悲報:ペットとして飼っていたはずのボクっ娘獣人に下剋上されて、自分がペットになった

お兄さん、みーつけた♪ふふふっ♪

ね、かくれんぼと鬼ごっこは終わりにしようよ。僕、もう飽きちゃった。

あはは。怖がらなくていいじゃん。痛いことは…ちょっとするかな？

うん。遊んでくれたのは嬉しいけど…お兄さん、僕のこと拒否するじゃん？

へー、そうなんだ。僕に飼われるのがそんなに嫌？

まぁお兄さんにも人間としてのちっぽけなプライドはあるもんね。分かるよ。

でも…ダーメ♪お兄さんは僕のモノ。ちゃんとマーキングもしたし。

ねぇ…本気で僕から逃げられると思ってる？

無理だよね、そんなの。お兄さんは人間に過ぎないんだから。獣人の僕に敵うはずないよね？

えー？許すも何も、お兄さんが僕を受け入れてくれればいいだけの話じゃん。

むしろなんで拒否するの？ねぇ、教えてよ。

うーん…お兄さんの言ってること、よく分かんないなー。

要するに、首輪付きで一日中部屋にいるのが辛いってこと？

ぶー。なんで辛いのさー。僕が毎秒構ってあげてるじゃん。辛いことなんて無くない？

あっ、じゃあさ、たまには散歩する？もちろん、首輪付きで。

それなら、お兄さんの手綱も握っておけるし、完璧じゃない？

もう…人間の尊厳が〜って、そればっかり。知らないよ、そんなの。

(キス)

お兄さんはぁ…僕に飼われて、愛されるだけでいいの。

元々はお兄さんに飼われてた方なんだけどね、僕。

でも僕もお兄さんみたいに飼い主の側になりたいなあって思って…

うん！すごく楽しい！ペットを飼うご主人様の気分ってこんななんだって！

たしかに僕、お兄さんの主人になりたてで、躾とか調教とか至らない部分が多いかもしれないけど…これからいっぱい頑張るから。

お兄さんが良いことしたら褒めてあげるし、悪いことしたら叱ってあげる。

僕、お兄さんのこと大好きだからさ…ちゃんとしたお兄さんの飼い主になりたいって思ってる。

というわけで…はい、新しい首輪。今着けてるの古くなったから、知り合いに頼んで新調してもらったよ♪

ね、ピカピカで綺麗でしょ？お兄さんにピッタリだと思うなぁ。

よいしょ……はい、装着できた。

うん、僕の見立てどおり、すごく似合ってる。綺麗だよ、お兄さん。

むー…まだ駄々こねるの？お兄さん、子どもっぽいよ？見た目、僕より大人なのに…

仕方ないなぁ…悪い子にはお仕置き、しないとね？ガーブっ…

(噛みつき)

お兄さん…痛いでしょ？痛いのが嫌ならちゃんと僕の言うこと聞いて。

ホントに？僕の言うこと素直に聞き入れるって、今度こそ約束できる？

わかった。じゃあお兄さんの言うこと信じるね。

さっき噛んだとこ、痛かったよね？舐めて癒してあげる…

(舐め回し)

ちょっと沁みる？ごめんね。もうすぐ気持ち良くなるから…

そうだ。せっかくだし、他のところも舐めてあげる。どこか舐めてほしいところある？

特に希望がないなら…お耳、舐めちゃうね…

(耳舐め)

お兄さん…声、我慢しなくていいよ？気持ちいいんでしょ？

強情なお兄さん…これならどう？

(耳ふー)

ふふっ♪やっと我慢しなくなった。偉いよ。

じゃあ次は反対のお耳をもらうね…

(耳舐め)

あはは…感じてるお兄さん、すごく可愛い。色っぽくて素敵だよ。

僕の息吹で僕のこと、もっと感じてよ…

(耳ふー)

ふふっ…お兄さん、やっぱり可愛い。お兄さんのこと、ますます好きになっちゃった。

さ、お家に帰ろっか。帰って身体洗って、お風呂上がりは今よりもっとイチャイチャしよ。

お兄さんはいい子になったから…いっぱい甘やかしてあげるね？ふふふっ♪

・台本（ゆるボイ！）
ペットになるのが嫌で逃げ出したら、ボクっ娘な獣人の女の子に噛みつかれて舐め舐めされた
https://x.com/yuru_voi

・台本制作者
松平蒼太郎