0
ヤキモチ妬きの先生彼女
written by レオン
  • カップル
  • 恋人同士
  • 教師
公開日2021年06月05日 18:00 更新日2021年06月05日 18:00
文字数
1249文字(約 4分10秒)
推奨音声形式
指定なし
推奨演者性別
女性演者向け
演者人数
1 人
演者役柄
教師(彼女)
視聴者役柄
生徒(彼氏)
場所
指定なし
あらすじ
周囲に内緒で先生と付き合っているアナタ。いろんな人から慕われるアナタに、先生は…的な話です。
男女どちらでもお読みいただける作品です。
本編


(SE:黒板に文字を書く音)

はい、ここの文法はテストでよく出ますからね
ちょっとそこ…喋ってないでちゃんとノート取りなさい
次のテスト散々でも知らないわよ
…あ、もうちょっとでチャイム鳴っちゃうわ
じゃあ授業はここまで
この間の小テスト返します
名前呼ばれたら取りに来てくださいね

…はい、アナタは補習
えーじゃないの
放課後、居残りだからね?

(SE:チャイム音)

じゃあ授業は終わりにします
…あ、ちょっとアナタ
ホームルーム終わったら、ちゃんと私のとこまで来てね?
あんまり言いたくないけど、最近点数が…ってちょっと!
話終わってないわよ…はぁ
もうどっか行っちゃったし…

(SE:ノックする音)

はい、どうぞ

(SE:扉を開ける音)

ちゃんと来たわね、よかった
はい、じゃあ補習を…ん?なに?
別に…怒ってないわよ
だから怒ってないってば
ただちょっと、なんて言うか…もういいの
補習が先よ
え?話が先?あのねぇ…はぁ

…あぁもう、分かった分かった
ちょっと聞きたいこともあったしね
少しお話しましょう

私の授業のあと、どこ行ってたの?
話の途中でいなくなっちゃうんだから

え?後輩に呼ばれてた?
そう…
あの、まさか告白とか…?
いや言いたくないならいいんだけどさ…

そ、そうなんだ
やっぱりそうだよね…
で?なんて返事したの?
あ…そっか、断ったんだ…よかった
当たり前って、そんなの分かんないじゃない
私と付き合ってるのも他の人は知らないでしょ?
アナタよくモテるからさ…
やっぱり、不安にもなるわよ
私より…若い子がいいのかな、って
今日の授業中だって違う子に話しかけられたりしたりさ
私が…彼女なのに
あんなにベタベタ触ったりして

ちょっと…笑うとこじゃない
結構真剣に悩んでたんだから…

え?なに?
…ヤキモチ?
そんな改まって言わないでよ
恥ずかしいじゃない…バカ

…そうよヤキモチよ、悪い?
いい歳して…私だって嫌よ
でもしょうがないじゃない、どうしても…妬いちゃうんだもん
昔からそうなの…いい加減直したいのに
ごめんね、めんどくさい彼女で…
嫌いになった…?

ホント…?
私のこと、好き?
うん、じゃなくて…ちゃんと言って?
ふふ…よかった
私も好きだよ

…浮気、しちゃヤダよ?
私だけ見てて?
え?私?
私は浮気なんてしないから大丈夫
ていうか浮気できないよ…こんなに好きになっちゃったんだから
うん、約束ね

…え?
約束のハグとチュー…って
ここ学校だからダメよ
帰ったらたくさんしてあげるから
ホントにダメだってば…
もし誰かに見られでもしたらどうするの

…そんな目で見ないでよ
あぁもう、分かったわ
ハグだけね?
はい、おいで

(SE:洋服が擦れる音)

あ、ちょっと力強いってば…
…は、はいおしまい!
これ以上はもうダメ
違うわよ、ハグが嫌なんじゃないの
学校だし…これ以上されたら私
ドキドキしちゃうから…
わかるでしょ?
続きは家に帰ったら、ね?

あ…外暗くなってきたわ
だいぶ時間過ぎちゃったかな…
はい、じゃあそろそろ補習を…っ!

(リップ音)

…あっ、ちょっと!
ダメって言ったじゃない…!
…もう怒ったわ、予定変更よ

補習は私の家でやるわ
今日はたーくさん、お勉強するわよ
勿論…アナタにしか受けられない特別な補習
いい?絶対寝かせてあげないから
徹夜は覚悟しといてよね…

(リップ音)



fin
クレジット
・台本(ゆるボイ!)
ヤキモチ妬きの先生彼女
https://twitter.com/yuru_voi

・台本制作者
レオン
ライター情報
 初めまして、レオンと申します。
 pixivでフリー台本を掲示させていただいております。
 使用していただける際はTwitterのDMなどにお知らせいただけると嬉しいです。
有償販売利用の条件
有償・無償どちらもお好きに使っていただいて構いません。
利用実績(最大10件)
レオン の投稿台本(最大10件)