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公開日2021年06月05日 18:00
更新日2021年07月01日 22:37
文字数
1790文字(約 5分58秒)
推奨音声形式
指定なし
推奨演者性別
女性演者向け
演者人数
1 人
演者役柄
指定なし
視聴者役柄
指定なし
場所
指定なし
あらすじ
鈍感男子に恋した女の子の葛藤を書いたお話です。
本編
()=SE
[]=心の声。声を小さめに読んでください。
…………………………………………………
お〜い、待って待って〜!
(走る音)
はぁ、はぁ、はぁ…。
良かった…間に合った…。
ねぇねぇ、一緒に帰ろう!
ほんと!やったぁ!
…もし、もしもだよ?
…君さえよければ、新しく駅前に出来た喫茶店に一緒に行きたいなー。なんてね。
うそうそ!冗談だよ。
流石にそこまではダメだよね…?
いいの…?
本当に?冗談じゃなくて?
ありがとう!嬉しいな…。
えへへ…夢みたい…。
大袈裟?
友達同士で行くのは普通だろって?
そ、そうだよね!
友達同士なら何もおかしくないよね!
あははー…。
はぁ…。
ううん、何でもないよ!
それじゃ、一緒に行こっか。
それでね、今から行く喫茶店はケーキが美味しいんだよ。
厳選した食材を使ったこだわりの一品だって。
気になってたんだけど1人で行く勇気がなくて。
君が一緒に来てくれて嬉しいよ。
楽しみだなぁ〜。
(風の音)
うぅぅ…。
今日は寒いね〜。
手が痛くなってきたよ…。
手袋忘れてきちゃって…あはは…。
はぁ〜。(手を温める吐息)
えっえっ!?
急に私の手を掴んでどうしたの!?
[まさか、このまま手を握ってくれるのかな…?]
あ…手袋…。
これ、君のだよね?
寒そうだから使っていいって?
あ、ありがとね!
凄く嬉しいよ…。
[…ばか。]
えへへ。あったか〜い。
でも、やっぱり私には大きいね。
見て。こんなに余ってる。
君の手って大きいんだね。
なんだか…本当に君に包まれてるみたい…。
このままずっと付けてようかな…。
返してくれないと困る…?
冗談だってば。喫茶店に着いたら返すって。
ほら、行こっか。
あっ、ここだよ。
見た目もお洒落なお店だよね〜。
早速中に入ろっ。
すぐに座れて良かったね〜。
何時もは満席なのに。
きっと君と一緒だからかなっ。えへへっ。
はい、メニューだよ。
私は一番人気のショートケーキにしようかな。
君は何にする?
チーズケーキだね。
りょーかい。
わぁ〜美味しそうー!
いただきまーす。
んんーっ、おいしーい。
程よい甘さでスポンジもふわふわー…。
しあわせーっ。
君のチーズケーキも美味しそう…。
一口ずつ私のと交換しよっか?
んっ、ありがと。
はぁ〜……。チーズケーキもおいしーい…。
[あれ…?
今気づいたけどこれって…間接キス!?
でもでも、食べさせてもらった訳じゃないし…。
彼が使ったフォークで切り取ってくれただけ。
それだけなのに…ううーっ…。]
あ、赤くなってないよ。
ちょっと暑いだけだから大丈夫、気にしないで…
うん…ごめんね。
[私だけこんなに気にしててなんだかバカみたい…。君は…気にならないのかな…。]
いや〜、美味しかったね〜。
君も気に入ってくれた?
良かった。また食べに行こうね。
それにしても店員さんの制服凄く可愛いかったね。
あんな可愛い制服着こなせるのは憧れるなー…。
お前が着ても絶対似合うし可愛いって…。
〜〜〜っ……。
君は時々ドキッとする言葉を言うから、ずるいよ…。
[きっと私の気持ちを知らずに言ってるよね…。
このままじゃ、ずっと私の気持ちに気づいてもらえない…。
勇気を出して…頑張れ、頑張れ私…!]
ねえっ…!
話したいことがあるから…。
聞いてくれる…?
私達、席が隣になったのをきっかけにお話するようになったよね。
他愛のないお話だけど、それが楽しくて…。
家にいるときは明日は何を話そうかなって考えたりして…。
気がついたら、君のことばかり考えるようになってたの。
君の表情ひとつひとつがキラキラして見える…。
あのね…。
私、君のことが…すきっ。
私のこと、彼女に…してください…。
お願いします…。
好きだったのって…。
やっぱり気づいてなかったね。
君は友達感覚で私と仲良くしてくれたのだろうけど…。
もう友達は嫌なの…。
これまで一緒に過ごしてきて、楽しいって思ってもらえてるなら、私を…特別にしてほしい…です。
気づけなくてごめん。
思い返せば、お前と過ごした時間が一番充実してた。
俺も好きだ…。
(この段は涙声で)
うっ…、うぅ…、ふぇぇぇぇ…。
だって…やっと好きって言ってくれたからぁ…。
ずっと…ずっと待ってたのぉ…。
ぅぅ…。
もう大丈夫…頭撫でてくれてありがとう…。
私、ずっと待ったんだよ…?
たくさん好きって言って…?
たくさんぎゅってして…?
たくさんデートに連れて行って…?
んっ…あったかい…。
やっとぎゅってしてくれた…。
土曜日、水族館に連れて行ってくれるの…?
約束…絶対だからね…。
うそだったら泣いちゃうからね…。
ふふっ、君からの初めてのデートのお誘い…。
だめ…にやけちゃうよ。
もう日が沈んできたね。
名残惜しいけど帰ろっか。
これからは恋人同士だからずっと一緒にいられるもんね。
だから寂しくないよ。
大好きっ。
[]=心の声。声を小さめに読んでください。
…………………………………………………
お〜い、待って待って〜!
