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大学時代の先輩は俺をブラック上司の呪縛から解放しようとしてくれている
written by 松平蒼太郎
  • インモラル
  • 拘束
  • 監禁
  • 先輩
  • 年上
  • OL
  • 微ヤンデレ
  • 逆NTR
  • 媚薬
  • 睡眠薬
公開日2022年07月30日 19:31 更新日2022年07月30日 19:31
文字数
1940文字(約 6分28秒)
推奨音声形式
指定なし
推奨演者性別
女性演者向け
演者人数
1 人
演者役柄
大学時代の先輩
視聴者役柄
大学時代の後輩
場所
某所→先輩宅
あらすじ
ある日、大学時代の先輩にメールで呼び出された貴方は、彼女の家に招かれて近況を報告することになる。
ブラック企業で、ブラック上司の元で働く貴方を、心優しい先輩はなんとかしてやめさせようとするが…?
本編
久しぶり。元気…ではなさそうだね。

わたしでよければ話聞こっか?一応、大学時代の先輩だし。

いいよ。わたしからの話は後で。先に君が抱えてるモノ、少しでも吐き出しちゃった方がいいでしょ?

オッケー。じゃあどうしよっか?その辺のファミレスかカフェに入る?人目が気になるならわたしの家でもいいよ?

わかった。それじゃあ、家まで案内してあげる。ついてきて。



はい、ここがわたしの家。遠慮せず上がって。

あー、まあね。自分で言うのもなんだけど、そこそこ良いとこに勤めてるから。

とりあえず詳しい話は中で聞くよ。入って。




どうしたの?ソワソワして…やっぱり他人の家は落ち着かない?

ふふ、年収は秘密。ちょっといい部屋借りれるくらいの額は貰ってるよ。

で?君が暗い顔をしてるのはなんで?

ふーん…典型的なブラック企業だね、それ。早く辞めちゃえば?

そう?でも辞めないと、君自身が壊れちゃうよ?

そんな上司に義理立てする必要ないと思うけどなぁ。

大体、部下に仕事を教えるのは上司の義務だし。そんなの恩に感じる必要ないよ。

うん。その「仕事を教えてやったのに」とか恩を着せて無茶振りしてくる上司はダメだよ。ブラック上司決定。

うーん…君は真面目だなぁ。っていうか、半分洗脳されかかってるような…

…ねぇ。ちなみに聞くけどその上司って女の人?

あ、そうなんだ…やっぱり。もしかして君、その人に…

えっ、あっ、ちょっと待って!まだ話は終わってないよ⁉︎

な、なんで⁉︎ さっきまで素直に話してくれたじゃん!とにかく落ち着いて!

(少し荒い息)

と、とりあえずお茶淹れ直してくる。全部飲み干しちゃってるみたいだし。少しだけ待ってて。




お待たせ。はい、どうぞ。

えっと、さっきはごめんね?君の会社の話は一旦ここまでにする。

それでこっちの話なんだけど…君、あたしの会社に来ない?

うん。君の能力と人柄なら申し分ないかなって。

人事部と社長にも軽く話は通してるしね。よかったら…

…そっか。想像以上に会社…ううん、その直属の上司の影響受けてるみたいだね。まるで弱みでも握られてるような…

…眠い?じゃあわたしのベッド使っていいよ。

うん。家出る前にちゃんと掃除してきたから。そんなに汚くはないと思う。

おやすみ。ゆっくり寝ていいからね…




おはよう。よく眠れた?

あ、これ?ごめんね。これからすることを考えたら、こうしておいた方がいいかなって…

さっきのお茶に睡眠薬仕込んで、君を眠らせてる間に縛っておいたんだ。

大丈夫?縄はそんなにきつく締めてないと思うんだけど…

わっ、わー!そんな大声出しちゃダメだって、もう!

仕方ないなぁ…!こうなったら作戦第二弾、決行するしか…!

ごめんね…君のお口、もらうね。ンッ…

(媚薬口移し)

はぁっ…どう?ちょっとは落ち着いた?

ふふっ…何しようとしてるかなんて、今飲まされたモノ考えれば分かるでしょ?

うん、媚薬。もうちょっと後で飲んでもらうつもりだったけど、君が急に騒ぐから…仕方ないよね?

あのね、よく聞いて?わたし、君がその上司に逆らえない理由、なんとなく分かった気がする。

会った時から思ったんだけど…君、すごく香水臭い。

君がこんな匂いのきつい香水を好き好んでつけるとは思えないから…女の人とソウイウコトしたのかなって。

その女の人が、さっき話してた君の上司なんでしょ?

確証はないけど…会社で死ぬほどこき使われてる割には、なんだか君から全然文句が出てこないなって…

しかも会社というより、上司の話ばっかりするから…なんか違和感あった。

弱みを握られてるのか、洗脳されてるのか、判別はつきにくいけど…多分、どっちもかな。うん。

だからこれは賭け。明確な証拠はないけど、もし上司と肉体関係を持って、会社を辞められないなら…わたしがその呪縛から解放してあげる。

もちろん、その後はうちの会社で働けるように、口利きしておくから。

…って話してるうちに君のムスコ、元気になってきたね。

…ん、わたしなら大丈夫。ていうかむしろウェルカムかも。

わたしもちょうど彼氏が欲しいって思ってたとこだし…誠実な君となら、全然付き合ってもいいよ。

真面目で義理堅い君のこと、わたしは好きだな。

悪い女から可愛い後輩を救ってあげるのも先輩の務めだし…ね?

(キス)

ホントはシャワー浴びてもらった方が良かったんだけど…この際だし、仕方ないよね。

あはは…やっと自白した。やっぱりその上司と何回も身体重ねてたんだ。

最低だよね。肉体関係無理やり持たせて、君を屈服させるなんて…洗脳まがいのことまでしてるようだし…

大丈夫だよ…全部わたしに任せて。君のこと、しっかりリードしてあげる。

大事な後輩を傷つけたその女には後で引導渡してやるから。

ちょっとずつでいいから…君もわたしに心開いてくれると嬉しいな。

君のこと、大事にするから…傷つけたりしないから。

いっぱい、出していいよ…君のありのままの姿、わたしに見せて…?
クレジット
・台本(ゆるボイ!)
大学時代の先輩は俺をブラック上司の呪縛から解放しようとしてくれている
https://twitter.com/yuru_voi

・台本制作者
松平蒼太郎
ライター情報
マツダイラソウタロウ
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