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公開日2022年04月06日 12:33
更新日2022年04月06日 12:33
文字数
2237文字(約 7分28秒)
推奨音声形式
指定なし
推奨演者性別
女性演者向け
演者人数
1 人
演者役柄
学生の後輩
視聴者役柄
学生の先輩
場所
後輩の別荘
本編
登場人物
●後輩
あなたと同じ学校に通う後輩。引っ込み思案で物静か。あなたとは図書委員で知り合った。実家はとても裕福で別荘がある。
あなたは薄暗くて埃っぽい部屋で意識を取り戻した。が、まだ朦朧としている。
「はぁ…、はぁ…。セン、パイ…。ふぅ…。はぁ…。先輩…。」
女の子の荒い息遣いが聞こえてくる。
意識が戻りかけるあなたが目を開くと、文字通り目と鼻の先に女の子の顔が迫っていた。
「ひゃっ! え? あ、先輩…。もう起きちゃったんですか…? えっと…、その……お、おはようございます…。」
女の子はびっくりして頭を引っ込め、タジタジしながらあなたにおはようを言う。
あなたは状況が読み込めず、何も答えられなかった。
「あ、あの…、もしかして、怒ってる…とかじゃないですよね…? でも…、怒られても私しょうがないですよね…。」
あなたはとりあえず立ち上がろうとするが、手足が支えて上手く動かせない。手錠で拘束されているらしい。
「ご、ごめんなさい…。手足に手錠、つけちゃいました…。プラスチックの安いやつですけど…。ホントにごめんなさい…。」
目の前の女の子は本当に申し訳なさそうに俯いている。あなたは視界がはっきりしてくると、女の子のことを確認する。あなたが知っている女子だった。
「え? あ、はい…。同じ図書委員の後輩で…。はい、そうです。」
図書委員の後輩。確か今日一緒の当番だったはずだ。ここはどこかを尋ねた。
「ここは…、私の家の別荘、です。はい、祖父が昔住んでた家で、あんまり使ってなくて…。だから、今は私と先輩だけ…、です…。」
なぜ、こんなことをするのか尋ねた。
すると、後輩が困った顔をする。
「どうしてこんなことを、ですか…。う、ウ~ン…、これ言っていいのかな…。う〜…。あ、あの! 私…、センパイが…、先輩のことが…、好きだったんです…!」
俯きながらも、声を上げて告白した。
少しの沈黙の後、両手で顔を覆って身悶えた。
「あぁ…。言っちゃった…。言っちゃったよぉ…。でも…、先輩は私のこと好きじゃ、ないですよね…。」
あなたは口を開こうとするが、後輩は慌ててあなたの口を塞いだ。
「ま、待ってください…! お願いします…。答えは言わないで…。聞いたら私、何かが終わってしまいそうで…。それで、先輩。お願いがあるんですけど…、その…。」
後輩は落ち着かないのか、モジモジして言うのを躊躇するが、やがて上目遣いをしてお願いする。
「肩に寄りかかっても、いいですか…?」
あなたはいいと答えると、後輩はなぜかキョトンとしてしまう。
「え!? あ、いえ…! いいよって、こんなにあっさり言ってもらえるなんて…。じ、じゃあ、お隣、失礼します…。」
後輩はあなたの隣に座って、肩に寄りかかる。
「せんぱい…。服越しでも分かります。あったかい…。」
声がリラックスしたように落ち着いている。
「図書室でいっしょの当番のとき、本当にこうできるなんて考えてませんでした。いえ、やっぱり少し期待していたかもしれません。」
「倒れそうな私を、先輩が支えてくれてる…。うれしい…。」
少し艶を帯びたような声でそう言う。
あなたは、言ってくれればいつでもした、と言う。
「え?! そ、それは嬉しいですけど…、学校でこんなこと、できませんよ…。ハレンチじゃないですか…。」
あなたはふと、どうやってここまで運んできたのか気になったので聞いてみた。
「え? どうやって連れてきたか、ですか? 今日、図書委員終わって帰るとき、その…、睡眠薬、使いました…。あとは、タクシーで別荘に…。」
