悲報:俺のセフレの姉(想い人)は彼氏持ちで、セフレの方は俺にガチ恋してた

(キスされる)

ンンっ…あー…おはよ…

…ん？あれ、なんか君からお姉ちゃんの匂いがする…

そんなことない？んー、そうかな…

(匂いを嗅ぐ)

あー、ごめん。気のせいだったみたい。寝ぼけて変なこと言っちゃった。

(あくび)

それより、起こしてくれてありがとー…でもまだクッソ眠い…

うん、まぁね…昨日ちょっとばかし、寝るの遅かったし…

君もさー…そんな無理しなくていいよ？

いや、だって…わざわざ添い寝しにきてくれてるし…

たしかに家は近くだけどさー…一々家まで来るの、面倒じゃない？

へー…ありがと。嬉しいこと言ってくれんじゃん。

あたしも好きだよ。君は大事なセフレだから。

あはは、たしかに。セフレってワード出した途端、なんかこの関係性がめっちゃ軽く感じるよねー。

彼女とかだったら、なんかそれっぽいのに…ふふふ…

ていうか、ヤらない日まで一緒に寝てくれるとか、もはや実質恋人…

あ、あー、そうだね…それは言わない約束だったか。ごめん。

うん…そーだよねー。恋人になったら色々面倒だもんね。色々…

でもやってることは実質恋人…

あはは…冗談だって。さって、そろそろ起きるか…

着替えて朝ごはん作ってくるから、ちょっと待ってて。

へ？喫茶店？いいけど、なんでまた？

いや、別に大変じゃないけど。簡単なもの作るだけだし。

それともあたしの手料理より、外食の方が好き？

あはは、今のは流石に意地悪すぎた？

ふふっ…でもありがと。じゃあ今日は君のお言葉に甘えて、喫茶店に行くかー。

うん、準備するから着替えさせて？はい、バンザーイ。

あっ、今のは冗談。ホントに着替えさせられんのはちょっと…

ううん。嫌ってわけじゃなくて…まぁちょっと恥ずかしい？的な？

あはは…たしかに。普段から裸見られてるってのにね。

ん、そっか。そっちも準備あるんなら、一旦家帰っていいよ。

オッケ。じゃあ9時にそこの喫茶店に現地集合で。よろしく。





あれ？君ってコーヒー、ブラックで飲むタイプだっけ？

いや、ちょっと前までは砂糖とミルク、両方入れてたような気が…

ふーん…？まぁコーヒーの好みくらい変わるか。

え？なに？……恋人？んー、今んとこいないけど。それがどーしたの？

あっそう…まぁ何でもいいけどさ。

…ねー、あたし、今日行きたいとこあんだけど、付き合ってくれる？

大丈夫。午前中に終わるからさ。そんなに時間は取らないから。

ありがと。じゃ、サクッと行きますかー。






え？うん、ここあたしの実家だけど…なんか問題でも？

そ。とりあえず上がっていいよ。

あたしの部屋、二階の奥だから。ついてきて。






(鍵を閉める)

施錠完了っと…あとはこれと、これと…

ん？あぁ、気にしないで。ヤる準備してるだけだから。

とりあえずほら、そこ座って。

うん。じゃ、目閉じて。

いいから閉じる。文句あるなら10文字以内で。

ない？じゃあ早くして。午後から用事、あるんでしょ？

(目隠しをする)

はい、目隠し完了。次は……はい、手錠オッケー。

ついでに両足も縄で縛っとこっか……これでよしっと。

えっとあとは…ビデオカメラはここにセットして…

それからお薬、お薬は〜っと……

あ、あった。今日は…こっちにしとくか、うん。

お待たせ。準備できたから口、開けて。

なに？質問があるなら10文字以内で。

この状況？いや、普通に考えれば分かるでしょ。

君の大好きな目隠し監禁プレイ。今からヤってあげようって言ってんの。

君、普段からヤンデレ監禁モノの音声作品聴いてるよね？

まーね。このあいだ、ちょっと君のスマホの検索履歴いじったら、めっちゃ出てきたから。

あー、この人こういうのが好きなんだなーって…

だから今日は特別にあたしが実演してあげようと思って。

それから…あたしが知らないと思った？君がお姉ちゃんと密会してるの…

ふふふっ…やっぱり。

朝、匂い嗅いだ時、絶対そーいうことだろーなーって思った。

コーヒーに砂糖とミルク入れなくなったのも、どーせお姉ちゃんが、ブラック飲む男の人がカッコいいとか言ったからでしょ？

ついでにあたしにも恋人がいたら、あわよくばそれを口実に別れられる…なーんて思ってたんでしょ？

ちなみに午後からの予定って、お姉ちゃんに会うことだったりする？

あー、図星かぁ…やっぱりね。どーりで実家着いた時、挙動不審だと思った。

もー、傷つくなぁ。君がそんなにお姉ちゃんラブだったなんて。

でもお姉ちゃん、困った顔してたなー。

だってあの人、彼氏いるもん。

うん、いるよ。知らなかった？

あはは！お姉ちゃんってば、やっぱり知らせてなかったんだー。

お姉ちゃんの甘っちょろいところだよねー。

さっさと言って楽にさせてやればいいのに。

まー、君を切り捨てられなくてズルズル関係持っちゃったってところかな？

でもそれも今日で終わり。あたしが正式に君の彼女になるから。

そ。今からスーパーエッチなシーン撮って、お姉ちゃんに見せんの。

そしたらお姉ちゃんも諦めがついて、彼氏ときちんと仲直りできる。完璧なプランでしょ？

うん。お姉ちゃん今、彼氏に浮気疑われて絶賛喧嘩中。

てか実際、君に浮気してんだけどねー。あはは！

あーあ…あたしって、なんて良い妹なんだろ。

姉の間違いを正してあげようとしてんだから。

あたし、めっちゃ姉思いだと思わない？

えー？こういうやり方になるのは仕方ないよ。

姉の浮気をやめさせるためだもん。荒療治は必要だよね？

さてと…大義名分は十分だし、早速始めよっか。

まずは媚薬から……ンッ…

(媚薬口移し)

さっき大人しく口開けてりゃよかったのに…

頑なに口開けないから、こーいう目に遭うんだよ…バーカ。

ふふふっ…そんなビビンなくていいじゃん。

ちょっと趣向を変えただけで、ヤることはいつもと一緒だし。

もしかしたら新しい扉、開けられるかもよ？

あたしもさぁ、こーいう特殊なプレイすんの、なんかドキドキする。

めっちゃ可愛がってあげるからさー…

あたしにちゃんと堕ちてよね…彼氏くん♡

・台本（ゆるボイ！）
近所に住むセフレの女の子が本物の恋人になるべく、目隠し監禁プレイを強要してきた
https://twitter.com/yuru_voi

・台本制作者
松平蒼太郎