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シチュボ台本『ハロウィンにはとっておきの悪戯を』
written by 藤屋順一
  • 甘々
  • のじゃロリ
公開日2022年11月14日 05:27 更新日2022年11月14日 05:30
文字数
828文字(約 2分46秒)
推奨音声形式
指定なし
推奨演者性別
女性演者向け
演者人数
1 人
演者役柄
指定なし
視聴者役柄
指定なし
場所
指定なし
あらすじ
リスナー君とハロウィンパーティーを楽しむために、一生懸命準備して『魔族の姫』になりきってリスナー君を驚かせようとするけれど、あまりに可愛すぎてリスナー君から逆に悪戯するよう無茶振りをされてしまい…
本編
あ、そろそろリスナー君が来る時間だ!

コウモリの羽も着けたし、メイクはバッチリ! ゴシックなドレスも… うん、可愛いはず! あとはセリフを覚えて…

ーーピンポーン

わわっ! もう来ちゃった… まだ心の準備が終わってないのに、ちょっと早いよぉ

うう… 仕方ないか…

「はーい、どうぞ入ってください」 ピッ

あぁ… どうしよう、ドキドキしてきた。 リスナー君、ちゃんとおどろいてくれるかな?

ーーガチャッ ギィイ〜 

よし! 今だ!

「あっはっは! よく来たなリスナーよ! 暗闇に潜む血に飢えた亡者が集う禍々しき夜に、のうのうと魔族の姫であるわらわの元へやってくるとは、なんと愚かなことよ! だがしかし、喜べ、リスナーよ。今宵のわらわは機嫌が良い。貴様の相手をするなど児戯に等しいが、わらわに甘き供物を捧げれば、この場は見逃し、闇の宴をともにしてやらんこともないぞ? どうじゃ?」

よし、完璧だ。 リスナー君の反応は… あれ? なんか微妙な顔してるなぁ…

「リスナーよ。聞いておるのか? 恐怖で声も出んようじゃのう。わらわはその手に持っているお菓子をくれなきゃ悪戯するぞと言っておるのじゃ」

「ん? 可愛いしかないって? あっ、あたり前のことを言うでない。 貴様のために一生懸命準備した… じゃなかった。えーと… わらわは魔族の姫じゃからの!」

「全然怖くないからお菓子はあげないじゃと? なっ!? ハロウィンにそんなルールなどないぞ! 貴様はただお菓子を渡して一緒にパーティーを楽しめばよいのじゃ」

「ええっ!? 悪戯でびっくりさせられたらお菓子をあげるって? えー、めんどくさいよぉ… あ… ちょ、調子に乗って面倒なことを言うでないわ!」

そんな事言われても、そこまで考えてなかったよ。 えーと、どうしよどうしよ…
もうっ! リスナー君の馬鹿っ!

「しっ、仕方のない奴じゃ。とっておきの方法でおどろかせてやるから近うよれ。うむ、目を瞑って少しかがむが良い。そのまま決して目を開けるでないぞ。 それでは、いくぞ…」

ちゅっ
クレジット
・台本(ゆるボイ!)
シチュボ台本『ハロウィンにはとっておきの悪戯を』
https://twitter.com/yuru_voi

・台本制作者
藤屋順一
ライター情報
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