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気がついたらウロボロスの少女に謎空間に閉じ込められて、めちゃくちゃ重い愛の告白を受けた
written by 松平蒼太郎
  • 告白
  • 監禁
  • ファンタジー
  • 純愛
  • 少女
  • 人外 / モンスター
  • ヤンデレ
  • ドラゴン
  • 無口系
公開日2022年07月16日 13:53 更新日2022年07月16日 13:53
文字数
1134文字(約 3分47秒)
推奨音声形式
指定なし
推奨演者性別
女性演者向け
演者人数
1 人
演者役柄
ドラゴン
視聴者役柄
人間
場所
無限世界
あらすじ
貴方はいつのまにかよくわからない空間に閉じ込められていた。そこにウロボロスと名乗る少女が現れて…?
本編
気がついた?よかった…やっと意識を取り戻してくれた。

わたし?わたしはウロボロス。ここはわたしの創り上げた無限世界。

そう。わたしと貴方だけの、特別な世界。

時間が進むことはなく、空間が変化することもない、完全無変の世界。だから無限。

ついでに言うなら、始まりでもあり、終わりでもある。それがこの世界。

わたしが無限を象徴する竜(ドラゴン)だからこそ、創れた。

ずっとここにいよう。わたしと共に。

…理由?それは貴方に恩返しがしたかったから。

そう。昔、わたしは貴方に救われた。

わたしがまだ、地上に住む小さな蛇だった頃…わたしは、人間の子どもたちから悪戯で叩き殺されそうになった。そこを救ってくれたのが貴方。

子どもたちを追い払った後、わたしのことも優しく逃がしてくれた。

いつかこの恩は返そうって思って、今日まで生きてきた。

そう。今がその時だって思って。

貴方は天界の神々に散々酷い目に遭わされてきた。

監禁されたり、毒を盛られたり、物理的にお仕置きを受けたり…

貴方がそうしてる間、わたしも一匹の竜として、大きな力を身につけた。

だから貴方に恩返しするなら今しかないと思った。

ここなら、どのような神であろうと、干渉することはできない。

そう。時間も空間も無限のこの世界には誰も立ち入ることができない。

ここでなら、貴方を守ってあげられる。

貴方も年老いて朽ちることはない。

わたしが貴方を幸せにしてあげる。

(抱きしめる)

人の形を取ってよかった…貴方をこうして抱きしめられる。

うん…貴方のことが好き。

たかが一回助けられたくらいで…そうかもしれない。

でもわたしを逃がしてくれた、貴方のあの時の優しい笑顔が忘れられない。

安っぽい女かもしれないけど…貴方の隣に居させてほしい。

そっか…それが貴方の答えなんだ。

それでも…貴方をここから出すわけにはいかない。

あんなに遠かった貴方がこんなに近くにいるから…貴方を手放したくない。

(キス)

だから…貴方をわたしの眷属にする。

今のキスで貴方の身体も精神も、眷属化が進行してる。

貴方はこの世界の一部になるの。永遠に。

(再び抱きしめる)

もう離さない…貴方を二度と天界には帰さない。

ここにいれば、貴方は何の苦労もしなくていい。

ここなら、痛いことも苦しいこともないから…

…無駄。ここでは何の術も使えない。今の貴方は無力。

貴方は今までたくさん頑張ってきたから…もう頑張らなくていいと思う。

貴方はわたしが守る。もう辛い思いはしなくていい。

お願いだからここにいて。わたしもそれ以上のことは望まないから。

ううん。貴方以外のものに興味はない。これまでもずっと貴方のことだけを考えてきた。

貴方が望むなら、身体だって差し出す。わたし、本気だから。

うん…ウロボロスの名にかけて、貴方を無限に愛してあげる。

これからよろしく…わたしの眷属として、ね?
クレジット
・台本(ゆるボイ!)
気がついたらウロボロスの少女に謎空間に閉じ込められて、めちゃくちゃ重い愛の告白を受けた
https://twitter.com/yuru_voi

・台本制作者
松平蒼太郎
ライター情報
マツダイラソウタロウ
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