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公開日2022年11月07日 18:39
更新日2022年11月08日 14:21
文字数
1325文字(約 4分25秒)
推奨音声形式
指定なし
推奨演者性別
女性演者向け
演者人数
1 人
演者役柄
指定なし
視聴者役柄
指定なし
場所
指定なし
あらすじ
世界の終わりと始まり
本編
場面//:学内の図書館で音楽を聴きながら読書中
(心の中の声)
この世界は偽物だらけだ。
みんなプラスチックの画面に吸い込まれるように顔を近づけて、
プラスチック製の言葉や、プラスチック製の可動域の少ない動画を喜々として
ハートマークや親指マークをタップする。
いくら水を注いだとしても育たない、プラスチックの木のようだ。
樹脂で塗り固められた友達の笑顔
朝、父が母に言った、今日は遅くなるから
愛はコンビニでも買えるらしい
灰色の鉱物で塗り固められた空
そこから空を飛べるなら、私は死んでもかまわない
あぁ、
私が神様だったらきっと、こんな世界は作らなかった
(ここまで)
(うわ言のように)
そういえば、彼が待ってるんだった。
1時間も過ぎちゃったなぁ。
でも、とりあえずこの本は借りちゃってから出ようかな。
彼、もうさすがに帰ってるよなぁ、、、。別に待ってなくていいんだけど。
場面//:自転車置き場
(彼氏が待っていてる)
(彼:おーい)
(本当に待ってなくて良かった様子で)
待っててくれたの?待ってくれなくて良かったのに、、、、
私だったら帰ってるよ?
(そういうの疲れるよって意味で)
そいうの本当に、、、、
(でも心配する様子で)
てか寒くなかった?風邪引いちゃうよね?
良かったら私のマフラー使って?ね?
(彼:ん、大丈夫大丈夫)
うん、、、、
(彼:まっ、自転車の後ろ乗って!)
(少し驚いた様子で)
え?自転車?うしろ乗るの?えぇっと、どこに?
(彼氏が後輪についているバーに足を乗せるんだよという仕草)
あっ、あぁなるほどここに足を掛けるんだね。
了解。
じゃぁ、失礼します。
あっ、イヤホン外しておかなくちゃ。
え?何聴いてたって?
レディオヘッドのフェイクプラスチックツリーだよ。
(彼:どんな曲?)
んー君にはわからないかも、、、
さっ。行こっか。
(場面ここまで)
場面//:景色の良い丘を自転車で移動 夕暮れ
寒いけど気持ちいい。ほんとさっきはごめんね?待たせちゃって。
(彼:全然まってなから、気にすることないよ)
うん。ありがとう。
君は本当に優しいよね、、、、
私達まだ付き合って2週間しかたってないけどさ
本当に私なんかで良かったの?
私なんて、、、君と違って優しくないし、、、っいうか冷めてるってよく友達からも言われるし、、、
(彼:僕は君のそいう冷静で、だけどたまに垣間見える優しさが本物のように思えて好きなんだ)
え?私のそういう冷静で、だけどたまに見せる優しが本物のように思えて好き?
そう、、、、なんだ、、、、
(彼:ほらみて。すっげー綺麗な夕日)
え?夕日?
(橙色の美しい夕日をみて、彼の言葉が嬉しい感情と夕日が綺麗な感情が混じって)
本当だ、、、、、、、
この夕日を見せる為に待っててくれたの?
・・・・
まるで、世界の終わりみたいだ。
(彼:え?なんて?)
