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公開日2022年11月15日 08:13
更新日2022年11月15日 08:13
文字数
2037文字(約 6分48秒)
推奨音声形式
指定なし
推奨演者性別
女性演者向け
演者人数
2 人
演者役柄
幼馴染の男子と先輩の女子
視聴者役柄
男子高校生
場所
校門前→通学路
あらすじ
昔からの付き合いの男幼馴染と同じ部活の先輩女子が、放課後に鉢合わせしてしまい、貴方を取り合うことになって…?
本編
A.男幼馴染 B.先輩女子
A.おっ、来たか。帰ろうz…って、おい。お前、その隣の人は…
B.あ、初めまして。今日から後輩くんの彼女になりました、同じ吹奏楽部の三年です。よろしくお願いします。
A.…は?ちょ、おい!お前、OK出したのかよ⁉︎てか、この人がお前に告った人⁉︎
B.はい、そうですよ。というわけで、このまま一緒に帰らせてもらいますね。
A.いやいや!ふざけんなって!コイツは俺と付き合ってんの!今さら彼女とかあり得ねえだろ!
B.え?だって彼とは約束のキスだって済ませたんですよ?付き合うのは当然ですよね?というか、彼の女性恐怖症を治すのがわたしの彼女としての務めなので。
A.あ?コイツがいつそんなこと望んだ?大方、先輩が言わせただけだよな?コイツの気が弱いのにつけ込んで、無理やり同意させただけだろ?
B.仮にも初対面の女性に失礼なこと言うんですね。後輩くんとはきちんと同意の上で付き合うことになりましたから。ね?
A.おい、無理すんな。ホントはしんどいんだろ?嫌なら嫌ってはっきり言ってやれ。なんなら、俺が代わりに言ってやろうか?
B.そうやって貴方が甘やかすから、いつまでも後輩くんの女性恐怖症が治らないんですよ?わたしが貴方の甘やかしている分を補ってあげようと言ってるんです。むしろ感謝されてもいいくらいですね。そもそも、後輩くんが吹奏楽部に入ったのだって、女性の多い環境で自分の欠点を治すためなんですよ?幼馴染のくせに、どうしてそれをわかってあげないんですか?
A.よく回る口だな…大体、恐怖症を無理に治す必要ねえだろ。つか、そういう大義名分でコイツをオモチャにしてえだけだろ。下心見え見えなんだよ。
B.変な言いがかりはよしてくれますか?わたしは彼のためを思って言ってるだけですよ?彼のことが好きなのも本当ですし。
A.どーだかな…口ではなんとでも言えるよな。俺は見ての通り男だけど、コイツとなら人前でもキスできるぜ?
B.あははっ!後輩くんへの愛はその程度ですか?わたしなら、後輩くんに制服の下に手を突っ込まれても、大喜びしますよ?
A.ただのマゾっつーか、変態じゃねえかよ。やっぱこんな淫乱女にコイツのことは任せられねえ。ほら、俺んとこ来い。ちょっとでもその女から離れといた方がいい。
(Aが主人公を抱き寄せる)
B.そんなことありませんよね?わたしのこと、少しは好きになってくれましたもんね?ギュー♪
(Bが主人公の腕に抱きつく)
A.おい、離れろって。先輩の変態が移るだろ。てか、コイツは俺と付き合ってんの。先輩の入る余地ねーから。諦めて別の男と付き合え。
B.お断りします。彼と付き合うことは、ずっと前から決めてましたから。他の男の子は、最初からわたしの選択肢にありませんし。貴方こそ、その辺りに魅力的な女の子はたくさんいますよ?
A.女とは付き合わねぇ。どいつもこいつも信用ならねえしな。とにかく、ほら…とっとと帰るぞ。つーことで先輩、俺たちはこれで。そんじゃ。
B.あっ、ちょっと待ってください。わたしも一緒に帰りますから。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
A.先輩、どこまでついてくんだよ…帰り道、絶対ちげーだろうが。
B.いえいえ、こっちで合ってますよ。彼の家の向こうがわたしの家ですから。
A.なんでコイツの家知ってんだよ…もしかしてストーカーか?
B.失礼な人ですね、ホントに…貴方がそういう態度ばかり取っていたら、幼馴染の後輩くんも悪く見られるじゃないですか。彼女としてそれは見過ごせません。後輩くんとは一旦、距離を置くことをおすすめします。
A.はぁ?俺とコイツをしれっと別れさせようとすんな。これでも俺ら、中学の頃から交際してんだぞ。
B.なら尚更ですね。関係がマンネリ化してきてるんじゃないですか?一旦その関係を断ち切って、また改めてお友達から始めてみてはいかがです?それと、彼氏募集中の可愛い女の子なら吹部にいますので、紹介してあげてもいいですよ?
A.お断りだな。つーか、マジで黙れ。あんま調子乗ってっと、先輩といえど、容赦しねえぞ。
B.あー、怖〜い。仮にも女の子に暴力を振るうんですかぁ?それはいくらなんでも、男としてどうかと思いますよ?
A.え?……な、なんだよ、お前…いきなり仲良くして欲しいって言われても無理だろ。この先輩、人の彼氏取ろうとしてんだぜ?
B.わたしは構いませんけどね。貴方が後輩くんとわたしの交際を認めてくれさえすれば。
A.くっそ…じゃあ今後はどっちを優先するか、お前が決めてくれよ。お前が自分ではっきり決めるなら、俺もそれに従う。
B.そうですね。それがいいと思います。では後輩くん、乱暴で品のない幼馴染さんか、親切で心優しい先輩か、どちらを選びます?