「先輩、抱きしめてもいいですか…? すみません…。これだけじゃ落ち着かなくて。」
後輩は腕をあなたの背に回して抱きしめる。華奢な体が密着する。後輩は安心した吐息をもらした。
「はぁ…、先輩…。」
あなたは、どうかな、と聞いてみる。
「はい。なんかドキドキするんですけど、落ち着くような、変な感じで…。でも、先輩が私のものになったみたいで、すごく…幸せ…。すぅ…、はぁ…(臭いを吸う)。」
「私さっき、答えを聞いたら終わりそう、って言いましたよね。でも、私がこうして先輩を攫ってきたのは、終わらせたくなかったからなんです…。胸にしまって何もなかったようになるのが、嫌だったんです。」
抱きしめる力が強くなった。声が不安で震えている。
「私、ドジでノロマで…、何やっても上手くいかなくて、そんな私に誰も振り向かなくても仕方ないんです。私みたいなモブ、先輩にはきっと不釣り合いで…。でも…!」
後輩の声が感情的になる。
「やっぱり、諦めきれなくて…。でも、きっと先輩は私に駆け寄ってきてくれないから、どうしようって…。悩んだら、こんなことしちゃって…。先輩…。本当にごめんなさい…!」
後輩はしばらくすすり泣いて、やがて落ち着いていく。
「すみません…、見苦しいところ見せてしまって」
「でも、先輩…。こうやって先輩を閉じ込めたこと、不思議と後悔はしてないんです。このまま逮捕されて刑務所に入っても、先輩のぬくもりを覚えていれば、きっと何十年だって生きていける…。だから先輩。私が先輩の体を覚えるまでこうしててくださいね…。」
あなたは布越しに伝わる後輩の体温を感じて、安心してしまう。力が抜けたあなたに後輩は微笑む。
「ふふっ。先輩、私の体温が気持ちよくなっちゃいましたか? かわいいです。なでなでしてあげますね 」
後輩の小さい手があなたの頭を優しく撫でる。
「よしよーし。お母さんになったみたい。なでなで…。いいんですよ、今だけは私に全てゆだねて…。安心していいんですよ。私は先輩のお母さんなんですから…。先輩があったまったら…、ふふふっ。」
「後でゆっくり、食べてあげますからね…。」
●後輩
あなたと同じ学校に通う後輩。引っ込み思案で物静か。あなたとは図書委員で知り合った。実家はとても裕福で別荘がある。
あなたは薄暗くて埃っぽい部屋で意識を取り戻した。が、まだ朦朧としている。
「はぁ…、はぁ…。セン、パイ…。ふぅ…。はぁ…。先輩…。」
女の子の荒い息遣いが聞こえてくる。
意識が戻りかけるあなたが目を開くと、文字通り目と鼻の先に女の子の顔が迫っていた。
「ひゃっ! え? あ、先輩…。もう起きちゃったんですか…? えっと…、その……お、おはようございます…。」
女の子はびっくりして頭を引っ込め、タジタジしながらあなたにおはようを言う。
あなたは状況が読み込めず、何も答えられなかった。
「あ、あの…、もしかして、怒ってる…とかじゃないですよね…? でも…、怒られても私しょうがないですよね…。」
あなたはとりあえず立ち上がろうとするが、手足が支えて上手く動かせない。手錠で拘束されているらしい。
「ご、ごめんなさい…。手足に手錠、つけちゃいました…。プラスチックの安いやつですけど…。ホントにごめんなさい…。」
目の前の女の子は本当に申し訳なさそうに俯いている。あなたは視界がはっきりしてくると、女の子のことを確認する。あなたが知っている女子だった。
「え? あ、はい…。同じ図書委員の後輩で…。はい、そうです。」
図書委員の後輩。確か今日一緒の当番だったはずだ。ここはどこかを尋ねた。
「ここは…、私の家の別荘、です。はい、祖父が昔住んでた家で、あんまり使ってなくて…。だから、今は私と先輩だけ…、です…。」
なぜ、こんなことをするのか尋ねた。
すると、後輩が困った顔をする。
「どうしてこんなことを、ですか…。う、ウ~ン…、これ言っていいのかな…。う〜…。あ、あの! 私…、センパイが…、先輩のことが…、好きだったんです…!」
