何時ものように部屋で寛ぐ幼馴染。暇でやることが無く、愛してるゲームを提案します。つい乗せられてゲームをしてしまうが…？

（部屋で過ごしてて）
ひーまー。
漫画もゲームも全部やりつくしたし、
天気悪いからお出かけも出来ないし。
何か面白い話してよー？

くつろぎすぎ？
いいじゃん、幼馴染だし。
もう何回も遊びに来ているし、
私の部屋も同然でしょ？
細かいこと気にしないの。

ねぇねぇ、愛してるゲームをしようよ。
ルールは、照れたり笑ったりしたら負け。
どう？簡単でしょ？

何、その顔？
他にすることないしいいじゃん。
それとも、私に勝つ自信がないのかなぁ？

うんうん、そうこなくっちゃ。
でも、ただやるだけじゃつまらないから、罰ゲームとして、負けたら勝った方のお願いを1つ聞くってのはどう？

うん、お願いは何でもおっけーだよ。
（小声で）
えっちなことでも、いいからね？

んー？
なに顔赤くしてるの？
もしかして…。
本当にえっちなことをお願いするつもりだったの？
…むっつりだね。

ねぇねぇ、教えてよ。
私、あなたの中で何をされちゃったのかなぁ？

もう、拗ねないでよ。
わかったわかった、私が悪かったよ。
これ以上からかわないから、
ゲームを始めよっか。

私からいくね。

愛してるよ。
ぎゅ〜〜〜〜っ。

あはっ、顔真っ赤〜っ。
はい、私の勝ちーっ。
約束通り、お願いを1つ聞いてもらうよ。
何にしようかなー？

え？
ずるくないよ？
抱きついたらダメって言ってないじゃん？

しょうがないなぁ、今のはなしでいいよ。
ほら、もう1回やろっ。
次は、そっちが先攻でいいからね。

あははっ、何その棒読み。
そんなので、私が照れると思ったの？
まだまだ甘いね〜っ。

次は私の番だね。

分かってるよ、抱きつくのはなしね。

そのかわり…、
目、瞑って？

いいから！
絶対開いちゃだめだからね！
薄目を開けるのも禁止！
見えてるからね！

ちゃんと瞑った？
じゃ…いくよ？

愛してるよ。
ちゅっ。

すごーい。
さっきより顔真っ赤〜っ。

何をって…。
ちゅー、したんだよ？
分からなかった？
なら、もう1回しよっか？

愛してるよ。
ちゅっ。

ふふっ。
あなたから抱きついてきて、どうしたの？

んー？
聞こえなーい。
もっと、大きい声で言って？

やっと言った。
あなたが、私のこと好きって思っているのは、とっくに知ってるよ？

あなたの部屋に行く時、
何時も露出の多い服選んでいたの、
気づいてた？

やっぱり、気づいてないよね。

それに、私の胸や太もも、
何時もチラチラ見てたよね。
女の子は、そういう視線に敏感なんだよ？
まぁ、わざと見せつけてたんだけどねっ。
えへへっ。

それで、私のこと好きで、
どうしたいの…？

付き合いたい…？
うん、もちろんだよ。
今日から私は、あなたの彼女だね。

えっ、罰ゲーム？
あぁ、それはもういいよ。
だって、私と付き合ってって言うつもりだったし、私が負けるなんて有り得ないからね。
つまり、最初から私と付き合う以外なかったってことだよ。

愛してるゲーム。
私の完全勝利、だね。

愛してるよ。
ちゅっ。

・台本（ゆるボイ！）
小悪魔系幼馴染との愛してるゲーム
https://twitter.com/yuru_voi

・台本制作者
メア