- 耳かき
- 癒し
- 幼なじみ
- 人外 / モンスター
公開日2022年08月26日 07:41
更新日2022年08月26日 08:56
文字数
1111文字(約 3分43秒)
推奨音声形式
バイノーラル
推奨演者性別
女性演者向け
演者人数
1 人
演者役柄
人魚
視聴者役柄
人魚の幼馴染の人間
場所
砂浜(海)
あらすじ
家の近くの海で暮らす人魚と幼馴染の貴方。
仕事で疲れた貴方は今日も彼女に会いに行き、耳かきで癒しのひとときを。。。
仕事で疲れた貴方は今日も彼女に会いに行き、耳かきで癒しのひとときを。。。
本編
[波の音(最初から最後まで)]
あ、おかえりなさい。
お仕事お疲れ様。
今日はいつもより遅かったね?
お仕事が遅くなる日は残業…だっけ?
そっかぁ。
後輩くんのお仕事を手伝ってたんだ。
えらいね。
君は優しすぎるくらい、優しいもんね。
ん?どうしたの?
耳かき?ふふ、綿棒まで用意してきて準備万端だね?
いいよ、耳かき、してあげる。
ほら、ここに頭乗せて?
[頭を乗せる音]
痛く…ない?
冷たくて気持ちいい?
そっか、ならよかった。
君、昔から好きだもんね、私の鱗の感触。
それじゃあ、耳かき始めるよ?
カリ、カリ…さり、さり…
このくらいの力加減で大丈夫?
ちょうどいい?
ふふ、気持ちよさそう。
(耳かきに少し集中)
ん……ねぇ、何があったの?
だって…君が耳かきしてって言う時は大体、すーっごく疲れて、疲れて、もう限界だーって時だもん。
ほら、私に耳かきしてもらいながら、いつもそうやってそっと鱗を撫でるの、君の疲れてる時の癖だよ?
うん、うん…
後輩くんのお仕事のミス、上司さんに君のせいだって言われたの?
それで、君も責任を感じちゃってるんだ。
うーん、私は、人間じゃないから、君のお仕事のことは詳しくわからないけど…でもね?
君が誰よりも優しくて、お仕事を頑張ってて、責任感のある人だ、ってことは知ってるよ?
だから、君のせいなんかじゃないよ。
困ってる人をほっとけない君だから、後輩くんも君を頼ってるんだと思うし…
君には、もっと自信を持ってほしいなぁ…
ん、よし、こっちの耳は終わり。
ふーってするね?
(耳ふー)
ん、反対向いて?
はい、ごろーん。
じゃあ、綿棒いれるね?
カリ、カリ…カリ、カリ…
痒いとことかない?
入り口のところ?
んしょ、カリカリ…カリ…
どうかな?
すっきりした?よかったぁ。
(耳かきに少し集中)
…君はさ、昔、ひとりぼっちだった私に声をかけてくれたでしょ?
この砂浜に一人でいた私に、どうしたの?って。
あのときの私は、群れのみんなみたいに上手く泳げなくて、泳ぐのが嫌いになって、いっそ人間になれたら…なんて思ってたの。
でもそんな私に、君はいつも優しく寄り添ってくれた。
この鱗が、太陽の光を反射して綺麗だって言ってくれたから。
だから私は人魚のままがいい、って思えたし、うまく泳げるように努力することもできた。
だから…だからね?
君はもっと、君自身を好きになってあげて?
君が疲れた時は、いつだって私が君を癒してあげるから。
よし、こっちの耳も終わったよ。
最後に…
(耳ふー)
はい、お疲れ様。
少しは楽になったかな?
…ふふ、もう少しだけ、このままでいよっか。
よしよーし。いい子いい子。
[頭を撫でる音]
わかってる。
君は泣いてなんかないよ。
ただちょっと、潮風が目に沁みるだけ、だよね。
目を閉じて、ゆーっくり休んだら、また私の大好きな、君の笑顔が見れるといいな。
あ、おかえりなさい。
お仕事お疲れ様。
今日はいつもより遅かったね?