A.俺にしとけ。今の聞いたろ?この先輩、人を平気で貶める人みてえだからさ。そういう人と付き合っても碌なことにならねぇ。
B.本当のことを言ったまでですよ。さ、選ぶのは後輩くんです。どっちを選んでも、わたしは後輩くんのこと諦めませんけどね。
A.お前の一番は俺だよな?
B.後輩くんの一番はわたしですよね?
A.おっ、来たか。帰ろうz…って、おい。お前、その隣の人は…
B.あ、初めまして。今日から後輩くんの彼女になりました、同じ吹奏楽部の三年です。よろしくお願いします。
A.…は?ちょ、おい!お前、OK出したのかよ⁉︎てか、この人がお前に告った人⁉︎
B.はい、そうですよ。というわけで、このまま一緒に帰らせてもらいますね。
A.いやいや!ふざけんなって!コイツは俺と付き合ってんの!今さら彼女とかあり得ねえだろ!
B.え?だって彼とは約束のキスだって済ませたんですよ?付き合うのは当然ですよね?というか、彼の女性恐怖症を治すのがわたしの彼女としての務めなので。
A.あ?コイツがいつそんなこと望んだ?大方、先輩が言わせただけだよな?コイツの気が弱いのにつけ込んで、無理やり同意させただけだろ?
B.仮にも初対面の女性に失礼なこと言うんですね。後輩くんとはきちんと同意の上で付き合うことになりましたから。ね?
A.おい、無理すんな。ホントはしんどいんだろ?嫌なら嫌ってはっきり言ってやれ。なんなら、俺が代わりに言ってやろうか?
B.そうやって貴方が甘やかすから、いつまでも後輩くんの女性恐怖症が治らないんですよ?わたしが貴方の甘やかしている分を補ってあげようと言ってるんです。むしろ感謝されてもいいくらいですね。そもそも、後輩くんが吹奏楽部に入ったのだって、女性の多い環境で自分の欠点を治すためなんですよ?幼馴染のくせに、どうしてそれをわかってあげないんですか?
A.よく回る口だな…大体、恐怖症を無理に治す必要ねえだろ。つか、そういう大義名分でコイツをオモチャにしてえだけだろ。下心見え見えなんだよ。
B.変な言いがかりはよしてくれますか?わたしは彼のためを思って言ってるだけですよ?彼のことが好きなのも本当ですし。
A.どーだかな…口ではなんとでも言えるよな。俺は見ての通り男だけど、コイツとなら人前でもキスできるぜ?
B.あははっ!後輩くんへの愛はその程度ですか?わたしなら、後輩くんに制服の下に手を突っ込まれても、大喜びしますよ?
A.ただのマゾっつーか、変態じゃねえかよ。やっぱこんな淫乱女にコイツのことは任せられねえ。ほら、俺んとこ来い。ちょっとでもその女から離れといた方がいい。
(Aが主人公を抱き寄せる)
B.そんなことありませんよね?わたしのこと、少しは好きになってくれましたもんね?ギュー♪
(Bが主人公の腕に抱きつく)
A.おい、離れろって。先輩の変態が移るだろ。てか、コイツは俺と付き合ってんの。先輩の入る余地ねーから。諦めて別の男と付き合え。
B.お断りします。彼と付き合うことは、ずっと前から決めてましたから。他の男の子は、最初からわたしの選択肢にありませんし。貴方こそ、その辺りに魅力的な女の子はたくさんいますよ?
A.女とは付き合わねぇ。どいつもこいつも信用ならねえしな。とにかく、ほら…とっとと帰るぞ。つーことで先輩、俺たちはこれで。そんじゃ。
B.あっ、ちょっと待ってください。わたしも一緒に帰りますから。
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A.先輩、どこまでついてくんだよ…帰り道、絶対ちげーだろうが。
B.いえいえ、こっちで合ってますよ。彼の家の向こうがわたしの家ですから。
A.なんでコイツの家知ってんだよ…もしかしてストーカーか?
B.失礼な人ですね、ホントに…貴方がそういう態度ばかり取っていたら、幼馴染の後輩くんも悪く見られるじゃないですか。彼女としてそれは見過ごせません。後輩くんとは一旦、距離を置くことをおすすめします。
A.はぁ?俺とコイツをしれっと別れさせようとすんな。これでも俺ら、中学の頃から交際してんだぞ。
B.なら尚更ですね。関係がマンネリ化してきてるんじゃないですか?一旦その関係を断ち切って、また改めてお友達から始めてみてはいかがです?それと、彼氏募集中の可愛い女の子なら吹部にいますので、紹介してあげてもいいですよ?
A.お断りだな。つーか、マジで黙れ。あんま調子乗ってっと、先輩といえど、容赦しねえぞ。
B.あー、怖〜い。仮にも女の子に暴力を振るうんですかぁ?それはいくらなんでも、男としてどうかと思いますよ?
A.え?……な、なんだよ、お前…いきなり仲良くして欲しいって言われても無理だろ。この先輩、人の彼氏取ろうとしてんだぜ?
B.わたしは構いませんけどね。貴方が後輩くんとわたしの交際を認めてくれさえすれば。
A.くっそ…じゃあ今後はどっちを優先するか、お前が決めてくれよ。お前が自分ではっきり決めるなら、俺もそれに従う。
B.そうですね。それがいいと思います。では後輩くん、乱暴で品のない幼馴染さんか、親切で心優しい先輩か、どちらを選びます?
A.俺にしとけ。今の聞いたろ?この先輩、人を平気で貶める人みてえだからさ。そういう人と付き合っても碌なことにならねぇ。
B.本当のことを言ったまでですよ。さ、選ぶのは後輩くんです。どっちを選んでも、わたしは後輩くんのこと諦めませんけどね。
A.お前の一番は俺だよな?
B.後輩くんの一番はわたしですよね?
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台本の創作は自由にやらせてもらっております。よろしくお願いします。
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