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ドSでボクっ娘なダイヤの魔人にお気に入りのペットにされる
written by 松平蒼太郎
  • ファンタジー
  • 調教
  • 人外 / モンスター
  • 魔人
  • ボーイッシュ
  • ボクっ娘
  • サディスト
  • 罵倒
  • 毒舌
  • 戦闘
公開日2022年10月27日 04:21 更新日2022年10月27日 04:21
文字数
1965文字(約 6分33秒)
推奨音声形式
指定なし
推奨演者性別
女性演者向け
演者人数
1 人
演者役柄
魔人
視聴者役柄
勇者見習い
場所
ファンタジー世界
あらすじ
勇者見習いとして貴方は何度も『ダイヤの魔人』に挑むが、その度に返り討ちにされる。それでも諦めずにいたら、彼女から気に入られてしまって…?
本編
うーん…これじゃ相手にならないなぁ。


君たち、もう少し腕を磨いて出直しておいで。


あはは、そっか。楽しみにしてるね。


…ん?君は立ち去らないの?
あの腑抜けた大人たちみたいに…


へぇ…面白いね、君。


君みたいな勇敢と無謀の意味を履き違えた
愚か者は大好きだよ。


いいよ、おいで。
時間はあるし、たっぷり相手してあげる。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


えっと…スジは良いんだけど、なんだか
攻撃が一本調子すぎると思うんだ。


同じように攻撃しても
同じ結果にしかならないってことは
理解してくれる?


あはは…理解はしてるけど
それしかできない?


それはちょっと無能すぎるんじゃないかな?
勇者としては流石に落第点だと思うよ。


とりあえずその足りない頭で
僕をどう攻略できるか、ちゃんと考えてみて。


そろそろ僕はこの辺で失礼するよ。
それじゃあね。無能な勇者見習い君。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


あれ?君は…たしかこの間の勇者見習い君?


いや、覚えてるのはなんとなく。
ずいぶん諦めの悪い子どもだったなぁって。


あはは。自分を子どもだと認められないうちは
まだまだ子どもだよ。


それより君、こんな魔物がうようよしている森で修行とは命知らずだね。自殺願望でもあるの?


なんだ、知らなかったのか。
無知って本当に恐ろしいね。


ん?なに?僕とやる気?


いいよ。かかっておいで。
ちょうど退屈してたところだしね。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


相変わらず進歩がないね、君は。
攻撃が単調すぎるし、何より物理攻撃は
僕には効かない。


そうさ。僕はダイヤの魔人。
君がどれだけ剣を振るおうが、
ダイヤのように硬質化した身体には
傷一つつけられない。


むしろ剣の方がボロボロになって
いるように見えるんだけど。


へぇ…思ったより見どころあるじゃないか。


剣が折れても心は折れない…
いい言葉じゃないか。気に入ったよ。


とりあえず今日のところは見逃してあげる。
機会があったらまた会おう。それじゃ。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


ふん…また性懲りも無く
僕ら魔族に挑んでくるなんて
君らもよく飽きないね。


今日はあまり遊ぶ気分じゃないし、
さっさと終わらせようか。


ん?……あぁ、君か。勇者見習い君。
これで会うのは三度目だね。
また僕とやる気かい?


そっか。今度こそ僕を攻略するんだ。
できるかな?


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


ふぅ…惜しかったね。
いい線いってたとは思うけど。


うん。一点のみをひたすら攻撃して
硬質化した身体を割ろうとしたのは
よかったけど…狙いが見え見えすぎて
すぐ分かっちゃったな。


ホント、君って素直で正直だよね。
いつか悪い奴に痛い目に遭わされそうだ。


んー…なるほどね。やっぱり君は面白い。


よし、決めた。
君のことを悪堕ちさせてあげる。


あぁ。今日から君は
僕の仲間だ。


これから僕の駒として
働いてもらうから…一旦おねんねしてて。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


今日もお疲れだったね。
勇者パーティ相手に一人で
よくやってくれた。


あはは、そう?
僕の眷属だから当然だなんて
嬉しいことを言ってくれるじゃないか。


これからも君の働きには期待してるよ。
頑張りたまえ。


ん?……お、お酒か。いいね。
勝利祝いとして飲んじゃおっか。


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はぁ…美味しい。
君と飲むお酒は格別だな。


うん。今や君は僕お気に入りの眷属だからね。
二人きりで過ごす時間はとても楽しい。


ふふっ、ありがとう。
君も同じ気持ちでいてくれて嬉しいよ。


ちょっと飲み過ぎたかな…
少し横になるね。


(主人公に剣を突き立てられる)


……何のつもりかな?
ご主人様に向かって剣を突き立てるなんて…


硬質化が間に合わなかったら
死んでるところだった。危ない危ない。


で?僕に剣を向けるということは…
君は反逆するつもりということでいいのかな?


へぇ…最初から僕に従ったフリを
していたんだ。それで、僕を殺す機会を
うかがっていたと…


やっぱり君は面白いなぁ。
へっぽこのくせに、勇者としての気概だけは
一人前というか…とんだクソメンタルだね。


仕方ないな…躾がなっていない子犬くんには
罰を与えないと。


(腹パン)


ダイヤモンドで殴られた気分はどう?
今ので内臓はイッたんじゃないかな?


ふふふ…もう抵抗はできないだろ?
大人しく僕のモノになりなよ。


そうだ。特別に僕の力を
少しだけ分け与えてあげよう。
君も僕と同じ魔人になるんだ。


中途半端な悪堕ちの儀じゃ
君は堕とせないみたいだからね。
こうさせてもらうよ…ンッ…


(ディープキス)


ハァッ…僕の魔力、受け取ってくれたかな?


苦しい?大丈夫。その拒絶反応さえ乗り越えれば
君は僕の従順なペットになるから。


君のその反抗的な目も嫌いじゃなかったけど…
いい加減、僕のモノになってもらわないと。


僕、君のこと気に入っちゃったからさ。
ちょっと反抗されたくらいじゃ、手放すつもりはないよ。


今度こそよろしくね…
僕だけのペットとして、さ。
クレジット
・台本(ゆるボイ!)
ドSでボクっ娘なダイヤの魔人にお気に入りのペットにされる
https://twitter.com/yuru_voi

・台本制作者
松平蒼太郎
ライター情報
マツダイラソウタロウ
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