0
愛しの彼女とのピクニックのために、てるてる坊主とお弁当を作った
written by 松平蒼太郎
  • 甘々
  • ラブラブ
  • カップル
  • 恋人同士
  • 同棲
  • 年下
  • ほのぼの
公開日2022年03月25日 07:53 更新日2022年03月25日 07:53
文字数
914文字(約 3分3秒)
推奨音声形式
指定なし
推奨演者性別
女性演者向け
演者人数
1 人
演者役柄
年下彼女
視聴者役柄
年上彼氏
場所
自宅
本編
えー⁉︎ 明日雨かよー。テンション下がるわー…

あーあ…せっかく君とひさびさにピクニック行けると思ったのに…

いや、だって楽しみにしてたし…弁当とか作る気満々だったのに…

(頭を撫でられる)

むー…子ども扱いすんなしー。

あたし、たしかに君より年下だけど、そこまで子どもじゃありませんからー。

あ、や、やめろとは言ってないでしょ!

このままでいい…撫でて。

んー?……てるてる坊主?なんで?

ジンクスでしょ、それ。

そんなんで雨が止むわけないじゃん。

気分だけでも、かぁ……まぁ、そういうことならいっか。

たしかに祈ることくらいは自由だしね。

えーと、とりあえずティッシュとマーカーと、あとは輪ゴムあればいい?

え、ヒモとマスキングテープ?なんで?

あ、あぁ、そっか。

上から吊るすんだから、ヒモはいるし、固定するテープないとダメだよね…普通に抜けてた。

準備はこんなもん?じゃあ早速作ろ。




うん、できたできた。我ながら完璧。

君は?なんか顔描くのに時間かかってたけど…

へー、どれどれ……

え、この顔なに?やたら可愛いんだけど。

あ、あたし?この顔が?

妙に凝ってると思ったら、そういうことかー…

てか、それなら先に言ってよ。

言ってくれたら、あたしも君の顔描いたのに。

…って、なんであたしのてるてる坊主の眉毛濃くすんの…

い、いやいや…眉毛濃くしたら即、君になるっておかしくない?

たしかに君、眉毛濃いけどさ…

とりあえず吊るす?そこの窓んとこでいい?

オッケ。じゃあヒモでくくって、吊るしてっと…

ん、いい出来栄えじゃん。

これで明日、晴れてくれたら完璧だね。

弁当?作んの?晴れるか分かんないのに?

あー、そっか…まぁそうだね。

たしかに家で食べても全然問題ないし、お昼用意する手間も省けるしね。

じゃあ弁当も作るかー。材料は〜…

(バックハグされる)

もぅ、どうしたの?

急に後ろから抱きついてくるとか…

あ、あはは…そりゃどーも。

うん、素直に嬉しい。ありがと。

あたしも君の可愛い彼女でいたいからさ。

ちょっと腕の力、緩めてくれる?

いや、キツいとかじゃなくて…少し君の顔が見たい。

(振り向いてキス)

んふふっ♪ お返しだよ、バーカ♪

いつもやられっぱなしは性に合わないからねー。

さっ、弁当作ろ。君も手伝ってよ。

はいはい、よろしくー。

二人でめっちゃ美味いの、作ろうね。
クレジット
・台本(ゆるボイ!)
愛しの彼女とのピクニックのために、てるてる坊主とお弁当を作った
https://twitter.com/yuru_voi

・台本制作者
松平蒼太郎
ライター情報
マツダイラソウタロウ
 pixivにてフリー台本を投稿しています。
 台本の創作は自由にやらせてもらっております。よろしくお願いします。
有償販売利用の条件
当サイトの利用規約に準ずる
利用実績(最大10件)
松平蒼太郎 の投稿台本(最大10件)