるほど
それで今は、故郷へお帰りになる途中と……
あっ、お疲れのところ引き止めてしまって申し訳ございません
本日もいつものお部屋でよろしいですか?
はい、ご案内しますね
それでは……ごゆっくりとお過ごしください
(夜)
(ここからお酒に酔った感じで)
……しゃさま
勇者さま
起きてください
起きてください
やっとおきてくれました
おはようございます
ごめんなさい
お休みのところ
でも……私我慢できなかったんです
なにをって?
ふふふ
魔王もいなくなったので……この気持ちを伝えても良いのかなって
勇者様
初めてあったころから好きでした
魔物に襲われてるところを助けていただいたあのときに私の心は勇者様のものだったんです
……でも……今までは魔王がいたから勇者様が必要だったんです
でも……今は魔王はもういません
だから……勇者様ももう終わりで大丈夫ですよね
ねぇ……勇者様
私の旦那様になっていただけませんか?
……んっ?
いつもと様子が違う?
ふふふ
何ででしょうね
勇者様が久しぶりに来てくださったのと……今日が最後のチャンスかもっと思ったので
少し……がんばってみてるのですよ
鈍感な勇者様のかわりに
ねぇ、勇者様
(いきなり抱きついて耳元で)
私じゃダメですか?
……お酒臭いですか?
はい……少し……頼ってしまってます
お酒の勢いでもないと……こんなこと出来ませんからね
これも……全部……勇者様がいけないんですからね
ほら……勇者様
夜はまだまだ長いですよ
夜が終わるまでに……私をもらって貰いますからね
ふふふ
(朝)
(勇者と同じ寝床で目を覚まし)
んっ!……頭……痛い……
きもち……わるい
……ここ……は?
…………
……っ!?!?
ゆ、勇者様っ!?(びっくりして大きな声を出してしまう)
んっ!!(自分の声が頭に響き)
い……たい……
わ、私は……ここで何を……?
あっ……勇者様……おはようございます
ご、ごめんなさい
あの……私……なんでここにいるのでしょうか
……覚えてないのかって?
えっと……ごめんなさい
昨日は……お夕飯のあとから記憶が曖昧で
……夢に勇者様が出てきたような……
っ!!!(昨晩のことを思い出した)
ご、ごごごごごめんなさい!!
わ、私……勇者様になんてことを
えっと……えっとえっと
な、なんてお詫びすれば
えっ?
いや、落ち着けといわれても……あんなこと……しといて
んっ~~~!!!(思い出したことで一気に恥ずかしくなり)
もう……お嫁にいけません
……えっ?
勇者様……今……なんて?
約束?
昨晩の……?
そ、そんなダメです
あれは……お酒の勢いだったのですから
……それでも……責任は取らせて欲しい?
要するに……何もなかったら……私なんてどうでもいいってことですよね?
違う?
元からいいなとは思っていた?
……えっと……それは……本当なんですか?
責任とかじゃなくて?
……そう……ですか
ふふふ
勇者様
大好きです
不束者ですが……よろしくお願いします
……あ、あと……ちょっと……失礼します
(走り去っていく)
クレジット
・台本(ゆるボイ!)
勇者様 酔った宿屋の看板娘ちゃんに襲われてクラスチェンジ(全年齢版)
https://twitter.com/yuru_voi

・台本制作者
れん
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 主にpixivやTwitterで活動させていただいています
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