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引っ越してきたのは男と間違えてた僕っ子の女の子
written by トラクベルク
  • ボクっ娘
  • ボーイッシュ
  • 友情
公開日2022年03月27日 19:40 更新日2022年03月27日 19:40
文字数
999文字(約 3分20秒)
推奨音声形式
指定なし
推奨演者性別
女性演者向け
演者人数
1 人
演者役柄
隣に引っ越してきた女の子
視聴者役柄
女の子と昔一緒に遊んでいた男
場所
玄関
あらすじ
隣に引っ越してきた人は昔、よく遊んでいた幼馴染だった。
ずっと男だと思っていたが女の子らしくなった彼女に戸惑ったが
気兼ねせずグイグイ来る彼女に昔の安心感が蘇ってくるのだった
本編
(玄関の呼び鈴の音)

(ドアを開く音)

どうも、こんにちわー
隣に引っ越してきた者で…すが…

んん?
君、もしかして…

やっぱり!
ほら、僕だよ、僕
子供の頃に公園でよく一緒に遊んでいた。
そうだなー
どちらがより綺麗な泥団子を作れるか対決したりとか、
水鉄砲で激しい銃撃線を繰り広げたりとか、さ。

あれ?覚えてない?
それとも人違い?

うん?
確かに遊んでいた子はいたけど男だったって?

…え?
まさか、君、僕の事男だと思ってたの?
そりゃあ、あの頃は動きやすさ重視で服装とか髪型とか男の子のような感じだったけど…
そんな漫画みたいな間違いする?

でも、今はちゃんとスカート着てるし、胸も…少しは成長したし流石に男の子には見えないよね?
…どう?

ニヘヘー。
そんな、恥ずかしがりながら言われるとこっちが照れちゃうぜ。

あー、笑い方ね。
昔の君にも変な笑い方って言われた気がする。
今の笑い方で完全に思い出してくれたんだ。

うん?どうしたんだい?
そんな顔を赤くして?
子供の頃、一緒にお風呂入ったことを思いだしたって?

んな!?
な、なんでそんなことまで思いだんだ?
僕まで恥ずかしくなるじゃないか。
て、ていうか一緒にお風呂まで入ってなんで女だって気づかないんだ。
そして、なんで僕は君と一緒にお風呂に入ったんだ!?

…コホン。
取り乱したが最初にも言ったが引っ越しの挨拶回りをしているんだ。
はいこれ、ゼリーの詰め合わせ。

でも、良かったー。
お隣さんが君で。

どうしてって?
そりゃあ、女の一人暮らし、僕だって不安なことがあるわけですよ。
そんな時に君と再会できてその不安が軽くなったんだ。
いざという時は頼りにさせてもらうよ。

じゃあ、今日のところはこの辺で…と、その前に連絡先交換しよ?
なんでって?
友達と連絡先を交換するのに理由がいる?
いらないでしょ?

さ、早くスマホ出して。

はい。これで僕と君はつながったー
なんてね。

僕がピンチの時とか君の家に遊びに行く時とかに連絡するから
もちろん、君からの連絡も待ってるから。

ん?
家に遊びに来る気かって?
当たり前じゃん。
昔みたいに一緒に遊んだり、一緒にご飯食べたりするつもりマックスだよ。

あ、もしかして彼女とかいる?
そしたら、部屋に行くのはまずいか…

…いない?
そっかー、なら問題ないね。
なんなら、僕が彼女になってもいいよ。

…ニヘヘー
冗談だよ。
じゃあ、荷解きとか残ってるから本当に今日はこの辺で。
またね!

あ、最後に今のうちに僕に見られたくないものちゃんと隠しておくんだぞ。
クレジット
・台本(ゆるボイ!)
引っ越してきたのは男と間違えてた僕っ子の女の子
https://twitter.com/yuru_voi

・台本制作者
トラクベルク
ライター情報
いろんなジャンルのシチュエーション台本を書く予定です。
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