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酔っ払いの美人な女先輩二人に挟まれて理性が崩壊寸前
written by 松平蒼太郎
  • からかい
  • 甘々
  • 色仕掛け
  • 先輩
  • 年上
  • クール
  • ダウナー
  • 酔っ払い
  • 女子大生
  • 絡み酒
公開日2022年10月13日 21:03 更新日2022年10月13日 21:03
文字数
2697文字(約 9分0秒)
推奨音声形式
指定なし
推奨演者性別
女性演者向け
演者人数
2 人
演者役柄
先輩
視聴者役柄
後輩
場所
先輩宅
あらすじ
酒でベロンベロンに酔っぱらった二人の女先輩にダル絡みされる話。貴方はなぜかどっちかを選ばされることになってしまい…?
本編
A.ダウナー系先輩 Bクール系先輩


【Aパート】

A.お、後輩じゃん。ちょうどいいとこに。

A.あー、ちょい待ち。逃げんなって。まだアタシ、何も言ってないよ?

A.あ、察しがいいね。アタシの論文作成、手伝ってくんない?締切ヤバくてさー。

A.まーまー。手伝ってくれたらお礼に可愛がってやるからさー。ね?

A.い、いや〜…めんどくさいじゃん?大学の課題なんてさぁ…

A.ちょこっと先延ばしにしてたら、まぁ締切が、ね?

A.今は猫の手も借りたい状況だからさ〜。マジでお願い!このとーり!

A.お、マジ?助かる〜!持つべきものはやっぱ使える後輩……じゃなくて、頼れる仲間だね!

A.あ〜、そんなツンツンしないでって。減るもんじゃないし。ほら、アタシん家、行くよー。


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A.ん〜…あ、それ?うん、そこ置いといて。

A.あ、そっちの資料はアタシの机の隣で。

A.ん、サンキュー。じゃああとはそこの山積みになってる紙の束整理しといて。

A.いやー、助かるね。雑用係がいるといないとでは、作業効率が全然違う。

A.あ、ホントに?気が効くな〜。

A.じゃ、コーヒーでよろしく。いつもどおり、砂糖なし、ミルクありで。


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A.ん〜…ダメだ〜、眠い〜…

A.ねー…眠いから一旦寝ていい?

A.もー、冷たいなー。ま、いいけど。後輩くんの膝借りるし。

A.ちょいと失礼するねー…よいしょ。

A.ふふっ…なんだかんだ言って、大人しく膝は貸してくれるんだ。

A.ひっどー。そんなこと言ったらアタシ、拗ねちゃうぞー?

(あくび)

A.とりあえず寝るわ〜…おやすみ。テキトーな時間に起こして…


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【Bパート】

B.お邪魔します……って、後輩くん。いたの。

B.えぇ、それは見たら分かるけれど…またこの子に雑用させられた?

B.そう…後輩くんも大変ね。この子、めんどくさがりだから、いつも振り回されてるでしょ?

B.そ。後輩くんがいいなら、いいのだけれど。

B.ん?あぁ、わたしもよくこの子の家は訪ねるわよ。一応、腐れ縁だしね。

B.そうよ。わたしたちは幼馴染。小中高、全部一緒だったもの。

B.そうね。かなり長い付き合いになったけど…わたしはこの子が幼馴染でよかったと思ってるわ。

B.そう?なんとなくわかる?

B.わたし、結構冷たい性格で、意見もズバズバ言う方だし…それで人から避けられがちだったんだけど…この子がいてくれたから、完全に孤立せずに済んだ。

B.えぇ。わたしが周りと対立しそうになった時はこの子が緩衝材になってくれたから。本当に感謝してる。

B.まぁその分、別のことで面倒かけさせられてるけどね。今の後輩くんみたいに。

B.そうね。最近は後輩くんがわたしの役割を肩代わりしてくれてるから、助かってるわ。どうもありがとう。

B.別にいいじゃない。この子、見た目はいいし、君も頼られて満更じゃないんじゃない?

