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高校からの知り合いである職場の後輩が、かつての責任を取らせようと迫ってくる
written by 松平蒼太郎
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  • 後輩
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  • カラオケ
  • 媚薬
公開日2022年05月12日 21:22 更新日2022年05月12日 21:22
文字数
2136文字(約 7分8秒)
推奨音声形式
指定なし
推奨演者性別
女性演者向け
演者人数
1 人
演者役柄
後輩
視聴者役柄
先輩
場所
オフィス→路上→カラオケボックス
あらすじ
ある日、仕事が終わって職場の後輩と帰ることになったが、ひょんなことから、彼女とカラオケに行くことになって…?
本編
先輩、お疲れ様です。もう帰られますか?

あ、そうなんですね。じゃあわたしも一緒に帰ります。

ふふふ、大丈夫ですよ。むしろわたし、先輩と一緒に帰りたいですし。

すぐ帰る準備するんで、少しだけ待っててください。




はぁ〜…今日も疲れましたね〜。

あ、いえいえ、そんな…先輩に比べたら業務量も大したことないですし…

すみません、新人の分際で疲れたなんて生意気なこと言ってしまって…

あはは、そうですか?ありがとうございます。

やっぱり先輩は優しいですね。

先輩みたいな優しい方が直属の上司でよかったです。

え?先輩、今なんて言いました?

「無理やり指導係にさせられた」って…どういうことですか?

ふふふ…先輩?それは言わないお約束ですよ?

たしかに部長に先輩をわたしの指導係にするように言ったのはわたし自身ですけど…

わたしはあくまで「お願い」をしただけであって、決めたのは部長ですよ?

ね、先輩…部長って最低な人ですよね。

あの人、女子社員にセクハラやパワハラ一歩手前のことばかりしてるんですから…

その証拠さえ握ってしまえば、この程度の「お願い」くらい、いくらでも聞いてもらえますよね?

え?だってわたし、先輩以外の人から指導なんて受けたくないですし。

そもそもこの会社に入ったのだって、先輩目当てなんですから。

理由は今さら言わなくても分かりますよね?

高校時代、先輩は無理やりわたしのことを襲っt…

(咳払い)

先輩?公共の場であまり大きな声を出すと、周りの人に迷惑ですよ?

二人きりで話せるところに行きましょうか。

…まさか断りませんよね?先輩…?





は〜…歌った歌った!久しぶりのカラオケ、さいこー!

ほら、先輩も!たくさん歌わないと損ですよ!

え?いえ、わたしは先輩と遊びたかったから来ただけですけど?

それとも先輩は、もっと大人のムードがあるホテルなんかの方がよかったですか?

あはは!じゃあいいじゃないですか。

カラオケで後輩と親睦を深めるのも、立派なお仕事のうちですよ。

あ、お手洗いですか?行ってらっしゃい。





おかえりなさい。ずいぶん長かったですけど、大のほうですか?

あはは。冗談ですよ、冗談。

え?変な匂い?別にしませんけど?

それより次、何か曲入れます?

えー、歌わないんですか?

わたし、先輩の歌聴きたかったのになぁ〜…

先輩、ホントに歌わないんですか?

…ホントに歌わなくていいんですか?

ふーん…それってつまり、こっちの方をお望みってことですよね?

(キス)

あはっ♪ 先輩、動揺し過ぎですって!

歌わないってことは、こうされるのを期待してたってことですよね?

ねー、先輩…さっき路上で言いかけたこと、覚えてます?

わたし、高校の時に先輩に初めてを奪われたんですよ…

正直、その時は悪い気はしませんでした。

先輩カッコよかったし、この人とならまあいいかなって…

でも先輩、その時すでに彼女持ちだったんですよね?

彼女との関係が冷え切った腹いせにわたしを襲ったんでしょう?

いやー、それ知った時は流石にショックでしたよ。

だって先輩に彼女がいること自体、知りませんでしたし。

でも先輩に初めてを奪われたっていう事実は残ったわけです。

だったら…責任取ってもらうしかありませんよね?

時効?なんですか、それ?そんなものありませんよ。

先輩、高校を卒業してから、なぜかわたしと全然連絡取ってくれなくなりましたし…

同じ大学に入っても、わたしのこと避けてばっかですし…

大学時代はほとほと、先輩に手を焼かされました。

だから先輩が卒業してから調べたんです。先輩の就職先。

入社できて良かったですよ、ホント。

先輩の、最も近い立ち位置を手に入れられたんですから。

入社できなかったら?そうですねー…

その時は仕方ありません。先輩と同棲して、別の就職口を探します。

え?もちろん、できますよ。

先輩の住所を調べ上げて、同棲させてくださいって頼み込みに行きます。

断られませんよ?だって先輩に断る権利なんてないんですから。

わたし、今でも忘れられないんです…先輩と、初めてエッチした時のこと。

たしかに表面上は無理やりでしたけど…

あそこまで優しく、気持ちよくしてもらったのは初めてでしたので…




絶対、先輩と付き合おうって決めたんです。




わたし、何かおかしいこと言ってます?言ってませんよね?

わたし、こんなに先輩のこと好きなのに…

先輩はわたしから逃げてばっかり…

ちゃんと責任取ってくれないと困ります。

今ここで責任取ってもらってもいいんですよ?

ほら…ムラムラしてきません?

可愛い後輩と、密室で二人きり…

しかも部屋の中は媚薬の匂いが充満してて…もう抑えられませんよね?

あはは…そうですよ。先輩がトイレに行ってる間に、部屋中に匂い、ばら撒いておきました。

ねー、先輩…あの時とは立場、逆転してますね。

今回はわたしが襲う側で、先輩は襲われる側。

それにわたし…高校の時より胸、大きくなったんですよ?

多分、先輩好みの大きさと形をしてるんじゃないですかねー?

さ、先輩…もう逃げ場はありませんよ。

今この場でわたしを受け入れてください。

これ以上はもう待てませんから…

(キス)

愛してます、先輩…

わたし、あの時からずーっと先輩だけを好きでいたんです。

これだけ一途に想ってるんですから…わたしたち、結ばれて当然ですよね?

先輩が初めてわたしを気持ちよくしてくれたように、今度はわたしが先輩を気持ちよくしてあげますから…ね?
クレジット
・台本(ゆるボイ!)
高校からの知り合いである職場の後輩が、かつての責任を取らせようと迫ってくる
https://twitter.com/yuru_voi

・台本制作者
松平蒼太郎
ライター情報
マツダイラソウタロウ
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