俯きながらも、声を上げて告白した。
少しの沈黙の後、両手で顔を覆って身悶えた。
「あぁ…。言っちゃった…。言っちゃったよぉ…。でも…、先輩は私のこと好きじゃ、ないですよね…。」
あなたは口を開こうとするが、後輩は慌ててあなたの口を塞いだ。
「ま、待ってください…! お願いします…。答えは言わないで…。聞いたら私、何かが終わってしまいそうで…。それで、先輩。お願いがあるんですけど…、その…。」
後輩は落ち着かないのか、モジモジして言うのを躊躇するが、やがて上目遣いをしてお願いする。
「肩に寄りかかっても、いいですか…?」
あなたはいいと答えると、後輩はなぜかキョトンとしてしまう。
「え!? あ、いえ…! いいよって、こんなにあっさり言ってもらえるなんて…。じ、じゃあ、お隣、失礼します…。」
後輩はあなたの隣に座って、肩に寄りかかる。
「せんぱい…。服越しでも分かります。あったかい…。」
声がリラックスしたように落ち着いている。
「図書室でいっしょの当番のとき、本当にこうできるなんて考えてませんでした。いえ、やっぱり少し期待していたかもしれません。」
「倒れそうな私を、先輩が支えてくれてる…。うれしい…。」
少し艶を帯びたような声でそう言う。
あなたは、言ってくれればいつでもした、と言う。
「え?! そ、それは嬉しいですけど…、学校でこんなこと、できませんよ…。ハレンチじゃないですか…。」
あなたはふと、どうやってここまで運んできたのか気になったので聞いてみた。
「え? どうやって連れてきたか、ですか? 今日、図書委員終わって帰るとき、その…、睡眠薬、使いました…。あとは、タクシーで別荘に…。」
「先輩、抱きしめてもいいですか…? すみません…。これだけじゃ落ち着かなくて。」
後輩は腕をあなたの背に回して抱きしめる。華奢な体が密着する。後輩は安心した吐息をもらした。
「はぁ…、先輩…。」
あなたは、どうかな、と聞いてみる。
「はい。なんかドキドキするんですけど、落ち着くような、変な感じで…。でも、先輩が私のものになったみたいで、すごく…幸せ…。すぅ…、はぁ…(臭いを吸う)。」
「私さっき、答えを聞いたら終わりそう、って言いましたよね。でも、私がこうして先輩を攫ってきたのは、終わらせたくなかったからなんです…。胸にしまって何もなかったようになるのが、嫌だったんです。」
抱きしめる力が強くなった。声が不安で震えている。
「私、ドジでノロマで…、何やっても上手くいかなくて、そんな私に誰も振り向かなくても仕方ないんです。私みたいなモブ、先輩にはきっと不釣り合いで…。でも…!」
後輩の声が感情的になる。
「やっぱり、諦めきれなくて…。でも、きっと先輩は私に駆け寄ってきてくれないから、どうしようって…。悩んだら、こんなことしちゃって…。先輩…。本当にごめんなさい…!」
後輩はしばらくすすり泣いて、やがて落ち着いていく。
「すみません…、見苦しいところ見せてしまって」
「でも、先輩…。こうやって先輩を閉じ込めたこと、不思議と後悔はしてないんです。このまま逮捕されて刑務所に入っても、先輩のぬくもりを覚えていれば、きっと何十年だって生きていける…。だから先輩。私が先輩の体を覚えるまでこうしててくださいね…。」
あなたは布越しに伝わる後輩の体温を感じて、安心してしまう。力が抜けたあなたに後輩は微笑む。
「ふふっ。先輩、私の体温が気持ちよくなっちゃいましたか? かわいいです。なでなでしてあげますね 」
後輩の小さい手があなたの頭を優しく撫でる。
「よしよーし。お母さんになったみたい。なでなで…。いいんですよ、今だけは私に全てゆだねて…。安心していいんですよ。私は先輩のお母さんなんですから…。先輩があったまったら…、ふふふっ。」
「後でゆっくり、食べてあげますからね…。」
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