お仕事が遅くなる日は残業…だっけ?
そっかぁ。
後輩くんのお仕事を手伝ってたんだ。
えらいね。
君は優しすぎるくらい、優しいもんね。
ん?どうしたの?
耳かき?ふふ、綿棒まで用意してきて準備万端だね?
いいよ、耳かき、してあげる。
ほら、ここに頭乗せて?
[頭を乗せる音]
痛く…ない?
冷たくて気持ちいい?
そっか、ならよかった。
君、昔から好きだもんね、私の鱗の感触。
それじゃあ、耳かき始めるよ?
カリ、カリ…さり、さり…
このくらいの力加減で大丈夫?
ちょうどいい?
ふふ、気持ちよさそう。
(耳かきに少し集中)
ん……ねぇ、何があったの?
だって…君が耳かきしてって言う時は大体、すーっごく疲れて、疲れて、もう限界だーって時だもん。
ほら、私に耳かきしてもらいながら、いつもそうやってそっと鱗を撫でるの、君の疲れてる時の癖だよ?
うん、うん…
後輩くんのお仕事のミス、上司さんに君のせいだって言われたの?
それで、君も責任を感じちゃってるんだ。
うーん、私は、人間じゃないから、君のお仕事のことは詳しくわからないけど…でもね?
君が誰よりも優しくて、お仕事を頑張ってて、責任感のある人だ、ってことは知ってるよ?
だから、君のせいなんかじゃないよ。
困ってる人をほっとけない君だから、後輩くんも君を頼ってるんだと思うし…
君には、もっと自信を持ってほしいなぁ…
ん、よし、こっちの耳は終わり。
ふーってするね?
(耳ふー)
ん、反対向いて?
はい、ごろーん。
じゃあ、綿棒いれるね?
カリ、カリ…カリ、カリ…
痒いとことかない?
入り口のところ?
んしょ、カリカリ…カリ…
どうかな?
すっきりした?よかったぁ。
(耳かきに少し集中)
…君はさ、昔、ひとりぼっちだった私に声をかけてくれたでしょ?
この砂浜に一人でいた私に、どうしたの?って。
あのときの私は、群れのみんなみたいに上手く泳げなくて、泳ぐのが嫌いになって、いっそ人間になれたら…なんて思ってたの。
でもそんな私に、君はいつも優しく寄り添ってくれた。
この鱗が、太陽の光を反射して綺麗だって言ってくれたから。
だから私は人魚のままがいい、って思えたし、うまく泳げるように努力することもできた。
だから…だからね?
君はもっと、君自身を好きになってあげて?
君が疲れた時は、いつだって私が君を癒してあげるから。
よし、こっちの耳も終わったよ。
最後に…
(耳ふー)
はい、お疲れ様。
少しは楽になったかな?
…ふふ、もう少しだけ、このままでいよっか。
よしよーし。いい子いい子。
[頭を撫でる音]
わかってる。
君は泣いてなんかないよ。
ただちょっと、潮風が目に沁みるだけ、だよね。
目を閉じて、ゆーっくり休んだら、また私の大好きな、君の笑顔が見れるといいな。
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ライター情報
主に男性向けシチュエーションボイスの台本を投稿していきます。
◇フリー台本に関して
使用ルール等はありませんので、自由に使っていただいて構いません。
詳細な言葉遣いや言い回し、台本内のセリフの順番など、読みやすいように改変していただくことも問題ありません。性別変更及び、大元の流れが変わらない範囲でのアドリブ等も可能です。
ご使用の際の許可は必要ありませんが、【台本:ミフジ】の記載をお願いいたします。
有償利用(有料プランでの公開または有料音声作品としての販売)の際は、お手数ですが事前にご連絡ください。また、可能であれば完成データをいただけますと幸いです。
この場合の有償利用に、収益を伴う媒体での無料公開は含みません。
ご不明な点がありましたら、お気軽にご連絡、ご相談ください。
【連絡する】からメールにてご連絡いただけます。また、Twitter DMからもご連絡可能です。
Twitterアカウント:@mifujimifuji
pixiv ID:85397484
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