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頼れるボクっ娘の先輩に堂々と略奪宣言された
written by 松平蒼太郎
  • 告白
  • 嫉妬
  • インモラル
  • 先輩
  • 学生
  • ヤンデレ
  • 年上
  • 逆NTR
  • イケメン
公開日2022年06月05日 14:33 更新日2022年06月05日 14:33
文字数
2072文字(約 6分55秒)
推奨音声形式
指定なし
推奨演者性別
女性演者向け
演者人数
1 人
演者役柄
先輩
視聴者役柄
後輩
場所
学校
あらすじ
彼女との女子寮での逢引シーンを後輩に撮られ、絶賛大ピンチの貴方。そんな時に頭に浮かんだのが、普段からお世話になっている先輩で、貴方は彼女に相談を持ちかけるのだが…?
本編
よっ、後輩くん。お待たせ。

ううん、気にしなくていい。僕と君の仲なんだし。

それで?相談っていうのは?

…あぁ、なるほどね。それはやらかしちゃったね。

うん…流石に可愛い彼女からのお願いとはいえ、女子寮への不法侵入は擁護できないかな…

それでその現場を君と仲の良い後輩ちゃんに押さえられた、というわけか…

その後は?後輩ちゃんに何か要求された?

ふーん…?まだ何も要求されてないんだ。

けど弱みを握られた以上、何かとんでもない要求が飛んでくるかもしれないね。

あはは、分かってるよ。だからこうして僕を呼び出して相談してるんだろ?

うーん…難しいけど、秘策はあるよ。

いや、君は何もしなくていい。

一旦、僕に全部任せてもらっていいかな?

うん。君にとって悪いようにはしないから。

先輩を信じて待っててくれる?

ありがとう。必ず僕が君を助けてみせるから。





〜以下、後輩ちゃんへのセリフ〜

後輩ちゃん。少しいいかな?

うん。今時間ある?もしよかったら…

…へぇ。話が早いね。そうだよ、彼のこと。

まさか後輩ちゃんから切り出してくるなんて、思わなかったな。

あぁ…それが証拠映像ってやつ?彼と、彼の恋人ちゃんが逢引してる…

たしかにお宝映像だね。逢引シーンなんて、滅多に撮れるもんじゃないし。

でも後輩ちゃんも性格が悪いね。そんなつまらないものを、寝取りのための脅迫材料にするなんて。

ふふふっ…バレないとでも思った?

匂ったんだよ、彼から……後輩ちゃんの匂いが。

恋人ちゃんの方はまだ気づいてないみたいだけど。

まぁ気づかない方が幸せではあるだろうね…特に後輩ちゃんにとっては。

ん?どういう意味かわからない?

そっか…後輩ちゃん、恋人ちゃんについて何も知らないんだ。ふふふ…

まぁそう急かさないで。実は僕も後輩ちゃんと同じようなお宝映像持ってるんだ。見る?

これ…凄いでしょ?たった一人の女の子が、ガタイが良くて、屈強な男どもを何人も倒すシーン…まるで映画みたいだ。

そう…これが彼の恋人の本当の姿。いわゆる元ヤンってやつだね。

この映像からは想像もつかないけど、今の彼女はぱっと見、清楚系女子って感じだよね。

僕さ、彼女とも仲良いんだ。他ならぬ彼の紹介でね。

…もう分かるよね?後輩ちゃん、その映像が恋人ちゃんにバレたらどうなるか…

後輩ちゃん、本当に海に沈められるかもしれないよ?

清楚に見える彼の恋人が実は、超武闘派の元ヤンでしたってね…

どうする?命が惜しかったらその映像、僕に渡した方がいいよ?

うん。もし彼の口から後輩ちゃんのことが漏れたら…恋人ちゃん、どんな行動に出るか分からないね?

僕が上手く話をつけてきてあげるからさ…それ、渡してくれる?

うん、ありがとう。あとバックアップも取ってあるなら、それも消してね。

その映像を誤って外に流したら……もうこの先は言わなくていい?

うん、いい子だ。懸命な判断だと思うよ。

用事はこれだけ。それじゃあ後輩ちゃん、またね。




〜以下、再び主人公へのセリフ〜

後輩くん。例のモノ、取り返してきたよ。

そ、例の映像。データ、そのままもらってきちゃった。

これを消去っと……はい、これで終わり。よかったね、悩みの種が無くなって。

ん?大丈夫、バックアップもちゃんと消すように言ってあるから。

いいよ。お礼を言われるほどのことはしてない。

僕はただ、今の後輩くんの状況が見ていられなかっただけ。

うん。恋人ちゃん一人でも厄介なのに、これ以上雌犬が増えるのは面倒極まりないからね。

そう…ホントに厄介なんだ。君の女ってのは…

(キス)

でも僕は逃げない。正々堂々、後輩くんを奪い取ってみせる。

ふふっ…鈍いなぁ、後輩くんは。そういうところも可愛いんだけど。

そうだよ…僕も君のことが好きだ。

君を手に入れるために、あの邪魔な後輩女を退けたんだから。

うん、もちろん。悪いけどいずれは、君の恋人ちゃんにもご退場願おうかと思ってる。

僕は知ってるよ…君はリードするタイプじゃなくて、されるタイプだってこと。

恋人ちゃんの相手、しんどくない?

いつも引っ張ってほしいみたいなこと、言われない?

彼女、ホントはそんなんじゃないのにさ…見てて滑稽だよ。

あぁ、今のはただの独り言。気にしなくていい。

それより君、前に言ってくれただろ?

僕のこと、頼れる先輩だって。

そして僕もつい最近言った。君のことを助けるって。

君の負担になるような邪魔な女は、僕が全部捨てさせてあげる。

悪い事は言わない。僕を選んだ方がいいよ。君の性格を考えるとなおさら。

そう。君は本来、受けの性格なんだ。

だから恋人ちゃんの要求を断りきれずに女子寮に侵入したり、ずる賢い後輩ちゃんの餌食になったりするんだよ?

君のこと、ちゃんと理解して寄り添ってあげられるのは僕だけ。その証拠に、君は僕のところに相談に来た。

うん。君は僕に身を任せるだけでいい…こうやってね。

(抱きしめる)

後輩くん…君は僕のモノだ。

僕に甘えて、依存しちゃっていいんだ。

今まで辛かっただろ?しんどかっただろ?

君の悩みは、これからも全部僕が片付けてあげるから。

ずっと一緒にいよう…僕と、一緒に…

(キス)

そのために、君との強い結びつきが欲しいな…

うん。ソウイウコト、しよっか?

優しく寝取ってあげるからね…後輩くん。
クレジット
・台本(ゆるボイ!)
頼れるボクっ娘の先輩に堂々と略奪宣言された
https://twitter.com/yuru_voi

・台本制作者
松平蒼太郎
ライター情報
マツダイラソウタロウ
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