学校への登校途中、先輩彼氏が見知らぬ女の子と歩いているのを目撃した後輩彼女が問いただすお話です。

せーんぱいっ、おはようございますっ。
学校まで一緒に行きませんか？
えへへっ、ありがとうございます。

（少し間を置いて）
先輩、一つ聞いてもいいですか？
昨日、街で一緒にいた女の子は誰ですか？

なんで知ってるのかって…。
私も街で買い物してたからですよ。
そうしてたら、たまたま先輩と女の子が一緒に歩いていたのを見つけたんです。
私、泣きそうになりましたよ。

なら声をかければよかったのにって…。
あんなに楽しそうだったら声かけにくいですよっ。
誰がどう見ても恋人同士にしか見えませんでした。

先輩の彼女は私ですっ…。
他の女の子に先輩のこと、渡したくないです。
まさか、浮気じゃないですよね…？
私、そんなに魅力ないですか…？
もしそうだったら、私、わたし……。（泣きそうになりながら）

…えっ、従姉妹？
久々に帰ってきたから、一緒に出かけてたんですか…？
うそ…凄く綺麗な人だったのに…。
じゃあ、私はずっと勘違いをしてたんですね…。
よかった…。

でも、先輩も先輩ですっ。
例え従姉妹であっても、私以外の女の子といると嫉妬しちゃいますっ。

先輩には、私だけの先輩でいて欲しいです。
私は、他の男の子と遊びに行きたいって思わないし、遊ぶつもりもありません。
それくらい、先輩のことが大好きなんですっ。

従姉妹でしたら仕方ないと言うのは頭の中ではわかってます。
わかってますけど…やっぱり妬いてしまいます…。
私、ずっとモヤモヤしてたんですよっ。
昨日だって、ずっと気になって眠れなかったんですからね。

罰として、今週末私とデートしてください。
新しく出来た遊園地に連れて行ってください。
私のこと、本当に好きなんだって安心させてください。
もちろん、先輩に拒否権はありませんよ。

はい、ありがとうございます。
えへへっ、最高のデートにしましょうね。

あっ、もう学校着いてしまいましたね…。
じゃあ先輩。週末、楽しみにしてますね。

…せんぱいっ。
だいすきっ。

・台本（ゆるボイ！）
嫉妬する後輩彼女
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・台本制作者
メア