B.君になら、預けてもいいかもね…この子のこと。

B.ううん、なんでもない。もういい時間だし、ご飯作るわね。

B.えぇ。いつも勝手に台所を使ってるわ。この子のご飯作ってるのわたしだし。

B.もちろん、後輩くんの分も作ってあげるわよ。少しだけ待ってて。


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【共通パート】

A.んっ…(あくび) あ〜、よく寝た〜…

B.おはよう、寝坊助さん。もうすぐ夕飯できるわよ。

A.えっ、夕飯?……うわ〜、もうこんな時間じゃん。寝過ぎた…

B.また課題の締切がギリギリなんでしょう?ご飯食べたらチャチャっと済ませなさい。

A.え〜…なんか寝過ぎてやる気出ないし…そうだ、今日は珍しく三人揃ってんだし、お酒飲もうよ。明日本気出すからさ。

B.貴女…それ言って本気出したことある?結局、最後は怒られて終わりじゃないの。

A.まーまー、そんな固いこと言わずに。絶対なんとか間に合わすからさー。ねっ?

B.(ため息) 仕方ないわね…後輩くん、悪いけど付き合ってくれる?

A.いひひ♪ そうこなくっちゃ。今日はパーっと飲もうぜー♪


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A.なー、後輩さー、好きな人とかいんのー?てか、どんな女がタイプなんだよー?教えろよー。

B.ちょっと飲みすぎよ。相変わらず加減を知らないんだから…

A.なんだよ〜、ホントはコイツの好きなタイプ、気になるくせに〜。アタシは知ってんだからな〜?

B.そ、そんなわけないでしょ。変な勘ぐりはやめてちょうだい。

A.へへへ〜♪ そんなつまんないこと言わずにさ〜。もっと飲んじゃえよ〜、ほらほら〜!

B.ちょ、やめなさいったら!貴女、本当に怒るわよ!

A.ま、いいけどさ。これ以上飲んだら、酔い潰れて、あられのない姿見せちゃうもんね。仕方ないか。

B.ち、違うわよ!後輩くんのいる前で変なこと言うのやめてちょうだい!

A.あ〜、聞いてよ、後輩。実はさ、普段冷静でクールな女の子ほど酔い潰れた時は、それはもうすごくて…

B.だ、黙りなさい!もうこれ以上喋らないで!

(Bが飲み始める)

A.おっ、いい飲みっぷり!さっすが〜♪

B.ハァッ…いいわよ。だったら、わたしが酔い潰れないってこと、今ここで証明してあげる…!

A.楽しくなってきたね〜。にひひっ♪ ほら、後輩もガンガン飲んじゃお!


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B.ちょっと後輩く〜ん?君、前に言ったわよねぇ?「僕は実は貧乳の方が好きなんです」って!なのに、何⁉︎ そっちのデカい胸ばっか見ちゃって!あの言葉は嘘だったの⁉︎ ちゃんと答えなさいよ!この変態!

A.ま〜、後輩も男の子だしね〜。万乳引力の法則で、目も自然にそっちに引き寄せられんだよね〜。

B.何よ、万乳引力の法則って!そんな無茶苦茶な法則、わたしは認めないわよ!

A.あはは〜♪ 今テキトーに思い付いた。まぁでも大体当たってるくない?ねー、後輩?

B.もう!そこで即座に否定できないってことは、そういうことなの⁉︎ ホント、嫌になるわ!

A.まぁまぁ。とりあえず実際に確かめてみればいいじゃん。巨乳と貧乳、ホントはどっちが好きなのかをさ…ギュー♪

(Aが抱きしめる)

B.望むところよ…!わたしだって、カタチには自信あるんだから!ギュー!

(Bが抱きしめる)

A.で?感触的にはどっちが後輩的にはあり?やっぱデカい方?

B.何言ってるの。後輩くんは小さくて慎ましやかな胸の方が好きなのよ。ね?

A.おーい、どっちもなんて答え、求めてないぞー?どっちにするかって聞いてんのー。

B.後輩くん。物事は曖昧にしていい時と悪い時があるのよ。賢い後輩くんなら、今がどっちかは分かるわよね?

A.あー、じゃあさ、付き合うとしたら、どっちがいい?正直に答えてよ。

B.ここで適当な答えでお茶を濁そうったって、そうはいかないわよ。男らしく、バシッと決めなさい。


A.後輩はどっちが好きなの?
B.後輩くんはどっちが好きなの?
クレジット
・台本(ゆるボイ!)
酔っ払いの美人な女先輩二人に挟まれて理性が崩壊寸前
https://twitter.com/yuru_voi

・台本制作者
松平蒼太郎
ライター情報
マツダイラソウタロウ
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