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意識不明になった幼馴染との面会
written by メア
  • 告白
  • シリアス
  • 幼なじみ
  • 同級生
  • 切ない
公開日2021年06月05日 18:00 更新日2021年07月01日 22:20
文字数
1156文字(約 3分52秒)
推奨音声形式
指定なし
推奨演者性別
女性演者向け
演者人数
1 人
演者役柄
指定なし
視聴者役柄
指定なし
場所
指定なし
あらすじ
ある男女2人の幼馴染コンビがいました。彼女を庇って交通事故で意識不明の重体となった彼のお見舞いに来た時の会話です。
本編
はい…はい…。
そんな…。
目を覚ますか分からないなんて…。

はい…。
ありがとうございました…。

目を覚まして…お願い…。
私の事庇ったばかりに…。
助けてくれたのは感謝しかないけど…。
あなたが死んじゃったら意味無いよ…。
なんで…なんであなたみたいに優しい人がこんな目にあうの…。

私よく色々な事に巻き込まれたりしたけど、小さい時から何時も身体を張って守ってくれたね…。
今回だけじゃない…。
今まで何度も何度も私を守ってくれた…。
何時も私の事を想って行動してくれるの、伝わってるよ…。
あなたの優しさにずっと助けられてきたんだよ…?
でも…私は何も返せてない…。

嫌だ…嫌だよ…。
このままお別れなんて嫌だよ…。
死なないで…。

次の休みに新しく出来た喫茶店に行こうって約束したよね…。
初めてあなたから誘ってくれて嬉しかったんだよ…?
可愛い私を見て欲しくて、新しいお洋服やお化粧品買ったんだよ…?
たくさんのありがとうを伝えたくて、お手紙も書いたんだよ…?
あなたは一緒に居てくれればそれでいいって言ってくれたけど…。
少しでもあなたに恩返しをしたくて…準備したんだよ…?
どうして…こんな事になっちゃうの…。

あなたの声が聞きたいよ…。
声を聞くだけで安心するんだよ…。
もっと私の名前を呼んで欲しいよ…。

好き…大好き…。
恥ずかしくて言えなかったけど、小学生の時から好きだったの…。
喫茶店デートの時に告白しようと思ってたのに…。
私のばか…。
どうしてもっと早く言わなかったの…。

伝えたい事、一緒にやりたい事。
まだまだたくさんあるんだよ…?
これからはあなたの事支えられるように頑張るから…。
お願い…目を覚まして…。

えっ…?
今、私の手を握って…。

泣かないでって…。
気がついたの…?

良かった…。
死んじゃうかと思った…。
あなたが居なくなったら、私生きていけないよ…。

ここは病院だよ…。
あなたは私を庇って事故に遭って、意識不明になってたんだよ…?

うん…うん…。
夢の中で…楽園の入口があって行こうとしたけど…。
私が泣いてて…名前を呼ぶ声が聞こえて…。
戻らなきゃって思ったの…?

そっか…。
戻って来てくれてありがとう…。
うっ…うぅ…。(泣きながら)

助けてくれてありがとう…。
これからは助けて貰った命で、あなたを支えていきたい…。
もう優しさに甘えるだけじゃ嫌なの…。

好き…好きなの…。
ずっと好きだったの…。
好きだから支えたいの…。
今まで貰った幸せを、今度はあなたに返したいの…。
ずっと伝えられなくて…何も返せなかったから…。
もう後悔はしたくないの…。

お願い…。
私を彼女にして…?
彼女として、あなたを支えたいの…。
あなたの一番になりたい…。

…ほんと?
ほんとに私の事好き…?

私たち両想いだったんだね…。
嬉しい…。

あっ…。
先生…!
意識が戻って…!

はい…はい…。
今日は面会終わり…ですか?
…分かりました。
彼を助けてくれてありがとうございました。

じゃあ…今日は帰るから…また明日来るね。
退院したら…約束した喫茶店デートしようね。

ほんとに助けてくれてありがとう…。
…大好きだよ。
クレジット
・台本(ゆるボイ!)
意識不明になった幼馴染との面会
https://twitter.com/yuru_voi

・台本制作者
メア
ライター情報
 マイペースにフリー台本を書いています。
 主に男性向けがメインで全年齢、R18共に書きます。
 幼馴染、告白シチュが好きです。
 ご依頼は常時承っております。
 ご連絡はTwitter(@macaroon_asmr)よりお願いします。
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