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クーデレ生徒会長に告白されたと嘘をついてみた
written by メア
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公開日2021年06月05日 18:00 更新日2021年07月01日 22:18
文字数
970文字(約 3分14秒)
推奨音声形式
指定なし
推奨演者性別
女性演者向け
演者人数
1 人
演者役柄
生徒会長
視聴者役柄
指定なし
場所
指定なし
あらすじ
あなたはクールな生徒会長に恋してます。お近づきになるため生徒会室に入り浸る日々。仲良くなれたものの会長の気持ちが分からないので嘘ついてみることに。会長は自分の気持ちに気づけるのでしょうか。
本編
あら…?
あなた、また来たの?
ほんと物好きね…。

だって…。
私喋る事や感情表現が苦手だから、一緒にいてもつまらないと思うし…。
あなたみたいな人、初めてだからどうすればいいか分からなくて…。

そのままの私でいいの…?

あなたは優しい。
ありのままの私を受け入れてくれるから…。
分かった…そのままでいるね。

今日は…どうしたの…?
また生徒会の仕事手伝いに来てくれたの…?

ありがとう。
早速その書類整理してくれる…?

ん…任せた。

(しばらく間を開けて)

ん…どうしたの?

もう終わったの…?
すごい、ちゃんときれいに整ってる。

ありがとう。
あなたのおかげで助かった。

他の手伝い?
今日はもう仕事はないから大丈夫…。
お疲れ様…。

ん…まだ何かあるの…?

告白…されて彼女が出来たの…?

そう…。
良かったね…。
あなたならきっと上手くいくわ。

謝る事じゃない。
彼女優先なのは当たり前…。
それにあなたは生徒会役員ではないから…。
私の事は気にしないでいい…。

ん…ばいばい…。

(少し間を開けて)

待って…!

…やっぱりやだ。
あなたがいなくなるととても悲しい。
仕事手伝わなくてもいいから遊びに来て欲しい。

あなたがいなくなったら、私はまた一人ぼっち…。
生徒会役員とはあくまで仕事だけの関係。
それ以外で喋る事はないの…。

でも…あなたは違う…。

最初は不思議な人だと思った。
無口で無表情の私に近づく人なんていなかったから。

本当は私も友達と楽しく喋りたいの。
感情豊かな子になりたかったの。
でも、どうしても上手くできなくて。

そんな時、あなたが生徒会の仕事を手伝いに来てくれる様になった。

いくら私が上手く喋れなくても、上手く感情表現ができなくても、あなたは変わらず傍にいてくれた。
それどころか、いつもにこにこ話を聞いてくれて嬉しかった。

少しだけど…前よりも喋れるようになったし…笑えるようになったと思う。

彼女出来てもう来なくなると聞いて…やっと気づいたの。
あなたの事が好きだって。

私以外の女の子といて欲しくない。
考えるだけで悲しくなる。
今も…涙が出そう…。

お願い…。
私と付き合って。
これからも…あなたと一緒にいたい…。

え…嘘…?

私…騙されたの…?

…ばか。
何でそんな事したの?

本当に焦った。
もうこんな事しないで欲しい。

ん…分かればいい。

付き合って欲しいのは…本当。
あなたの事は、大好き。

ん…今から、あなたの彼女。

…えへへ。

今までで一番上手く笑えた気がする。
こんな嬉しい事はなかったから。

これからもよろしくね。
大好き。
クレジット
・台本(ゆるボイ!)
クーデレ生徒会長に告白されたと嘘をついてみた
https://twitter.com/yuru_voi

・台本制作者
メア
ライター情報
 マイペースにフリー台本を書いています。
 主に男性向けがメインで全年齢、R18共に書きます。
 幼馴染、告白シチュが好きです。
 ご依頼は常時承っております。
 ご連絡はTwitter(@macaroon_asmr)よりお願いします。
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