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各世界に散らばるヤンデレなペットとの日常〜番犬・ケルベロス編〜
written by 松平蒼太郎
  • 嫉妬
  • ファンタジー
  • ヤンデレ
  • 人外 / モンスター
  • 三姉妹
  • 幻獣
公開日2022年02月14日 19:35 更新日2022年02月14日 19:35
文字数
1063文字(約 3分33秒)
推奨音声形式
指定なし
推奨演者性別
女性演者向け
演者人数
3 人
演者役柄
幻獣
視聴者役柄
調教師
場所
地獄前
本編
A.長女 B.次女 C.三女


A.あら、お兄さん。ようこそ、地獄の門へ。今日はどうしたの?

B.お兄さん、こんにちは!わたしたちに会いに来てくれたんですね!嬉しいです!

C.おーっ!お兄さんじゃん!なになに⁉︎ついに死んで地獄に叩き落とされた⁉︎

A.もう、二人とも。一気に詰め寄ったらお兄さんが困るでしょ?

B.だって久しぶりに会えたんですよ?お兄さん、中々地獄に来てくれないし…

C.そーそー!お姉ちゃんだって、本当はめちゃくちゃ嬉しいくせに!ものっっすごい頬、緩んでるぞー?

A.も、もう!わたしのことはいいの!…ごめんなさいね、お兄さん。妹たちが騒がしくて…

B.ここで立ち話もなんですし、お茶でもしましょう。わたしがとびっきり美味しいの、淹れてきますね♪

C.あ、じゃああたしは茶菓子用意するー!最近大魔王様から直々に良いものもらったんだよね〜!ひひっ♪

A.さぁお兄さん、こちらへ。ゆっくりしていってね。



C.てゆーか、お兄さんなんでここに?ホントに死んだ?

B.ふふっ、分かります。わたしたち三姉妹が恋しくて恋しくて、居ても立っても居られなくて会いに来たんですよね?

A.あら、そうなの?それだと嬉しいのだけれど…

C.え?………へー、そうなんだ…ふーん…

B.…話を要約すると、お兄さんは何処の馬の骨ともしれぬメスに貞操を奪われそうになった、ということですね?

A.うふふ…面白いことをする輩(やから)がいるものね。わたしたちのお兄さんをあからさまに奪おうとするだなんて…

C.ねー、お兄さん…そいつ、ここに連れてきなよ。噛み殺してやるからさ。

B.わたしたちの方から出向きたいくらいですけど…流石に門を離れるわけにはいきませんからね…

A.それもそうね…このケルベロスをおいて、地獄の門番を務められるのは他にいないもの。

C.むー!それじゃ、お兄さんがまた貞操の危機に晒されることになるじゃん!どうすんの⁉︎

B.あ、わたしにいい考えがあります。お兄さんが調教師から、地獄の門番に転職しちゃえばいいんです♪

A.名案ね。それならわたしたちでお兄さんを独占できて、しかも貞操の危機から守れるものね。

C.あ、お兄さん。ダメだよ、逃げちゃあ…

(合体)

C.お兄さん…わたしから離れようとするなんて酷いよ。

A.わたしのこと、嫌いになっちゃった?

B.それともこのような、本来の姿は醜くて気に入りませんか?

A.うふふ、お望みならまた人間態に戻って、三等分してもいいけど?

C.あたしたち、地獄の門番だけど、お兄さんの門番にもなりたいかなー、なんて♪えへへ♪

B.ケルベロスは頭も人格も三つですが、お兄さんへの想いは一つですから。

ABC.一生わたしのそばにいて(ください)ね、お兄さん♪
クレジット
・台本(ゆるボイ!)
各世界に散らばるヤンデレなペットとの日常〜番犬・ケルベロス編〜
https://twitter.com/yuru_voi

・台本制作者
松平蒼太郎
ライター情報
マツダイラソウタロウ
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