ん?このまま走って、って言ったんだよ。
(嬉しいと寂しいが混じった笑い)
ははっ。私はバカだな。
私は君の優しさに疲れて、一人の方が楽だと思っていたし、孤独なんて怖くないと思ってた。
でも本当は私もプラスチックで固めた心で、何にもかも拒絶していたのは私だ。
君がいてくれる。
その世界が始まりだったんだね。
君が作った世界なら、君が一緒にいてくれるなら、
私は死んでもかまわない。
私も君が好きだよ。
(心の中の声)
この世界は偽物だらけだ。
みんなプラスチックの画面に吸い込まれるように顔を近づけて、
プラスチック製の言葉や、プラスチック製の可動域の少ない動画を喜々として
ハートマークや親指マークをタップする。
いくら水を注いだとしても育たない、プラスチックの木のようだ。
樹脂で塗り固められた友達の笑顔
朝、父が母に言った、今日は遅くなるから
愛はコンビニでも買えるらしい
灰色の鉱物で塗り固められた空
そこから空を飛べるなら、私は死んでもかまわない
あぁ、
私が神様だったらきっと、こんな世界は作らなかった
(ここまで)
(うわ言のように)
そういえば、彼が待ってるんだった。
1時間も過ぎちゃったなぁ。
でも、とりあえずこの本は借りちゃってから出ようかな。
彼、もうさすがに帰ってるよなぁ、、、。別に待ってなくていいんだけど。
場面//:自転車置き場
(彼氏が待っていてる)
(彼:おーい)
(本当に待ってなくて良かった様子で)
待っててくれたの?待ってくれなくて良かったのに、、、、
私だったら帰ってるよ?
(そういうの疲れるよって意味で)
そいうの本当に、、、、
(でも心配する様子で)
てか寒くなかった?風邪引いちゃうよね?
良かったら私のマフラー使って?ね?
(彼:ん、大丈夫大丈夫)
うん、、、、
(彼:まっ、自転車の後ろ乗って!)
(少し驚いた様子で)
え?自転車?うしろ乗るの?えぇっと、どこに?
(彼氏が後輪についているバーに足を乗せるんだよという仕草)
あっ、あぁなるほどここに足を掛けるんだね。
了解。
じゃぁ、失礼します。
あっ、イヤホン外しておかなくちゃ。
え?何聴いてたって?
レディオヘッドのフェイクプラスチックツリーだよ。
(彼:どんな曲?)
んー君にはわからないかも、、、
さっ。行こっか。
(場面ここまで)
場面//:景色の良い丘を自転車で移動 夕暮れ
寒いけど気持ちいい。ほんとさっきはごめんね?待たせちゃって。
(彼:全然まってなから、気にすることないよ)
うん。ありがとう。
君は本当に優しいよね、、、、
私達まだ付き合って2週間しかたってないけどさ
本当に私なんかで良かったの?
私なんて、、、君と違って優しくないし、、、っいうか冷めてるってよく友達からも言われるし、、、
(彼:僕は君のそいう冷静で、だけどたまに垣間見える優しさが本物のように思えて好きなんだ)
え?私のそういう冷静で、だけどたまに見せる優しが本物のように思えて好き?
そう、、、、なんだ、、、、
(彼:ほらみて。すっげー綺麗な夕日)
え?夕日?
(橙色の美しい夕日をみて、彼の言葉が嬉しい感情と夕日が綺麗な感情が混じって)
本当だ、、、、、、、
この夕日を見せる為に待っててくれたの?
・・・・
まるで、世界の終わりみたいだ。
(彼:え?なんて?)
ん?このまま走って、って言ったんだよ。
(嬉しいと寂しいが混じった笑い)
ははっ。私はバカだな。
私は君の優しさに疲れて、一人の方が楽だと思っていたし、孤独なんて怖くないと思ってた。
でも本当は私もプラスチックで固めた心で、何にもかも拒絶していたのは私だ。
君がいてくれる。
その世界が始まりだったんだね。
君が作った世界なら、君が一緒にいてくれるなら、
私は死んでもかまわない。
私も君が好きだよ。
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ライター情報
ご覧いただきありがとうございます。
すみません。この界隈に入ったばかりで正直名前を売り出したいという下心丸出しです。
もし、隅っこにでも下記クレジットを置いて頂けましたら嬉しいです。
白金のあ/みそら企画
@misorakikaku
セリフは読みやすいように変更していただいても構いません。
あなたのお声に合いますように。
すみません。この界隈に入ったばかりで正直名前を売り出したいという下心丸出しです。
もし、隅っこにでも下記クレジットを置いて頂けましたら嬉しいです。
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