(走る音)
はぁ、はぁ、はぁ…。
良かった…間に合った…。
ねぇねぇ、一緒に帰ろう!
ほんと!やったぁ!
…もし、もしもだよ?
…君さえよければ、新しく駅前に出来た喫茶店に一緒に行きたいなー。なんてね。
うそうそ!冗談だよ。
流石にそこまではダメだよね…?
いいの…?
本当に?冗談じゃなくて?
ありがとう!嬉しいな…。
えへへ…夢みたい…。
大袈裟?
友達同士で行くのは普通だろって?
そ、そうだよね!
友達同士なら何もおかしくないよね!
あははー…。
はぁ…。
ううん、何でもないよ!
それじゃ、一緒に行こっか。
それでね、今から行く喫茶店はケーキが美味しいんだよ。
厳選した食材を使ったこだわりの一品だって。
気になってたんだけど1人で行く勇気がなくて。
君が一緒に来てくれて嬉しいよ。
楽しみだなぁ〜。
(風の音)
うぅぅ…。
今日は寒いね〜。
手が痛くなってきたよ…。
手袋忘れてきちゃって…あはは…。
はぁ〜。(手を温める吐息)
えっえっ!?
急に私の手を掴んでどうしたの!?
[まさか、このまま手を握ってくれるのかな…?]
あ…手袋…。
これ、君のだよね?
寒そうだから使っていいって?
あ、ありがとね!
凄く嬉しいよ…。
[…ばか。]
えへへ。あったか〜い。
でも、やっぱり私には大きいね。
見て。こんなに余ってる。
君の手って大きいんだね。
なんだか…本当に君に包まれてるみたい…。
このままずっと付けてようかな…。
返してくれないと困る…?
冗談だってば。喫茶店に着いたら返すって。
ほら、行こっか。
あっ、ここだよ。
見た目もお洒落なお店だよね〜。
早速中に入ろっ。
すぐに座れて良かったね〜。
何時もは満席なのに。
きっと君と一緒だからかなっ。えへへっ。
はい、メニューだよ。
私は一番人気のショートケーキにしようかな。
君は何にする?
チーズケーキだね。
りょーかい。
わぁ〜美味しそうー!
いただきまーす。
んんーっ、おいしーい。
程よい甘さでスポンジもふわふわー…。
しあわせーっ。
君のチーズケーキも美味しそう…。
一口ずつ私のと交換しよっか?
んっ、ありがと。
はぁ〜……。チーズケーキもおいしーい…。
[あれ…?
今気づいたけどこれって…間接キス!?
でもでも、食べさせてもらった訳じゃないし…。
彼が使ったフォークで切り取ってくれただけ。
それだけなのに…ううーっ…。]
あ、赤くなってないよ。
ちょっと暑いだけだから大丈夫、気にしないで…
うん…ごめんね。
[私だけこんなに気にしててなんだかバカみたい…。君は…気にならないのかな…。]
いや〜、美味しかったね〜。
君も気に入ってくれた?
良かった。また食べに行こうね。
それにしても店員さんの制服凄く可愛いかったね。
あんな可愛い制服着こなせるのは憧れるなー…。
お前が着ても絶対似合うし可愛いって…。
〜〜〜っ……。
君は時々ドキッとする言葉を言うから、ずるいよ…。
[きっと私の気持ちを知らずに言ってるよね…。
このままじゃ、ずっと私の気持ちに気づいてもらえない…。
勇気を出して…頑張れ、頑張れ私…!]
ねえっ…!
話したいことがあるから…。
聞いてくれる…?
私達、席が隣になったのをきっかけにお話するようになったよね。
他愛のないお話だけど、それが楽しくて…。
家にいるときは明日は何を話そうかなって考えたりして…。
気がついたら、君のことばかり考えるようになってたの。
君の表情ひとつひとつがキラキラして見える…。
あのね…。
私、君のことが…すきっ。
私のこと、彼女に…してください…。
お願いします…。
好きだったのって…。
やっぱり気づいてなかったね。
君は友達感覚で私と仲良くしてくれたのだろうけど…。
もう友達は嫌なの…。
これまで一緒に過ごしてきて、楽しいって思ってもらえてるなら、私を…特別にしてほしい…です。
気づけなくてごめん。
思い返せば、お前と過ごした時間が一番充実してた。
俺も好きだ…。
(この段は涙声で)
うっ…、うぅ…、ふぇぇぇぇ…。
だって…やっと好きって言ってくれたからぁ…。
ずっと…ずっと待ってたのぉ…。
ぅぅ…。
もう大丈夫…頭撫でてくれてありがとう…。
私、ずっと待ったんだよ…?
たくさん好きって言って…?
たくさんぎゅってして…?
たくさんデートに連れて行って…?
んっ…あったかい…。
やっとぎゅってしてくれた…。
土曜日、水族館に連れて行ってくれるの…?
約束…絶対だからね…。
うそだったら泣いちゃうからね…。
ふふっ、君からの初めてのデートのお誘い…。
だめ…にやけちゃうよ。
もう日が沈んできたね。
名残惜しいけど帰ろっか。
これからは恋人同士だからずっと一緒にいられるもんね。
だから寂しくないよ。
大好きっ。
クレジット
ライター情報
マイペースにフリー台本を書いています。
主に男性向けがメインで全年齢、R18共に書きます。
幼馴染、告白シチュが好きです。
ご依頼は常時承っております。
ご連絡はTwitter(@macaroon_asmr)よりお願いします。
主に男性向けがメインで全年齢、R18共に書きます。
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