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別れたはずの元婚約者が狂気を湛えて家で待ち構えていた
written by 松平蒼太郎
  • 別れ話
  • 敬語
  • 洗脳
  • 元婚約者
  • ヤンデレ
  • サイコパス
  • 媚薬
  • 惚れ薬
  • 束縛
公開日2022年05月09日 20:34 更新日2022年05月09日 20:34
文字数
1334文字(約 4分27秒)
推奨音声形式
指定なし
推奨演者性別
女性演者向け
演者人数
1 人
演者役柄
元婚約者
視聴者役柄
元婚約者
場所
自宅
あらすじ
相手の親の意志を尊重し、婚約者である彼女と別れた…はずだった。
本編
お帰りなさい、貴方。

…?どうしたんですか?そんな不思議そうな顔して…

え?ここにいるのは当然でしょう?わたしは貴方のお嫁さんなのですから。

破談?なんですか、それ?わたし、そんなの聞いてませんよ?

あれはわたしの親が勝手にわたしたちの仲を引き裂いただけです。

あんな別れ方、わたしは認めません。

ふーん…貴方まで私と別れたいって言うんですか?

わたしは貴方のことをこんなに愛しているのに…

ねぇ、貴方…わたしの愛、無理矢理にでも飲み込ませてあげましょうか?こんなふうに…

(キス)

ふふ…口で否定してた割には、随分素直に受け入れてくれるんですね。

本当はこうやって言い寄られるのも、満更ではないんでしょう?

まぁそれも仕方ありませんよね?

元々は貴方の方から熱烈にプロポーズしてきたわけですし。

うふふ♪わたしのことを重すぎる女だなんて…失礼な旦那様ですね。えいっ♪

(注射)

油断しましたね。言っておきますけどわたし、貴方のことを諦める気はありませんよ?

はい。今の注射はそのためのお薬ですから。

決まっています。わたしのことを大好きになるお薬です♡

巷では、媚薬又は惚れ薬とも言いますね。

ほら、わたしの目を見て…?

どんどん好きになっていくでしょう…?

うふふ…その調子です♪ はい、ギュー♡

(抱きしめる)

ね……どうですか?わたしの温もりは?

わたし、貴方にプロポーズされた時、とっても嬉しかったんですよ…?

なのに直前でうちの親の意向に従って、突然婚約を破棄するなんて…許されませんよね?そんなこと…

あんな奴らに遠慮しなくていいんですよ?

わたしたちの愛を引き裂くような卑劣な輩を、親とは二度と思いません。

はい。もちろん、親子の縁は切ってきました。

貴方さえいれば何も要りませんから。

わたしたちの邪魔は誰にもさせません。

ほら、早く…わたしのこと、好きって言ってください。

それともわたしから言った方がいいですか?

好き…好ーき♡

大好きですよ…あ・な・た♡ うふふ♪

貴方は今もわたしを愛しています。そうでしょう?

じゃないと、こうしてまた出会えるわけがありません。

貴方がわたしにプロポーズしてくれたあの瞬間から…わたしたちは赤い運命の糸で結ばれていたんです。

永遠に断ち切ることのできない運命にあるんですよ、わたしたち…分かりますよね?ね?

さ、わたしの…愛すべき妻の名前を呼んでください。

(抱きしめられる)

はい、そうです。貴方の生涯の伴侶はここに。

貴方の隣にいつもいるのは…今こうして貴方が抱いてる女です。

貴方からの愛の証明…いただけますか?

(キスされる)

ンッ…わたし、今とっても幸せです。

大好きな貴方の温もりに包まれているのですから。

貴方は?貴方もわたしにこうして抱かれて幸せですよね?

はい。貴方にとって、これ以上の幸せはあり得ません。もちろん、わたしにとっても。

たとえどんなことがあっても、わたしたちの愛は永遠に壊れません。

えぇ…壊れることなんて有り得ないんですよ。絶対に…

改めてきちんと証明しますね。今度はわたしから…

(ディープキス)

好き…好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き…

(※言う回数は読み手にお任せします)

もう一生、離しませんからね…うふふっ♪
クレジット
・台本(ゆるボイ!)
別れたはずの元婚約者が狂気を湛えて家で待ち構えていた
https://twitter.com/yuru_voi

・台本制作者
松平蒼太郎
ライター情報
マツダイラソウタロウ
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